しっとりと雨にぬれた世界遺産「薬師寺」の見学を終え、次なる目的地「唐招提寺」へと向かいます。
「薬師寺」から「唐招提寺」へは、「歴史の道」を歩いて徒歩10分ほどの距離です。
「歴史の道」を歩いて「唐招提寺」へ
桜舞い散る「歴史の道」。
ここがなぜ「歴史の道」と呼ばれるのかわかりませんが、「薬師寺」から鑑真が創建した「唐招提寺」までをむすぶ道なんです。
「歴史の道」と言ってもいいでしょう。
「蕎麦切り よしむら」で食べる「かきあげざる」
その「歴史の道」をてくてく歩いていくと、蕎麦屋さんがありました。
考えてみれば、ランチ抜きで散策していたし、ちょうどお腹もすいていたので、いっぷくするとしました。
「お昼セット」と「温かいそば」は売り切れね。大丈夫です。
午後3時近いので、お客はそんなにいません。
が、立地のよさと、のど越しのいい細麺のそばが好評で、通常は満員御礼のお店のようです。
私の持っているガイドブックにも載っていました。
では、おススメメニューにあった「かきあげざる」を注文します。
ほどなくして、運ばれた冷やし麺は、たしかに細麺でおいしそう。
かきあげも、季節の材料を使っているそうで、からっとしてそうです。
運んできてくれた女将さんが手ほどきをしてくれたのですが、忘れてしまい、塩とわさびを、上からふりかけてしまいます。
ほんとは、こんなふうに食べるみたいです。
でも、たしかに、かむひまを与えないようなのどごしの手打ち蕎麦。
ひさしぶりに、おいしい「かきあげそば」を食べた気分です。
食べ終わる頃に、蕎麦湯をもってきれくれました。
お値段は1,400円。
観光地のど真ん中と考えれば、コスパはいいんじゃないでしょうか。
「薬師寺」と「唐招提寺」をセットで見学するのなら、あいだに「よしむら」をはさむと、美味しく腹ごしらえができます。
では、お次は「唐招提寺」ですね。