終点モスクワに到着 長かった7日間9,288km【シベリア鉄道旅行記 #11】

目が覚めると、頭が痛い。完全に二日酔いです・・

昨夜は、シベリア鉄道最後の夜で、今日は最後の日です。

これまで、極東のウラジオストクから、7日連続で乗り通してきました。

うまく表現できないけど、とても不思議な気分。地球の大きさを実感。

ロシア号時刻表 7日目の行程

モスクワまでの距離到着出発時差
1,154kmバレジノ2:042:27+1
917kmキーロフ4:364:56±0
461kmゴーリキー モスク10:4711:04±0
210kmウラジーミル14:1614:39±0
0kmモスクワ・ヤロスラーブリ17:42 ±0

シベリア鉄道最終コースは、さらに停車駅間隔が広がります。

キーロフからゴーリキー・モスクまでは、約6時間ノンストップです。

霧の中モスクワに向けてラストスパート

ああ、もう着いちゃうのね・・・

ほんと、楽しかった7日間。

窓の外は、すごい霧がたちこめてます。

海から3,000キロ以上離れているはずだけど、そんな場所でもキリが発生するんだね。

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ゴミだらけのゴーリキーモスク駅に到着。モスクワまで461キロの位置にある大きな駅です。

終点モスクワまで、あと7時間ぐらいになりました。

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乗る乗客も、いっぱいいますね。

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この制服を着たのが、私の乗った車両の車掌さんの一人。

1週間も乗り詰めって、日本なら完全に労働基準法違反になりますが、ロシアではどういうルールになっているんでしょう?

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幸せそうな家族も、多く見かけます。

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結局、このダックスフンド。ハバロフスクから乗り詰めでした。

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モスクが見えます。

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最後の停車駅。ウラジーミルに到着。

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ホームと列車の間に段差がない駅は、初めてのような気がします。

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なにか、お土産でも売ってるんでしょうか。

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モスクワまで100キロを切っても、このような平原が続きます。

列車も、今までと変わりなく坦々と走っています。

1週間連続して同じ列車に揺られ、これが日常、列車から降りることが非日常のような気がしてきます。

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ロシア号 モスクワに到着

しかし、やはり終点はありました。

17:42モスクワ・ヤロスラブリ駅に到着。長かった9,288キロ6泊7日の列車の旅が終わりました。

着いちゃいましたね。

楽しかったなあ。もっと乗っていたかった・・・

なかなかもう、こういう経験はできないでしょう。シャワーだけは浴びたいですが(^-^)

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現役サラリーマンであるうちに、こんな体験ができたことに、自分でも驚いています。

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シルギーやワジムともお別れです。

このあと、ロシア語が全く読めず、地下鉄乗り場で右往左往する私を、ホテルの最寄駅まで連れて行ってくれました。

本当に親切なロシア人でした。

帰国後、交換したメールアドレスで、車中で撮った写真など交換したりしました。

帰国直後に発生した新潟の地震を気遣ってくれたり、自分が海外の方とコミュニケーションをとっていることに、すごく不思議な気がしました。

ホテル・ロシアの夜

シルギーたちのおかげで、何のハプニングもなく、今夜のホテル「ホテル ロシア」にたどり着けました。

地下鉄駅は「キタイゴーラド」という名前でした。

正直、彼らの好意がなかったら、私は途方に暮れていたでしょう。

券売機の前で、「キタイゴーラド」の文字盤すら探せなかったんですから。

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チェックインの際、またパスポートを取り上げられました。

ビザ登録は済んでいるはずなのに、なんでかな?

今夜は外に出る予定もないので、まあいいでしょう。

この「ホテル ロシア」、ロシア革命から50年たった1,967年。

クレムリンのソ連共産党大会に出席する代議員を収容する目的で建てられたというだけあって、威圧感抜群です。

しかし、部屋は古さをかくせず、料金は1泊5,000円です。

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19時を過ぎていますが、まだ明るく、ホテルの窓からの眺めです。

動かない景色に、あらためて列車の旅が終わってしまったという実感がこみ上げてきました。

それにしても、ひたすら車中で過ごす6泊7日の旅。思う存分、時間を無駄に使う旅を満喫できました。

距離感は、私の想像をはるかに超越したものでした。

1週間前にアムール湾の夕日を見ながら出発し、絨毯のような草原を突っ切り、タイガを縫うように走り、バイカル湖の水の青さに感動し、雪に煙る草原を眺めながら、東欧の大都市モスクワに着いたのです。

ヨーロッパの遠さは、十分に実感できました。

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1週間ぶりのシャワーを浴びて、すっきりした後、ホテルのレストランに夕食をとりました。

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部屋に戻ると、動かないベッドですぐに眠りに落ちました。

肉体的には、疲れていたんですね(*^^)v

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