カルタゴ徒歩4時間の観光 ~ アントニヌスの共同浴場【チュニジア旅行記 #12】

カルタゴ遺跡の徒歩観光の続きです。

午前10時に、ビュルサの丘をスタート。その後、円形闘技場、ローマ劇場、ローマ人の住居と見学して、現在12時。

ちょうど、鉄道の西側半分を2時間で回ったことになります。

あとは、アントニヌスの共同浴場を見学して、海沿いに歩くだけですから、もう2時間くらいあればいけるでしょうか。

ローマ人の住居をあとにします。

当時も高級住宅街だったんでしょうが、今でも高級住宅街の雰囲気です。

 

ここにも、武装した警官。

高級住宅街なので、政府関係者の邸宅なんかも多く、それで警備が厳重なのでしょうか。

 

地中海に面したアントニヌスの大浴場

ローマ人の住居から、アントニヌスの大浴場までは、徒歩10分ほど。

ここは、カルタゴ観光の一番人気だけあって、観光バスも止まってますね。

ここが入り口です。

入る感じは、なんか動物園か植物園のよう。

ローマン・バスですか。

さて、順路がどうなっているかわからないんですが、とにかく散策開始。

 

おお、地中海を臨む遺跡、レバノンのビブロス遺跡を思い出します。

これだけでは、浴場という感じはしませんね。下に降りてみましょう。

数多くの浴室らしき部屋が見えました。

 

この時間、逆光でうまく撮れません。単に撮影者の技術か・・・

 

では、浴室に入ってみます。

 

 

おお、これはすごい。

 

当時は、2階建ての建物に、風呂だけでなく、サウナやプールなどまで備えていたらしい。

 

地中海を臨めるスパリゾートじゃないですか。

 

タイムマシンで、当時を見たいものです。

しかし、とてつもなく広い。

箱根のユネッサンと比較したら怒られるかもしれないけど、当時は、そんな感じじゃないですか。

だって、これ全部、お風呂だったんですよ。

 

更衣室やトイレまで入れたら、100を超える部屋があったとされています。

壁にはフレスコ画が飾っていたというから、とてつもなく豪華な流れるプール?

 

たしかに2階建てであったことを物語っています。

 

柱の高さもすごい。

 

これ、当時の姿? こんなにきれいに風化せず残るものなの?

このへんは、大浴場かな。

ちょっと部屋の中にも入ってみたくなりました。

 

更衣室? トイレ?

しかし、サウナまであったというから驚き。

 

とにかく広い、アントニヌス共同浴場でした。

 

出口です。

出口の周りは、お土産屋さんとタクシーだらけ。

 

でも、はっきり言って、タクシー要らない距離です。

「地球の歩き方」には、タクシーをチャーターするのも一考、とは書いてありますが。

次の目標は、「カルティエ・マゴン」。

この左側の白い建物。パシャパシャ写真とってたら、前方の警察ににらまれた。

後でよく見たら、警察署だった。危ない危ない、笑えないよ・・・

 

ここからは、基本的に地中海に沿って歩くことになるのかな。

今日は正月で、学校も休みです。

 

透き通った地中海。

 

風もなく、すごく気持ちいいです。

 

閉鎖されていた「カルティエ・マゴン」

ところで、「カルティエ・マゴン」の入り口が見つからない。

角を曲がって、

なんと、閉鎖されていました。

いや、修復工事中なのかどうかわかりませんが、とにかく入れず。

これは、鉄格子のすきまから撮った写真。

これも、住居跡ですが、マゴンの名は、初代カルタゴ王・マゴからとったそうです。

建物の基礎部分しか残っていません。

 

さて、次の目標は、古代カルタゴの港。

途中、地中海をのぞきながら。

 

緑色の地中海

港に出ました。

遺跡としての港は、対岸の左側。

 

今日は、ほとんど稼動していない(元日だからね)ようですが、普段は、地中海で漁をしているんでしょうか。

 

港より、地中海のほうがいいな。

青というより、緑に近い地中海の色。

    

対岸に渡るには、ぐるっと遠回りしなくてはならないし、港は割愛することにしました。

それに、そもそも、カルタゴの遺跡に含まれていません。

湾岸に並ぶ高級住宅。

   

ポエニ人の墓地トフェ

さて、最後のカルタゴ遺跡「トフェ」です。港から、歩いて10分足らずです。

このトフェで、カルタゴ遺跡をすべて制覇となりました。

チェックされていないのは、さきほど閉鎖されていた「カルティエ・マゴン」と、休館中らしい「パレオクレティアン博物館」だけ。

ちょっとした、達成感です!(^^)!

さて、最後の見学となったトフェですが、

  

ただのお墓です。いや、失礼。

ポエニ時代には、タニト神の聖域と呼ばれた場所です。

タニト神は、カルタゴの守護神です。

当時のカルタゴでは、幼児を神に捧げる生贄の習慣があったという。

実際、この場所から、幼児の骨壷なども発見されている。背筋が凍るような話です。

そのような慣習のない現代社会、そして日本に生まれた自分に感謝。

では、カルタゴの遺跡にさようなら。

 

時計を見れば14時。

「カルタージュ・デルミッシュ」駅を降りたのが、午前10時でしたから、全て徒歩でトータル4時間で、カルタゴの遺跡を概ね見て回れました。

順路は以下の通り。

一つ一つの遺跡を、もう少し時間をかけてみても、丸1日あれば足りると思います。

「地球の歩き方」には、すべてのポイントを1日で徒歩で回ることは不可能、と言い切っていたので、身構えていましたが、そんなことはない。

トータル8キロほどの道のりで、4~5時間あれば、十分回れます。

 

カルタゴの他の遺跡の様子は、以下の記事をどうぞ参照ください。

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