とりあえず莫高窟のチケットが確保できたことに安堵。
けっこう、際どい話なんですね。
私の場合は、今日一日と、明日の午前中は敦煌にいるけど、1日しかいないって人もいるだろうし、見学を断念せざるを得ないケースもある。
ガイドさんはそう言ってました。
敦煌名物 ロバ肉のランチ
ガイドさんが、お昼ご飯にしましょうか、といいます。私が、敦煌の名物料理を食べたいというと、「では、ロバ肉がいいですね。おいしいお店を知っています。これから食べに行きましょう。」
時刻は11時。ランチには少し早いですが、私は今朝なにも食べていません。
お腹は十分にすいています。ところで、ロバ肉って何だろう?
チケットセンターから市街中心に戻り、あるお店の前でクルマが止まりました。
場所は、こちら。
運転手さんも含めて、3人でロバ肉のランチです。
興味深くメニューをみる私。ガイドさんは、ロバ肉のほか、なにやら頼んでいます。
ロバ肉が出てきました。口にするのは、もちろん初めてです。
ニンニクとピリ辛のソースをつけて恐る恐る食べてみると、柔らかくてけっこうおいしいです。
ハンバーガーのようなものも運ばれてきました。
こっちの肉はなにか聞くの忘れましたが、これまたおいしい。
「野菜も食べましょう。」と、ガイドさんがネギを注文。ゴビ砂漠でとれるネギだそうです。
ロバ肉とネギ、それらをハンバーガーにはさんで食べて、満腹しかけたころ、今度はうどんが出てきました。おいおい、今ごろ、こんなの出すかい(゜o゜)
中国人お二人は、数時間前に牛肉面を食べてるとは思えない食欲っぷり。ガツガツ食べてます。
私は、これが限界。でも、とてもおいしかったです。シルクロードに触れるようなランチでした。ガイドさんは麺をおかわりしています。すごい・・
お店の中に掲げられた写真。
いやあ、おいしかった。満腹して、店の外に出ます。今いる場所は敦煌のこの辺です。
敦煌 昼の夜市
さて、現在11時半。14時半の莫高窟見学に合わせるには、あと1時間半ほど、時間があります。ガイドさんが、すぐ近くにある夜市を案内してくれました。
夜には縁日のように賑やかになるといわれる夜市も昼はこんな感じ。
ここには、今夜訪れるつもり。
特産品のブドウを使った干しブドウが売られています。
夜市の反対側に出ました。
子供が溢れる敦煌の町
夜市を出たところで、大勢の子供たちと遭遇。
ガイドさんいわく、「今日は日曜日ですが、労働節が4連休に伸びたので、今日は半日だけ学校があったんです。下校時間ですね。」ふーん、そうやって調整するんですか。
子供がはしゃぎ回る姿は、世界共通ですね。
バス停でバスを待つ子供たち。
ここで、ガイドさんといったん別れます。30分ほどの自由時間。
今日は、これから莫高窟、鳴沙山と回りますが、敦煌の町歩きは明日の午前中に予定しています。その前座として、敦煌の町の瞥見といきましょう。
優美で艶かしい飛天像
夜市から陽関中路を西に歩き、沙州南路と交わるロータリーに、飛天像の姿がありました。
飛天とは、仏教において、空を舞って仏の世界を守る天女。
この美しい像が、敦煌市街のほぼ真ん中のロータリーに掲げられていました。
陽関中路を西に歩きます。
もう1本西が鳴山路なんですね。
陽関中路と鳴山路の交差点。
バイクや自転車が多い、かつての中国を思わせる光景。
思いのほか緑が多いのも意外でした。空気はカラカラに乾いているのに、地下には水が流れているんでしょう。
ガイドさんと待ち合わせしている夜市の入り口のほうに戻ります。ふたたび飛天像。
夜市前まで戻ってきました。
美しい町です。敦煌。
バスターミナルで柳園行きのバスを予約
ガイドさんと運転手と合流して、莫高窟に向かいます。その前に、明日のバスを予約するために、バスターミナルによってもらいました。
バスターミナルは、市街の東のはずれにあります。
明日の予定は、午前中、敦煌の町歩きをしたあと、柳園南駅に移動し、16時30分の高速鉄道でその日のうちにトルファンまで移動してしまう強行日程。
敦煌と柳園は120キロほど離れていて、バスで2時間ほどかかります。
さすがガイドさんで、「その日のうちにトルファンって、新幹線ですね。じゃ、駅は柳園でなく柳園南ですよ。」
窓口係となにやら話し、所要時間は3時間みたほうがいい、とのことで13時のバスを予約しました。
バスターミナルは市の中心から歩くと30分くらいかかるので、どうやって予約しようかな、と考えていたので大助かりです。これで、明日の予定は心配なくなりました。
では、これから本日のメインイベントの一つ、莫高窟に向かいます。