カシュガル 漢族エリアのユスフ・ハズ・ジャジェブ墓【シルクロード旅行記 #41】

カシュガルの町は、十字路でうまく切られていて、エリアごとに街の特色は異なります。

朝からずっと北側、ウイグル人地区のエリアばかり散歩していたので、南側の漢族の町のほうに行ってみようと思いました。

あの人民路の向こう側がカシュガルの南半分、漢族が多く住むエリアです。 

 

漢族エリアの散歩

とは言っても、人民路南側のエリアには、あまり見所がありません。

手近なところで、ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓に行ってみることにしました。

途中、横を通った人民公園では、何かのイベントでしょうか、武装した警官が何人も。

それとも日常の光景?

アリペイの会長ジャックマー氏が、共産党員だったとのことですが、アリペイで買い物したら、購買履歴はすべて共産党に筒抜け。

なんか怖い世界ですが、暴力的な思想がないと、13億人なんて統制できないのかな。

部外者の私には、語る資格などないんですが、そんなことを考えてしまいます。

向こう側の敷地は小学校。ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓は、この小学校の敷地内にあります。

この写真を撮ったら、警官が寄ってきて「何を撮ったんだ?」

画像を見せて、モスクです、というと、「あっちだ。」と追い払われました。

学校は、撮っちゃいけないの? それとも、この辺に「再教育施設」があるとか?

びっくりしました・・・

公安に管理されているユスフ・ハズ・ジャジェブ墓

ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓の入り口にたどり着きましたが、鍵がかかっています。

ガチャガチャやってたら、中から初老の警官が。

(うわ、やばいな・・)と思ったら、取り越し苦労で、鍵を開けてくれて、親切に招き入れてくれました。そして、そこで、チケットを買ってくれと。

そして、台帳に、氏名・住所・生年月日・パスポート番号などを書かされます。

 

チケット売り場の中は、全員女性の警官。

このモスクは警察に完全に管理されていたのでした。

モスクの中には、人が1人もいません。

エイティガール寺院が、ムスリムがふつうに出入りしているのを見て、イスラム教も一定の了解があるのだな、と思ってましたが、違うのかも。

そういえば、私も、今朝入るの拒否られたし。 

誰もいない墓。周囲には回廊もあります。

祈りに訪れるムスリムの姿が絶えない時期もあったのでしょうか。

折りしも、どんよりとしてきた空が、幽玄な雰囲気をもたらします。

ユスフ・ハズ・ジャジェブはウイグル人の名前で、11世紀のカシュガルでの指導者。

ユスフ・ハズ・ジャジェブの肖像画です。

  

ほんとに納骨されてるのかな。

誰もいないのと、小学校のほうから声が聞こえるので、余計に不気味です。

こんな不気味なモスクははじめてです。

 

本来、祈りの場所であるはずのモスクが、ただの遺跡になっていました。

それとも、日によっては、ムスリムのために公開されるのでしょうか。

トルファンで1日一緒になったガイドさんは、「漢族は、ウイグル人と仲良くやってますよ。イスラム教だって、許可されているし。」と言ってましたが、本当はどうなんでしょうか。

カシュガル滞在は本日まで。明日早い列車で、次の町ホータンに出かけます。

日没まであと3時間くらいあります。

また、人民路北側のウイグル人旧市街に行ってみましょう。

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