【体験】チュニジアを週末弾丸2泊4日でめいっぱい楽しむ方法 3連休+1日

チュニジアは、アフリカ大陸の国でありながら、ヨーロッパ文化も受けてきた国。

遺跡あり、旧市街あり、洗練された新市街あり、美しい海岸線あり、地中海料理ありと、とても楽しい国です。

また、アラブの春の発祥地でもあり、唯一アラブの春の成功事例ともされる国です。

私は、年末年始にチュニジアを4泊6日で旅してきたわけなんですが、見方によっては、2泊4日、つまり週末弾丸旅行が出来るのでは、と感じました。

サラリーマンやOLのみなさん。朗報です!

2泊4日。つまり3連休に有給休暇を1日足せば、チュニジアを満喫できるプランを思いつきました。

さっそくみてみましょう。

チュニジアが弾丸旅行に向いている理由

要点だけ先に言うと、こんな感じです。

  • 時間効率がよいフライトがある。
  • 首都チュニス付近に、見どころや遺跡が多い。
  • 公共交通機関が充実している。
具体的にみてみましょう
時間効率のよいフライトがある。

チュニジアと日本は、直行便こそありませんが、ターキッシュエアラインズ、カタール航空、エミレーツ航空などが、それぞれの航空拠点をトランジットとして結んでいます。

実は、日本とチュニジア、アクセスがいいんですね。

出典:スカイスキャナーより 2020年3月25日現在

 

たとえば、上図のようにターキッシュエアラインズのフライトを使えば、会社を退けてから出発できるし、帰国の日も午前中は丸々観光に充てられそうです。

11月の勤労感謝の日を含んだ3連休の前の金曜日を休暇取れれば、成立できるフライトです。

 

さて、それでは、チュニス付近に的を絞った、モデルルートを公開します。

チュニジア2泊4日モデルルート

日付

午前

午後

宿泊地

11/19(木)

 

羽田22:55発

機内

11/20(金)

イスタンブール経由

チュニス10:15着

チュニス観光

・夕暮れの旧市街

チュニス

11/21(土)

カルタゴ観光

シディ・ブ・サイド観光

チュニス

11/22(日)

・バルドー博物館

・新市街のランチ

チュニス16:35発

機内

11/23(月)

イスタンブール経由

羽田19:45

 

素晴らしいスケジュールが出来上がりました(笑)

このスケジュールなら、

  • 世界遺産「チュニス旧市街」
  • 世界遺産「カルタゴ遺跡」
  • モザイク画で有名な「バルドー博物館」
  • 青と白の街「シディ・ブ・サイド」
  • チュニス新市街のレストランで「チュニジア料理」

たった、2日間で、こんなに楽しめるんですよ。

これは、見どころがチュニス周辺に集まり、また公共交通機関が充実しているのでなせる業ですね。

旅費はどのくらいかな?

航空券代が8万円とすると、こんな感じかな。

用途

利用区間など

費用

飛行機

(ターキッシュ)

成田 ⇒ イスタンブール ⇒ チュニス(往復)

約80,000円

ホテル チュニス:ホテル・ロイヤル・ヴィクトリア(2泊) 14,000円

現地移動代

バルドー博物館、カルタゴ遺跡、など

約3,000円

食事代

新市街のランチなど現地で5回ほど

約10,000円

合計107,000円。まあまあなとこじゃないでしょうか。

食事は、こんなにかからないとは思いますが、1食くらいは豪華にいってもいいと思うので。

 

実践:チュニジア観光

では、モデルルートについて、実際に自分の目で見てきた臨場感で、お伝えします。

チュニス旧市街(世界遺産)

迷路のようなスークが縦横無尽に乱れあい、ときおりアザーンがこだまする、異国情緒満点な街です。

チュニス旧市街の詳しい様子はこちら

カルタゴ遺跡「世界遺産」

ローマ帝国を相手に繰り広げられたポエニ戦争。

この地中海に浮かぶシチリア島をめぐっての大戦争は、紀元前264年から146年に3度にわたって展開され、結果的にカルタゴは敗れ、町は廃墟と化しました。

この遺跡、「地球の歩き方」には、1日では回りきれない、とあります。

たしかに広範囲に散らばってますが、計画的に歩けば、4~5時間で回れると思います。

カルタゴ遺跡の詳しい回り方はこちら

シディ・ブ・サイド

 

白と青の街、シディ・ブ・サイド。チュニスやカルタゴから簡単にアクセスできる美しい街です。

シディ・ブ・サイドの詳しい様子はこちら

バルドー博物館

チュニジアのルーブルと呼ばれる、紀元前からのチュニジアの歴史物が展示されたチュニジア隋一の考古学博物館。

特に、ローマ帝国時代のモザイクコレクションは世界最大規模。

モザイク画が好きな方なら、1日いてもあきません。

バルドー博物館の行き方&中の様子はこちら

チュニジア料理

新市街のレストランで高級ランチといくのもおススメですが、アラブらしく、ケバブもおススメ。

チュニジア料理のランチはこちら

まとめ

いかがでしょうか。

上記に示したルートで、これだけの観光が可能なんです。

忙しくて、なかなか休暇の取れないサラリーマンやOLの方でも、行ける気がしてきませんか。

しかも、10万円ちょっとで。

 

あと、番外編として、フライトはイスタンブールでトランジットします。

特に帰りなんか、4時間強の乗継時間がありますから、超巨大なイスタンブール空港の雰囲気も楽しめますよ。

2泊4日、3連休プラス有給1日で、チュニジアは楽しめるんだ、ということに気づいてもらえれば、旅人としては最高です。

 

ただし、前提として、

コロナ騒ぎがおさまらないと旅立てない

これが、悲しいところですね。

それまでは、目をつぶって空想旅行でも楽しみますか(^.^)