さて、旅立ちの前奏曲、深夜の羽田空港に到着です。
これから、9,000kmと、遠く離れたレバノン・ベイルートに向かいます。
レバノンでは、抗議デモの真っ最中。正直、不安な気持ちは隠せません。
本当に不安を抱えた旅立ちですが、香港でもデモが拡大中なんですよね。
ほんとに、世界中いたるところで不安定な世の中ではありますが、その香港エクスプレスも、何事もないように運行されてるようです。
不安もあるけど、どこか楽観的な自分もいます。
デモの収束が見えないのであれば不安だけど、とりあえず一昨日ハリリ首相が辞任を発表したことで、いったんは落ち着きを見せ、道路の封鎖も解除に向かっているということなので。
ベイルート行き ドーハ経由のフライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト |
乗継ぎ時間 |
|
---|---|---|---|---|
往き |
カタール航空 |
QR813 |
羽田23:50 ⇒ ドーハ6:10 |
8時間30分 |
QR420 |
ドーハ14:40 ⇒ ベイルート18:15 |
|||
帰り |
カタール航空 |
QR419 |
ベイルート0:45 ⇒ ドーハ4:50 |
2時間10分 |
QR812 |
ドーハ7:00 ⇒ 羽田22:30 |
最終目的地はベイルートですが、とりあえずはトランジットのカタール・ドーハ。
ドーハでのトランジットは3回目ですが、市内観光するのは初めてなので、とりあえずは気分を「カタール観光」に切り替えて、気楽に行きましょう。
カタール航空のチェックインカウンターは、一番端っこのLです。けっこう並んでますね。
カタール航空は、格式が高い割には価格がリーズナブルで、ドーハを経由してヨーロッパ各地にも就航しているので、日本人にも人気があるみたいです。
私は、オンラインチェックインしてきましたので、ほぼ並ばずに荷物のドロップ。
チケットを発券しながら、グランドスタッフのお姉さんが「レバノンのビザはお持ちですか?」と聞く。
「アライバルで取るつもりだけど・・」と言うと、少し首をかしげる表情。
そのあと「現地滞在のホテルのアドレスは、紙に印刷か、スマホにキャプチャーしておいてくださいね。」と念を押されます。
カタール観光のつもりで、気楽に行こうと思ってましたが、また少々不安になりました(笑)
カタール航空 QR813便 ドーハに向けてのフライト
今回は、出発ギリギリまで仕事が立て込んでいたので、羽田に着いたのがフライトの1時間半前。
なので、すぐにボーディング開始です。もちろんビジネスではないですよ(^^)
と言いながら、ビジネスクラスのシートをチェック。
後ろ向きに座るスタイルなんだね。いくらシートがフラットになるといっても、進行方向と反対側に座るって、気分的にどうなんだろう?
さて、私の席17Aに腰を落ち着けます。
オンラインチェックインがはじまる48時間前には、ふさがっていたのですが、1列前の16ならば、足を投げ出せる最前列シート。
エクスペディアで予約したときに、自動的に割り当てられたのが17Aなんですが、予約クラスごとに割り振られてるのかな。
想像だけど、最前列と、そうでない席で価格が同じなんておかしいし。
でも、通常の席でも、さすがカタール航空足元のスペースはゆったり。身長176cmの私でも足を組めます。
シートの背もたれも、けっこう傾くのも魅力ですが、前のシートでそれをやられると、モニタがもろに目の前に。近すぎて、結構目が疲れます。
ま、みんなでシートを倒せばいいんでしょうけど・・
さてゲートを離れます。旅立ちの瞬間は、いつもながら気分が高揚します。
ドーハまで、ユーラシア大陸を横断するフライト。
ドーハまで9171km。あれ、ドーハまで15時間って、計算間違いじゃない?
ドーハ到着は、明朝の現地時間6:10。所要時間は12時間20分のはずだけど。
と、不思議に思っていると、カタール航空のCMが流れます。
カタール航空の美味しい機内食
直前まで仕事をしていたのと、連日の激務で、フライトと同時に寝入ってしまいました。
肩を揺り起こされて、機内食が配られます。
隣の客は、メニューを見ながら注文してるけど、私は寝ていたために、勝手に配られました(笑)
でも、これはチキンかな。温かくとてもおいしい機内食です。
赤ワインもおいしく、おかわりをいただいた後で、二度寝です。ほんと、飛行機の中で寝るの得意だなあ~
目が覚めると、機はトルクメニスタンからイランにかけての上空を飛行中。
東の空がオレンジ色に染まりはじめます。
そして朝食です。
メニューは昨夜もらい損ねたけど、オムレツをオーダー。オムレツでなかったら、ひょっとして和食があるのかな。
ポテトをベースにした、おいしいオムレツで目が覚めます。
食べ終わって、コーヒーを飲んでいると、機はペルシャ湾上空へ。ドーハまで458km。ラストスパートです。
ペルシャ湾上空のサンライズ。
ドーハの近代的な街並みが見えました。今回は、いよいよあの中を観光します。
透き通ったペルシャ湾すれすれに着陸態勢。
カタール航空の機体が勢ぞろいするドーハ・ハマド国際空港に到着です。