澎湖島の休日 夜も楽しい馬公の町【台湾旅行記2023 #33】

旅先で迎える夕暮れは格別なもの。

日常生活であれば、夜になり、明日のことを考えなくてはいけない時間。

旅先では、宿に帰るだけで、何も考えなくてよい。

こんな至福な時間があるだろうか。

そして、町を歩くことで、1日の終わりの表情を見ることができる。

それは、生活の営みそのもの。

異国の夕暮れの表情が見たくて、旅をしているといっても過言ではない。

澎湖島で食べる台湾庶民料理

澎湖島のツーリングで焼けた身体をシャワーで涼めて、夕食をとりに馬公の町に出かけました。

朝はおじいちゃんが太極拳に励んでいた北極殿では、夕方になって、今度はおばあちゃんが涼みながらスマホとたわむれてました。

澎湖島だって台湾。ふつうの台湾料理を食べたい。

うん。ここでいいんじゃないかな。

魯肉飯がメニューに載ってないけど、たぶんあるでしょう。

注文票にもなかったので、奥に声をかけるとおじいさんがでてきた。

魯肉飯と私が発音しても通じないので、筆談。

おじいさんは、わかったわかったと笑顔でうなずいて厨房へ。

澎湖島でも、台湾人は日本人に親切なんだな・・・

そういえば、澎湖島にきてから、日本人にひとりも会ってない。

ここにくる船の中も、日本人は私ひとりだった。

このシチュエーションが最高だ^ ^

 

さて、運ばれてきた澎湖島風魯肉飯。

この魯肉飯は、私の大好物な台湾料理。

米飯の上に、ひき肉をぶっかけてるだけの素朴さがなんともいえない。

最高にうまいw

これで40元(172円)だもんな。

食べ終わって、おじいちゃんにこれを見せると喜んでくれた。

「美味しかったです。ありがとう。」と書いたつもりだけど、通じたらしい。

ところで、魯肉飯に小籠包を食べたかったんだけど、さすがに小籠包はなかったので、その店を出て、通りの反対側の店へ。

こちらも、まさに地元民のための食堂といった雰囲気。

ここも、おじいちゃんが注文とりにきたけど、今度は「小籠包」って発音が通じた。

いやあ、最高だ、小籠包。10個も入ってる^ ^

台湾料理って、なんでこんなに美味しいんだろうね。

魯肉飯と小籠包ですっかり満腹。ごちそうさまでした。

馬公のバー「中山峇小酒館」で澎湖最後の夜を楽しむ

さて、日がすっかり落ちたところで、今度はお酒を楽しみましょう。

澎湖島上陸のときから目をつけていた、ホテルから徒歩30秒の感じの良さそうなバー。

中山通りに面してるから中山なのかな。

いい感じにボトルが並んでますね。

女将さん(といえばいいのかな)がオーダーをとりにきてくれます。

シーバスリーガルをロックでお願いしました。

女将さん、話しかけてくれるも、無念にも言葉分からず。

日本人?珍しいわね。と言っていた気がする。

静かで落ちついたバー。

紹興酒でもあったら飲もうと思ってたんだけど、洋酒バーなのでそれはなし。

でも、シーバスリーガルの香りが心地いい。

本日の旅の無事に乾杯。

雰囲気いいから人気もある店なんでしょう。

記名されたボトルが何本もあります。

ルーフトップもあるのかな。

全身思いっきり日焼けしたので、疲れてたんだろうか。

ロック3杯で一気に酔いが回りました。異国でくゆらす酒は美味しいな。

カードで払ったので、勘定は覚えてない。帰国後に確認したら、2950円でした。

「とても雰囲気のいいお店ですね。ありがとう。」と訳したつもり。

微笑んでたので通じたんだと思う。

酔っ払ってホテルの前。大飯店の飯の字がライト消えてる。

酔い覚ましに埠頭を散歩。

夜になると、幾分涼しくなるね。たぶん30度を下回ってる。

酔っ払って、海に落ちたら洒落にならんw

3連休でもこんな旅ができる台湾って素晴らしい。

楽しかった澎湖島の旅も明日で終わり。

工場夜景みたいにしてみた(^ ^)

今回の台湾・澎湖諸島3連休ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです