ベイルート ラフィク・ハリーリ空港&ラウンジでのひととき【レバノン旅行記 #21】

これで、今回の旅の全行程を終了。運転手に空港に送ってもらいます。

おっかなびっくりで入国したレバノンだったけど、3日間楽しいことばかりでした。デモの影響も受けなかったし、本当に旅の神様に感謝です。

レバノン最後のドライブ

運転手は、次にレバノンに来ることがあったら、また自分を呼んでくれと、名刺をくれました。

次来ることあるかな・・・

来るときに寄った「ダイル・エル・カマル」の町を通過。

 

地中海沿岸の道路に入り、一路空港を目指します。

ベイルートの南方に空港があるのは、行程作成の上での知恵。

これならば、万一、市内でデモが発生し、空港への道路が封鎖されても、なんとかアプローチできます。

実際、1週間前は、空港への道が閉ざされたみたいだし。

記念撮影ですか?

無事に空港に到達。半日、相棒になってくれた初老のタクシー運転手に、抱き合って感謝の意を述べます。

契約金はチップ込みで100,000LP(7,000円)だったけど、3,000LPほどチップを上乗せしました。親切にしてくれたし。

ベイルート ラフィク・ハリーリ空港でのひととき

「ひととき」なんて見出しに書いてますが、実は「ひととき」とは言えないほど時間が有り余っています。

現在時刻は17時。フライトは0:35。あと、7時間半もあります。

チェックイン後は、ラウンジで過ごせますが、それにしても21時。あと4時間どうやって過ごしましょうか。

まずは、コンコースのベンチに座って休憩。そして、機内持ち込みと、預け荷物の中身を整理します。

ここ、ベイルート空港にはシャワー施設はありません。すると、トランジットのドーハでシャワーを浴びる作戦で、替えの下着をリュックに詰め込み、ロングフライトに備えて、ジーンズからチノパンに履き替えます。

こういうとき、男は便利。ブルゾンで隠しながら30秒でチェンジ。

隣にイスラム女性がいたので、見つかったら、タダではすまなかったとは思いますが・・

さて、身支度は終わったので、休憩場所を探しましょう。

しかし、ここベイルート空港の出発ロビーには、なんと1軒のレストランやカフェがありません。

仕方なく、アライバルホールへ行くと、かんたんなカフェがありました。

アライバルホールのカフェで一休み

早めのランチだったファラフェル以来の食事なので、お腹すきました。空港なので高いのは仕方ない。旅を無事に終えられそうなので、ビールが旨いです。

国際色豊かなカフェ。

 

1時間ばかり居座って、同じアライバルホールに待合室ではないけど、長いすがたくさんある場所があったので、ここであと2時間ばかり過ごすことにしました。

水を飲みながら音楽を聴いて、今回の旅のメモを整理します。

あのカウンターはなんだろう? まさか両替? すると、到着当日、ここに来れば両替できたってことなのかな。

4日前は、両替所が見当たらず、レンタカーオフィスのスタッフに両替してもらいました。

 

そして、あの数字は何? 最初はドルのレートかと思ってたけど、ちょっとのあいだに4円も下がるわけないし、意味不明。

最後の1時間は、この女の子と戯れて過ごしました。

最初は男の子かと思っていたら、パパが「She likes you」と言ったので、女の子とわかりました。

別れるとき、大泣きしてしまった。いやあ、ダディ、悪いことしちゃったね。スマン・・

ようやく、カタール航空のチェックイン開始。フライトの3時間半前だから、良心的です。

カタール航空 フライトスケジュール

航空会社 便名 フライト

乗継ぎ時間

カタール航空

QR419

ベイルート0:35 ⇒ ドーハ4:50

2時間10分
QR812

ドーハ7:00 ⇒ 羽田22:30

 

ドーハでの乗継時間も含め、約15時間のフライト。長旅です。

しかし、9,000kmも離れた日本に15時間で帰れてしまうというのも、不思議な気がします。

そして、その翌朝は、すぐに出勤して仕事だ(笑)

このあとの出国審査で、若干トラブルが。

審査官が、「カードは?」と聞く。入国カードのようなものを指すんだろうか。「いや、もらってない。」と言うと、どこかへ連絡して確かめています。

10分位して、ようやく出国スタンプが押されました。その間、私の後ろの行列は、別の列に並びなおし、私だけ注目の的に。

無事に出国して、セキュリティエリアを歩きます。

4日前、着いたばかりのときは、管制でも敷かれたような、殺風景な空港だな、とも思いましたが、何気にデパーチャーホールは賑わっています。

デューティーフリーで、家族と同僚へのお土産を買い込みます。

さて、ラウンジを探します。どこにもサインがなかったので、スタッフに聞くと、上の階だ、とのこと。ラウンジに行くのに、階段を登らせる空港ですか。

さて、どこでしょう?

ベイルート空港のAHLEINラウンジ(プライオリティパス利用可)

あった、あった。プライオリティパスで利用可能なラウンジです。

シャワールームがないなど、施設には乏しいですが、小ぎれいなラウンジです。

飲み物もあります。

アルコールも。有料かな、と思いましたが無料でした。

いろいろ並んでますが、さっき、大きなサンドイッチを2つもパクついたので、ここは自重します。

   

しかし、見ているうちに食べたくなった(笑)

カレーライスとビールで乾杯です。

 

さっきのデューティーフリーで仕入れたお土産袋。こんなのも、いい思い出になるんですよね。

今回のレバノン&カタール3泊6日弾丸一人旅の全行程および旅費等はこちらです。