【晩秋の京都一人旅#28】「今熊野観音寺」西国三十三所の紅葉名所

さて、晩秋の京都一人旅も大詰め。というか、最後の訪問地「今熊野観音寺」です。

皇室ゆかりの御寺・泉涌寺の塔頭なので、「雲龍院」拝観の帰り道、泉涌寺の参道を下っていくと、右手に現れます。

西国三十三所の第十五番札所「今熊野観音寺」

「今熊野観音寺」は西国三十三所の第十五番札所。

この旅では、第二十番である「善峯寺・観音堂」と、第十一番の「醍醐寺」を巡りました。

かなり距離はあるけれど、全部回ってみたくなりました。

西国三十三所とは、こちらをご覧ください。

門をくぐって参道を歩きます。

「今熊野観音寺」と「泉涌寺」の間を流れる川が今熊野川。

その川にかけられた鳥居橋です。

境内は、とても広いようです。

「今熊野観音寺」は、「東福寺」からなら徒歩15分ほど。京都駅からでも、歩けない距離ではありません。

「泉涌寺」では、ほぼ終わりかけていた紅葉が、ここでは少し残されているようです。

「頭の観音さん」今熊野観音寺の境内を歩く

境内に入ると、子供を引き連れた像に出会います。「子まもり大師」とあります。

「ぼけ防止」の「頭の観音さん」として名高い「今熊野観音寺」ですが、様々なご利益があるようですね。

境内を一段上がると、本堂に対面。

現在の観音寺本堂の位置は、かつての奥の院順礼堂にあたり、弘法大師が熊野権現と出会われた、最も神聖なる場所であるとのこと。

そして、こちらが「ぼけ封じ観音」。

「ぼけ」だけでなく「頭痛」からも護ってくれるそうで、私も精一杯お祈りしました。

実は、明日からの仕事のことで、頭が痛い・・・(笑)

茶屋をのぞいてみますか。「菩提樹」とあるけど、ほんものではないよね(^_^)

けっこう、紅葉が楽しめます。

「子まもり大師」を見下ろします。

いい感じに散っていた紅葉。

この旅では、いったい何枚の紅葉に囲まれたのだろう。

ふたたび境内を歩きます。

「今熊野観音寺」を開いた弘法大師が、「五智水」と名づけた泉。

枯れることなく、今日まで観音さまを潤しているそうです。

「今熊野観音寺」の鎮守社「稲荷社」「熊野権現社」

こちらが「稲荷社」。苔が稲に見えてきます。

弘法大師が唐から帰国し、この地で熊野権現と会われたことに由来する「熊野権現社」。

苔むす大地に浮き出る木の根が風格を感じさせますね。

それにしても、こんなに紅葉が楽しめるとは思わなかった「今熊野観音寺」。

たしかに、「東福寺」の賑やかさに隠れた紅葉の名所ですね。

帰りの新幹線の時間を気にしながらも、のんびり境内を散策。

この4日間、晩秋の京都をおおいに堪能しましたが、紅葉はそれだけでなく、背景の寺院や参道などとのコントラストによって美が形成されるので、まったく飽きることがなかった4日間でした。

では、今回の京都一人旅にピリオド。お疲れ様でした。

ホテルに預けてある荷物を受け取って、京都駅に参りましょう。

明日から仕事ですか・・・もっと「頭の観音さん」に、お祈りしておけばよかったかな。

今回の「晩秋の京都5日間一人旅」の全行程はこちらです。