不思議の国 新疆ウイグル自治区の旅。
それにしても、昨夜の経験は、私の30カ国の旅経験でも初めてのこと。
ほんとに驚いたな・・
昨日は、敦煌から移動してきただけだったのに、疲れ切って、ドロのように眠りました。
旅に出て、5日目の朝です。
トルファンの朝の顔
今日の行程は、日本語ガイドが帯同する1日ツアー。
ちょっと、力を抜くことができるけど、昨夜の異次元体験が生々しいうちに、町の様子を見たくて、朝早く起きました。
朝早くとはいっても、この時期のトルファンの夜明けは7時。なので7時に起床です。
ホテルを出て、早朝の爽やかな空気の中、散歩です。時刻は7時40分。
町はまだ眠っているようです。
また、警察かよ・・もう、かんべんしてほしいな・・
と思ったら、交通事故の処理。失礼しました。
それにしても、けっこう派手にやっちゃったね・・
昨夜、ラグメンを食べた店。
ラグメン、美味しかったな。
トルファンは、かつて高昌国と呼ばれていました。5世紀のころです。
なので、町を南北に貫くメインロードには、高昌路という名前がつけられています。
バス停。
停留所名が、漢字とウイグル語で書かれています。
同じ中国でも、甘粛省の敦煌と、新疆ウイグル自治区のトルファンでは、町の様子がまったく違います。
ウイグル文字を眺めていると、またもや異国の香りが立ち上りますね。
しかし、轟音を立てて、散水車が水を撒く姿は、敦煌と同じです。
トルファンは、年間降水量がわずか16mmと、非常に乾燥している町です。
そして、たぶんだけど、標高は海面下のはず。
これが私の泊まっているホテル。
トルファンでも最高級に属するホテルじゃないかな。
それで2泊で7,400円って、信じられない。立地もいいし。
8時になって、ファーストフード屋さんが開いたので、朝食をとりに入りました。
ラグメンおいしかったけど、朝からラグメンはちょっと遠慮したい。
ちなみに、こんな店でも金属探知機。その機器の向こう側には、警官が座っています。
おそらく、この町は、一般人が出入り可能な建物のすべての入り口に、探知機を設置し、かつ警官を配置させているようです。
まあ、これなら、テロは起きないだろうけど、警官も大変です。
向こう側の机に座ってる警官は、ウイグル人で人のよさそうな顔。ねむそうな表情で、スマホをいじってました。
写真なんか撮ったら、何されるかわかりませんので、こっそり撮ります。
ハンバーガーとコーヒーで目が覚めました。
では、そろそろ1日ツアーに出かけましょう。