旅人にとって楽しみな連休。
欧米社会のように、バカンスに1ヶ月の休暇みたいなことが望み薄な日本社会において、連休は旅人にとって、とても楽しみ。
連休に有給休暇をくっつけて、1年も前からこフライトを予約する、サラリーマンやOLも多いことでしょう。
世の中、少しづつ意識改革がなされているようには思いますが、それでも、有給休暇取得率が、いきなり全社100%になるとは思えない。
連休というのは、現役世代の旅人にとって、千歳一隅のチャンスなんです。
最近では、昨年(2019年)の10連休が記憶に新しい。
私は、長年の夢であったシルクロードを旅することができました。
変則連休 2020年7月の祝日
ところで、旅人にとっては、2020年は最高の1年になるはずでした。
というのも、GW以外に、4連休が2度も訪れる祝日スケジュールとなっているからです。
そのうちの一つが7月。
スポーツの日である10月12日が7月24日に移動されたことによる変則的な4連休。
これは、もちろん、7月24日から開催される東京オリンピック・パラリンピックに合わせて設定されたもの。
では、オリンピックの延期が決定された今、この連休はどうなるのでしょうか?
内閣府は「祝日変更の可能性はゼロではない」との回答
政府の回答としては、まあそうなるでしょうね。
ただし、私の考えとしては、オリンピックとは関係なく、数ヵ月後の日程は動かすべきではない。
システム的な改修なども伴い、無用な混乱を招く可能性は大いにあります。
よって、私は、祝日の並びは変わらないものと考えています。
旅行者にとって重要なのは正しい情報収集
祝日は動かないとしても、旅行者はどうすればよいか。
結局、旅行者は、愚直に情報収集に努めるしかありません。
- 自分の勤務する会社からは、どのようなルールが発信されていますか。
- 外務省の海外渡航ルールは、どうなっていますか。
- フライトや渡航先の入出国は正常ですか。
- 渡航先の観光客受け入れ態勢はどうなっていますか。
この4つが重要になりますが、もっとも注意すべきは3および4です。
1と2は守って当たり前ですからね。
では、3は航空会社に問い合わせれば情報が収集できるとして、4はどうすればよいのか。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しよう
「たびレジ」とは、外務省が海外各国の安全情報等を無料で配信しているサービスです。
利用者登録を行い、渡航予定先を設定しておくと、当該国の大使館がなにか情報を発信した際に、メールが配信される大変便利なサービス。
- 政府が渡航自粛を解除したので行ってみたら、観光施設のほとんどが閉まっていた。
- 空港で、思わぬ検閲が待っていて、身動き取れなかった。
みたいなことになると、せっかくの旅が台無しです。
「たびレジ」に登録することで、現地の大使館の情報などを、逐次メールで送ってくれるので安心です。
祝日は、おそらく予定通りに稼動するとは思いますが、そこをめがけて取得したチケットをどうするか。
2020年は、旅人にとって、微妙な判断が求められる苦難な年になりそうですね。