ジェッダ旧市街近くアルアザール・ホテル「ALAZHAR HOTEL」にチェックイン【サウジアラビア旅行記 #3】

緊張感と不安感が次第に薄れ、安心感にかわるころ、白タクはジェッダの街に入りました。

ついこの間まで、観光客を受け入れてなかったサウジアラビア。

でも、ふつうにトヨタ車をはじめとする日本車が走り回ってるし、マクドナルドのようなグローバルチェーンもある。

ふつうの国じゃん!といった安心感が少しづつ身体の硬さをとってくれます。

3泊するアルアザール・ホテル「ALAZHAR HOTEL」にチェックイン

これから3泊する「アルアザール・ホテル」。

旧市街の入り口近くに立つ、たぶん高級に属するホテル。

ロビーの雰囲気は格式高く、庶民の私は気後れしてしまいますが、しっかりと予約が入っていて、ここでも一安心。

ホテルズドットコム、ブッキングドットコム、あらゆるホテル予約サイトをあたっても、なかなか私の信条である旧市街のど真ん中のホテルというのがみつからない。

そんな中、もっとも旧市街に近かったのが「アルアザール・ホテル」です。

日本円で1泊1万円。3泊で3万円。

サウジアラビアリアルで約800リアルをキャッシュで払おうとしたら、なんとクレカが使えました。

これはラッキー。

ブッキングドットコムの情報では、キャッシュオンリーだったのに。

 

空港から30分ほどで着いたので、現在19時過ぎ。

東京は午前1時ですか・・・出発から24時間かかってサウジアラビアのジェッダに到着です。

歴代の国王でしょうか。

しばらくロビーの雰囲気に見とれてましたが、ポーターさんがキャリーを引っぱって行きます。

部屋へまいりましょう。

エレベータのドアは自動だったけど、内張は木製。いい感じです。

廊下は大理石でできているのかな。すごい廊下だ・・・

私の部屋は8階。英語表記がないと、どこにいるのかわからない。

そして、ここが私の部屋。

部屋に落ち着くと、空港からの足に戸惑っただけに、さすがにほっとします。

東京から24時間かけてきたので、体力的にもほっとひと息。

清潔なトイレ。紙を流さないでという注意書きがない。流していいのかな?

シャワーだけでなく、バスルームがありました。

ところが、このシャワー。

お湯はちゃんと出るのに、水量がチョロチョロしか出ない・・・

砂漠の国サウジアラビアでは、海水を真水に変えてると聞いてますが、水の確保大変なのかな。

その代わり、ドライヤーがあります。

身体は明日からの観光に備えてすぐにでも眠りたい気分。

でも、気持ちは、はるばるジェッダまできて、ホテル周りをうろつきたい気分。

うろつきたい気分が勝ちました^ ^

白装束で、ホテルの周りを夜の散歩です。

「アル・ジュファリ・モスク」&「アルバイーン湖」のほとりの散歩

エレベータでグランドフロアに降りると、巡礼者の団体と遭遇。

これは、しばらくたってから撮った写真ですが、エレベータのドアが開いた瞬間は、フロアを埋め尽くしていたので、さすがにビビりました。

当然、アジアから来たただの旅人には、好奇の目が注がれます。

 

さて、こんなことにビビってたら街なんか歩けないよ。

散歩に出ましょう。

夜21時を過ぎても気温36度。蒸し暑い夜のジェッダ。

治安のこととか予備知識がないので、いちおう身構えながら歩きます。

あの先にジェッダの旧市街「バラド」があります。

後で知ったのですが、サウジの人たちにとって21時なんて宵のうち。

だいたい日付が変わるくらいまでが活動時間だそうです。

そんなことも知らずに、モスクのミナレットが現れて緊張が走ります。

なんか、サウジに来てから「緊張、緊張」と言ってる気がするけど、これは仕方ない。

あらゆる情報を検索すると、モスクだって写真撮ってはいけない対象ですから。

でも、こんな美しいモスク撮らずにはいられない。

「アル・ジュファリ・モスク」。ジェッダでも有数のモスクの一つ。

お祈りしている方が出入りしています。

当然、私は入るわけにはいかない。しかし、ほんとに美しいミナレットだ。

なんと、モスクのわきでは少年少女、そして家族連れが夜遊びしてました(^ ^)

お祈りの帰りの家族団欒という感じでしょうか。

そして、突然大音響でアザーン(礼拝の呼びかけ)が流れます。

とても不思議な光景だ・・・

モスクの向かいには、アルバイーン湖という湖が広がってました。

湖ではありますが、実際は入江状になった海。すなわち紅海です。

まさかジェッダに来れるとは思わなかったな・・・

夜の紅海沿岸を散歩しながら、感激をかみしめます。

ほんとに、サウジアラビア政府さんの観光ビザ発給に感謝したい。

バケットリストをひとつ消化した時の、人生の目的の過半を達成したみたいな、解脱感を楽しみながら湖のほとりを歩きます。

しかし、ジェッダって都会なんだな。

イスラム教の2大聖地「メッカ」と「メディナ」への拠点の街。

感動してると、満月も素敵に見える^ ^

さて、明日から、炎天下での街歩きがはじまります。体力も温存しないと。

ホテルに帰ってきました。

緊張したり安心したり、そして感動したり。

気持ちが忙しかったので、空腹を感じるヒマがなかったw

今になってお腹が空いて、エミレーツ機の中でいただいたチョコが非常食代わりになりました(^ ^)

今回の5泊8日サウジアラビア&オマーン弾丸ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです