6時間ぶりに戻ってきたシディ・ブ・サイド。
時刻は15時ですが、夕方の地中海を見に行く人たちの群れでしょうか。
やっぱり、元日ですからね。
私も、もう今日の予定はないですから、まったりとシディ・ブ・サイドの夕暮れを楽しむつもりです。
賑わうハビブ・タムール通り
さすが、メジャー観光地というような賑わいです。
斜めに立っているように見えるレストラン。
これは、住所? 家主の名前? 読めない。
お土産屋さんも大繁盛。
ケバブやクレープ、ドーナツ屋さんも大繁盛。
展望台から見る晴れた地中海
いったん、ホテルで休憩しようかと思ったんですが、そのまま展望台へ。
緑がかった海面が美しい。
こりゃ、ほんとに美しいわ・・・
ホテルで小休憩
さすがに歩き疲れて、ホテルに戻ります。
今日、電車に乗った関係で、手元に増えた小銭をテーブルにならべます。
左上が1ディナール(≒38円)。その右が5ディナール。その下は0.1ディナール。
左下は0.5ディナール、かな。
またロフトに上ってみました。
青空が出ている分、白と青がますます映えます。
ここで、レンズを望遠ズームに交換。
あれは、ボン岬の山。
地中海のブルーって、なにブルーっていうんでしょうね。ふと、そう思いました。
ルーフからは、隣の家のルーフも見えます。元日を祝ってるんでしょうか。
再び夕暮れの地中海
夕方を待って、再びホテルを出ます。
泊まった「ダル・エル・フェル・ホテル」の立地は最高です。
夕暮れになって、ますます賑わいを見せるシディ・ブ・サイド。
空にも赤みがかかってきました。
と、いきなり、チュニジア人グループに声を掛けられました。
私のカメラを見て、「撮ってください!」と。
声を掛けてきたのは、右から二番目の女性ですが、あいにく、このとき私のスマホはホテルの部屋。
「あとで送るから、メールアドレスを教えてくれ。」というと、
facebookのアカウントを見せられ、「あなたもfacebookやってるでしょ? これで送って!」
どのくらいかわかりませんが、チュニジアではfacebookが相当普及しているようでした。
彼女曰く、チュニジアでスマホを持っている人で、アプリを入れてない人はいないくらいとのこと。
(すると、スマホ普及率=facebook普及率ってこと? それはすごい・・)
そういえば、ジャスミン革命で反政府運動が拡散したのも、facebookがきっかけだったような気がします。
ともかく、今、スマホを持っていないことを伝え、さらに、このカメラからスマホに直接ダウンロードできない旨も伝え、日本に帰国してから、送ることを約束して別れました。
陽気なチュニジア人グループでした。
帰国後、彼女の顔写真と、フランス語のアカウント名で、彼女のfacebookアカウントをさがすのに苦労したことは想像に難くありません(笑)
そんなやりとりがあるうちに、もう夕焼け時。
明日、向かう予定のスースの方角を見やります。
楽しい、シディ・ブ・サイド滞在でした。
明日のスケジュール確認
ホテルに戻ってきました。
例の、モデルさんのような女性スタッフに、「明日のチェックアウトが朝早いんだけど、キーはどうすればいい?」と聞くと、部屋の中に置きっ放しでいい、とのこと。
明日は、チュニスの南方約160kmに位置する世界遺産の街スースに行く予定。
チュニスまでは、今日も乗ったTGMで出て、そこからはバスにするつもりです。
道のりはこんな感じ。
ところで、旧市街全体が世界遺産となっているスースの滞在は明日1日しかありません。
したがって、明日は、ホテルをめいっぱい早く出て、スースに向かいたい。
チュニスからスースは、バスが頻繁に出ているようではあるんですが、所要時間は2時間ほど。
すると、スースに朝9時に着きたい場合は、チュニスのバスターミナルを7時頃に出るバスには乗りたく、そのためには、シディ・ブ・サイドのこのホテルを、朝5時半にはチェックアウトする必要あり。
このような計算になるわけです。
TGMが、5時台から走っていることは、今日のうちに確認しておいたので問題なし。
このホテルのフロントって、バーみたくなってるんだよね。
大量の絵に囲まれて、ウイスキーでも飲んでみたかった。
もう一度、ルーフに登ると、西の空は赤いけどすっかり夜の気配。
夕食を食べに出かけましょう。
少し下ったところにあるレストラン。
昼に続いて、ふたたびケバブをオーダー。
主人が紅茶をご馳走してくれました。
チュニジアの紅茶には、ピーナッツを入れるんですね。
ホテルに戻って食べることにして、テイクアウト。
石畳の道をホテルに戻ります。
そして、シャワーを浴びます。
洗濯もしようかと思いましたが、明日は早いのでパス。
そして、熱々のケバブを開きます。
こりゃまた美味しいわ。今回の旅では、あと何回ケバブを食べることになるんでしょうか。