成田 ⇒ イスタンブール新空港 ターキッシュエアラインズで旅立ち【チュニジア旅行記 #1】

さて、年の瀬12月30日の夜、成田空港第一ターミナルにやって来ました。

これから、遠く10,400km離れたチュニジアへ向かいます。

今年は、これで9回目の弾丸一人旅。

それでも旅立ちの高揚感は、まったく変わりません。

年に9回も旅立ちの興奮を味わえる自分に、素直に感謝です。

出国ラッシュのない? 成田空港第一ターミナル

なんといっても今日は12月30日。明日から6連休という会社員も多いはず。

出国ラッシュを予想して、会社を定時に退社。早めに空港に来たんですが、閑散としています。

やっぱり、「6連休」ではなく「9連休」にした人が多いのかな・・・

発着時間が拡大された成田空港。

とはいっても、この便数では、閑散としているのも無理はないです。

成田空港は、このまま凋落していっちゃうのかな。千葉県人としては寂しい限りですが。

ターキッシュエアラインズ・イスタンブール行きは、30分繰り上がって22:30発になっていました。

そのターキッシュのカウンター付近だけが人だかり。

なぜか、今回オンラインチェックインができなかったんですよね。

ターキッシュの利用はもう10回以上になるけど、初めてのことです。

したがって、座席も指定できず・・・

どうしよう、B席とか、シートとシートの間の席だったら・・

一人旅だから、十分ありえるハナシ。

待っている間、「10万円でビジネスクラスへのアップグレードいかがですか?」と、スタッフが声をかけて回ってました。

うーん、10万かぁ・・5万ならなぁ・・

そんな不安をかかえながらも、ターキッシュのロゴとカラーを見て、旅立ちの気分が湧き起こります。

ターキッシュエアラインズは、今年(2019年)の3月のセルビア&ボスニアヘルツェゴビナ旅行以来の9ヶ月ぶり。

実は、その前回の搭乗直後に、イスタンブールの国際空港の拠点が、アタチュルク国際空港からイスタンブール空港に移転しました。

空港コードも、そのまま引き継いで「IST」。

まだ拡張中ですが、最終的には成田空港の8倍、東京ドーム1,600個以上の面積というバケモノのようなイスタンブール新空港との初対面が、今回の旅の最初の楽しみです。

順番が来て、「窓際を」とオーダーすると、あえなく満席。

では「通路側を」とお願いすると、グランドスタッフのお姉さんは、なにやら電話して確認したうえで、確保してくれました。

なんか特別席でも設えてくれたんでしょうか。

 

ターキッシュエアラインズの搭乗で、通路側ははじめて。

イスタンブール新空港着陸の景色を見定めたかったんですが、残念。

でも、たぶんアタチュルク空港のときのような街の灯りは見えないでしょう。イスタンブール新空港は、かなり郊外に離れて造られたそうですから。

 

チケットを眺めて失敗した!と気づく。

イスタンブールからチュニスまでも通路側になってる。チュニス行きは窓際にしてくれればよかったのに・・・

初めて訪れる国は、飛行機着陸の直前から町を見下ろしたいものです。

フライトスケジュール

  航空会社 便名 フライト

乗継ぎ時間

往き

ターキッシュ

エアラインズ

TK53

成田23:00 ⇒ イスタンブール5:45

8時間40分
TK663

イスタンブール14:25 ⇒ チュニス15:40

 

帰り

カタール航空

QR1400

チュニス16:05 ⇒ ドーハ23:20

2時間35分
QR806

ドーハ1:55 ⇒ 成田17:45

 

イスタンブール新空港との対面が一つ目の楽しみなら、二つ目の楽しみはイスタンブールのトランジット時間を利用した弾丸観光。

イスタンブールでは、幾度となくトランジットをしていますが、その間に空港を出て街を歩くのは初めて。

8時間40分の乗継時間は、もちろん意図したもの。イスタンブール自体も4年ぶりの再会となるので、興奮が高まります。

 

さて、出国審査をへて、47番ゲートへ。

しかし、年末にこの閑散振りでは寂しいよね。

 

ターキッシュエアラインズTK53便のフライト 成田 ⇒ イスタンブール

47番ゲートに着くと、ちょうどCAさんが乗り込むところ。

ボーディングがはじまりました。

搭乗客はほとんど日本人ですが、みんな浮き浮き顔。そりゃ、当たり前ですね(^_^)

さて、指定された席にたどり着いてみると、なんと最前列。足を伸ばせる特等席です。

さっきのグランドスタッフのお姉さんは、これを確認してたんだ・・・

たぶん、この最前列は、お子様連れとか、そういう人用にとってあるんでしょう。

こりゃラッキーです。これならイスタンブールまでの11時間半、快適に過ごせるし、トイレの心配もないので、ワインをガンガンいけますね!(^^)!

 

イスタンブールまでの距離が変わってる。

以前は、たしか9,006kmだったのに、8,974kmに減ってる。新空港になったからだね。

ターキッシュのおいしい機内食

水平飛行に移ると、すぐに機内食です。

ターキッシュエアラインズは、機内食も美味しいので楽しみ。

赤ワインをいただくから、ここはトルコ風ハンバーグかな。

先に飲み物を配りに来ました。

 

おいしそうなワインにのどがなります。

思惑に反してハンバーグは品切れ。チキンです。

でも、この和風チキン弁当が美味しかった。

赤ワインも最高です。

この「ANCYRA」という銘柄のワインが、本当に美味しい。

CAに頼んで2本目をもらいます。「エンジョイ!」と愛想がいいCAです。

あとで調べて見ると、「ANCYRA」はトルコワインの老舗。

そして「ANCYRA」は、トルコの首都アンカラの古代名だそうです。

どおりで美味しいわけだ(なんのこっちゃ笑) 

 

私のような酒飲みだけでなく、この機にはムスリムも乗っていることでしょう。

定期的に現れる、聖地メッカの方角です。

2度目の機内食

赤ワインで気持ちよくなり、ノイズキャンセリングのヘッドホンを耳にぐっすり眠ります。

そして気配で目を覚ますと、朝食の時間でした。

今度も和食、魚料理でした。

コーヒーをいただいて目を覚まします。

機は黒海上空を飛行中。まもなくイスタンブールですね。

通路側の席だと、着陸時の景色が見えないので残念。

イスタンブールは雨模様のようです。

イスタンブールに到着です。CAさん、ワインのお代わりありがとう!

イスタンブール新空港に到着 トルコへいったん入国

雨模様っていうか、土砂降りのようです。

うーん、どうしよ。

でも、せっかくの8時間以上の乗継時間。空港にとどまっているのは癪です。

予定通り、弾丸観光に繰り出そう、と考えたところで、折りたたみ傘を預け荷物に入れてしまったことに気づきます。とほほ・・・

雨に濡れて、美しく光る機体。

さて、コンコースの中に入りました。

まだ開港から1年と経っていないイスタンブール新空港。さすがにきれいです。

出発ロビーを見下ろしながら歩きます。

ほんとけっこう歩きます。

勝手知ったアタチュルク国際空港とは、全然雰囲気が違います。

 

さて、私のチケットはトランスファーだけど、入国してイスタンブールを弾丸観光するつもりだからパスポートコントロールだよね。

イミグレに並ぶ人の列。

私は、単独でイスタンブール弾丸観光をしてくるつもりですが、ターキッシュエアラインズは、トランジットツアーも用意しているようです。

ちょうど、カタール航空のドーハトランジットツアーのようですね。

その場合も、いったん入国することになるのかな。

トルコのスタンプをペタリ。

以前押してもらった丸いスタンプではなくなっています。

しかしまあ、雑な押し方だこと(笑)

私の、大事な大事な他国のスタンプの上に、ドンと押されちゃいました。

スリランカ国さん、ごめんね・・・

さて、生涯2度目のトルコ入国。

現在午前5時半。まだ外は夜も明けてなく真っ暗ですが、チュニス行きのフライトのボーディングが13:25。

8時間ありますので、イスタンブールを駆け足で観光して、早めに空港に戻り、空港のラウンジなども見学するつもりです。

では、まず、弾丸観光のための軍資金を手に入れないと。

今回のイスタンブール&チュニジア4泊6日一人旅の全行程&費用はこちらです。