旗山の朝の営み&高速バスで高雄へ【台湾旅行記2023 #17】

北回帰線より南の町、旗山(きざん)。

2023年3月21日春分の日、日の出は6時。

夜明けとともに起床です。

ちょうど上がってきた太陽。そして、今日が帰国日ということを思い出しました。

夜明け直後の旗山の町

昨夜はワインを2本空けたけど、ぐっすり眠れたので快適な目覚め。

恒例の早朝散歩。

旧市街とは反対の方角に歩くと、街道に出ました。

そして、ありがたいことにマックが。モーニングコーヒーと洒落込めますね。

知らない町を歩くと、頼りになるのはこういう標識。

Googleマップでは実感が湧かない。だからすぐ迷子になる。

北旗尾山という登山道に通じる橋。

見事な朝焼けに感動の瞬間。

台湾には、富士山よりも高い山がいくつもあるということを思い出します。

今度は、台湾中央の山脈を越える旅をしてみようか。

朝靄の向こうから、ランニングしてくるお兄さん。

旗山で、こんな幻想的な光景に出会えて感謝。

橋の中央付近までいきましたが、水が流れてない川でした。

さて、早朝散歩の後は、朝マック。

安定のグローバルチェーン。

こればっかりは屋台では味わえない。ていうか開いてない。

春吉別館に帰って来ました。

ワインオープナーを貸してくれたお爺さんは、まだ眠ってるようでした。

旗山老街の朝 活動開始

宿で一休みして、ふたたび、今度は老街の方に出かけたら、朝の営みが始まってました。

うーん、レミオロメンの「太陽の下」の歌詞を思い出すような光景。

誰に命令されるでもなく、人はどこでも営んでるんだよなぁ。

この、人々の営みを、一歩ひいた位置から眺める。これ好きなんだよ。

こんな名も知らない町にいて、実は本日の夜帰国するという事実が、なんとなく信じられない。

旗山はバナナの名産地と聞いてましたが、美味しそうなパイナップル。

さすが熱帯圏に属する町。

さて、旧市街には似つかわしくない人工的な建造物。

旗山武徳殿です。

日本統治時代に建てられたこの武殿。

ツイッターのフォロワーさんのおすすめもあってのぞいてみることに。

いかにもに日本人が建てた武殿という感じ。

しかし、残念なことに、9時を待っても開かず・・・

高雄行きの高速バスは9時40分に出発してしまいます。あきらめますw

宿へ帰りかけると、ますます賑わっていた旗山の町。

人口3万人の町なんですが、日本の地方都市よりも活気を感じた旗山の町でした。

高速バスの旅 旗山 ⇒ 高雄

宿によって荷物をもらって、「春吉別館」にさようなら。

宿のお爺さんは、ガレージのソファに座ってタバコを吸ってましたが、私に手を振ってくれました。

旗山の町、また来ることあるかな・・・

 

そして、宿から徒歩数分の旗山バスターミナルです。

鉄道が通じていない、おそらくバスが唯一の町民の足。

バス路線も豊富です。

私が行きたいのはここ、「高鐡左営駅」。

今日は帰国日なんだよね。

そのためには、高鐡(台湾新幹線)で桃園空港に戻らなくてはならない。

20:55のPeach便なので、高雄の新幹線駅「左営」を15時ごろの列車に乗ればいいかな。

それまでは高雄の町を歩くつもりで、荷物をコインロッカーに預けたい。

そこで、まず高鐡の左営駅に向かうわけです。

ルートはこんな感じです。

ベンチに座って、9時40分の高鐡左営駅経由のバスを待ちます。

派手な女優の広告がラッピングされたバス。

時刻通りにバスが来ました。

高速バスだけど「悠悠カード」で乗れます。高雄まで約1時間のバス旅。

旗山のバスターミナルを出発するバス。ほんと派手な広告が目を楽しませてくれます。

このバスは、旗山始発ではなく、もう少し奥の町「美濃」からやって来ました。

だから旗山から乗った時は、すでに多くの先客あり。

約18時間滞在したことになる旗山の町にさようなら。

知らない町から知らない町。バスで移動していくような、こんな旅を続けたい。

今回の週末弾丸旅、旗山の町をルートに盛り込んで本当によかった。

台湾には、こんな町がほかにもいっぱいありそう。楽しみがふくらみます(^ ^)

 

高雄に向けて、ハイウエイを快走する高速バス。

台南から旗山にやって来た時のバスとは全く別物の乗り心地w

バスはちょうど1時間で高雄の街へ。

高鐡のHSRの意味は「ハイスピードレール」だそうです。

左営駅に到着です。

少し南下したからか、日も昇りきったからか、とても暑いです。

この暑さで、真剣に高雄の町を歩き回ったら、ぶっ倒れてしまうかな。

まずは、背中の荷物をコインロッカーに預けましょう。

今回の台湾4泊6日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。