バンコクひとり旅の2日目。
というより、本日は2023年の元日。
2020年の元日をチュニジアでむかえて以来の異国での年明け。
着実に日常が戻りつつあることに、嬉しさを感じます。
カオサン通りの初日の出
私の、旅先での日課。早朝散歩。
ちなみに、昨夜は、爆竹やら音楽が大音響でこだまし、暴走族の集会でも開かれてるかのごとく、鳴り響いていたカオサン通り。
12月31日だったからなのか、それとも日常のことなのか。
日常だとしたら、カオサンの人たち、身体もたないでしょう(^^)
夜通し語り合い、それでいて疲れの表情も見せない若者たち。
そこへ、清掃車が通りがかり、ゴミを回収し、水を撒いて通りを清めていきます。
これが、カオサン通りの初日の出。2023年のスタートです。
ピンクラオ橋から眺めた夜明け
カオサン通りから徒歩数分の、チャオプラヤ川に架かるピンクラオ橋に出向いてみました。
私は、町の素顔がみれる早朝散歩が大好きです。
すっぴんのまま、という感じの都会の素顔。
バンコクも2023年のはじまりです。
6年前は、チャオプラヤ川の川岸に、あんなにマンション建ってなかった気がするw
バンコクの朝は遅いんですよね。これで午前8時。
もう日の出時刻は過ぎてるから、太陽は昇ってるんだろうけど、雲から顔を出さない。
でも、このほうが幻想的だ・・・カッコいい、バンコクの朝。
橋の上って、あらたまって立ち止まると、実は常に揺れてることがわかる・・けっこうコワいw
橋の欄干に寄りかかって、うっとりと眺めるバンコクの空。
バンコクの中心を蛇行するチャオプラヤ川。水源はチェンマイ。チェンマイも行ってみたい。
水上バス。6年前、ボラれた苦い思い出があるけどw、今回、そのリベンジでもするか。
空がますます色づいてきました。
あの真ん中の特徴的なビルは、タイで最も高いマハナコンタワーですね。確かに高いわ・・
太陽が出てきました。ファーストサンライズオブバンコク。
元日の朝を異国でむかえるのは4度目だけど、そのうち2回がタイだ。
カオサン通り「宴のあと」
一度、カオサン通りに戻ってみると、太陽が昇ったことで宴が一段落したのか、盛り上がっていた衆も消え失せています。
その「宴のあと」に残された残骸がすさまじいw
それとも、清掃局が来るから散らかすのは公認なんだろうか。
そして、路上はベトベトです(^^)
しかしこれ、掃除するほうも大変ですね。
カオサン通り「宴のあと」でした。
チャオプラヤ川の早朝散歩
もう一度、ピンクラオ橋に出向きました。
今度は、北のほうを眺めます。あのマンションからは、日の出が毎日拝めそうだね。
目を凝らすと、細かく水上バスの乗降場があります。
渋滞の激しいバンコクでは、チャオプラヤ川の水運は貴重な交通手段です。
では、チャオプラヤ川の遊歩道でも散歩してみましょう。
ちょうど、早朝サイクリングの集団とかちあいます。
点字ブロックのある遊歩道。
自転車は、走りにくそうでしたが。
でもほんと気をつけて。私、点字ブロックに車輪をとられて転倒したことがありますw
バンコクの母なる川チャオプラヤ川。
古くはメナム川と呼ばれたこの川は、チェンマイからはるばる370㎞を下り、その間高低差がたったの25m。
流れというものを感じさせないほど、ゆったりと、そしてたっぷりと水を横たえています。
でも、上流域に台風などが上陸すると、水位が1~2mほども上昇することもあるそう。
最近では、2011年の大洪水が記憶に新しい。
2011年の7月から3カ月以上続いた洪水は、死者の数440人以上。
日本円にして4,000億円にのぼり、自然災害としては、東日本大震災、阪神大震災、ハリケーン・カトリーナについで、4番目という深刻さだったという。
そんな洪水など、微塵も感じさせない1月のチャオプラヤ川。
あそこに架かるのは、ラーマ8世ブリッジ。なんか、夜はライトアップしそう。
遊歩道を北上していくと、桟橋に出くわします。
この「プラ・アティット桟橋」が、カオサン通りに最も近い水上バスのターミナル。
ここを拠点とするオレンジ色のフラグがはためいた船に乗れば、チャオプラヤ川を軸としたバンコク観光は完璧ですw
ちなみに、旗のない私営の船に乗ると、ボッタくられる確率がかなり上昇。
私も6年前にやられました(^^)
ところで、まだ運航開始してないようですね。
さて、日も昇りきって、暑くなってきました。
桟橋と、ほぼ地続きだったサンティチャイプラカーン公園を散策。
バンコクは水運で栄えた町ですから、川沿いに要塞や寺院があるのはうなずけますね。
夜は露店も出現し、カオサン通りとはまた違った賑わいを見せると聞きます。
では、ホテルに戻って出かける準備をしましょう。
はだしの修行僧が、道端に割れて飛び散ったビンのカケラを踏んでしまわないか、ちょっと心配・・