台湾のワンダーランド二崁(あーかん)の見学を終えて、時刻は15時。
まだまだ陽は高いけど、なんとなく、二崁を散策しているうちお腹いっぱいになってしまったw
だって、これですよ(^ ^)
こんな独特の雰囲気もった村なんて、見たことない。
島旅特有の旅心地がこみあげてくる。
そして、自分はいま、台湾海峡の真ん中にいるんだよな、という観念まで浮かんできた。
いわゆる、旅先における「燃え尽き症候群」ってやつですねw
というわけで、少々早いですが、馬公の町にタラタラと帰ります。
それに、二崁から馬公は直線距離なら7km程度だけど、島づたいにグルっと迂回しなくてはならないので距離は30km弱。
最高速度25km(実際には35kmくらいは出るが)のEバイクでは、寄り道しなくても1時間以上はかかるわけで、寝床に引き返すタイミングとしてはいいのかも。
と、勝手に自分に言い聞かせます。
西嶼区の恵みの橋「澎湖跨海大橋」で休憩
さて、ルート203に戻って、馬公に向かってグリップを握ります。
バス停発見。
1時間に1本は走ってるみたいだから、Eバイクとか乗れない人でも、この西嶼エリアに来れますね。
そして、来るときも当然渡った「澎湖跨海大橋」に出会います。
ちょっと、ここで休憩。この魚の像の意味は?
1996年に完成した、白沙島と西嶼を結ぶ全長2494mの橋。
私は、澎湖島を旅していますが、実はいつの間にか、中屯島、白沙島、そして西嶼のそれぞれの島を股にかけてます。
つまり、ルート203は各島を橋で繋いでいるんです。
橋がなかった時代は、もちろん船での移動。
島と島の海峡は狭く、また海面の高低差もあることから海流は早く、船での移動はひと苦労だったと聞きます。
だから、こんなに気軽に二崁や外垵にアプローチできるのは、まさにこの橋のおかげ。
西嶼区にとって恵の橋ですね。
現在の橋は2代目で、初代の跨海大橋は1970年の完成。
当時は、東南アジアで最長の橋だったそうです。
あの海から突き出したコンクリートが、その名残みたい。
澎湖跨海大橋の文字が右によってるのは、真ん中に書くと、観光客が道の真ん中にいきたがって危険だから。
実際、道路状況もよいので、地元民のクルマはけっこうなスピードでかっ飛んでますw
では、休憩終わり。ふたたびEバイクのグリップをにぎります。
永安橋〜中正橋〜馬公の町へ
パラダイスロードと呼ばれる橋。
満潮時には、あのボードウオークが海に隠れ、いい雰囲気になるみたいだけど、あいにく干潮。
そして、セブンイレブンによって、Eバイクのバッテリーを充電。
満タンで約50キロ走れて、チャージは20元(86円)。
1000キロを1720円で走れるわけだから、意外とコスパのいいEバイク。
白沙と中屯を結ぶ永安橋。
来るときは止まってた風力発電も、今はクルクル回ってました。
そして、澎湖島へ渡る中正橋。
時期にもよるんだろうけど、午後から夕方にかけて干潮になるのかな。
それにしても、干満の差が大きい。
東シナ海は、干満の差が大きいとは聞いてたけど、これほどとは。
干上がった内海の向こうに馬公のビル群。大都会に見えるね。
そして、馬公に着きました。
Eバイクでのツーリングだから、全然体力使ってないつもりなんだけど、帰ってくると、意外と体力消耗してる。
日焼け止めも塗らずに、炎天下を走り回って、身体中が真っ赤、というのもあるけど、Eバイクの速度って、普通のバイクやクルマより2段階くらい遅いから、周りとのバランスをかなり気を遣う。
それが疲労の原因かなw
夕方の馬公港では、のんびりと釣り糸をたれる姿も。今日は日曜日。
台湾の人は明日は平日だろうけど、日本人の私は祝日。
あらためて3連休って、旅人にとって神。もっと増やして欲しい(^ ^)