【レバノン旅行記 #17】ベイルートのコルニーシュ&地中海に沈む太陽

物々しくて、ちょっぴり緊張した、ベイルートの旧市街を抜け、地中海沿岸に出ました。

ここから、ホテルまで、3キロくらいはあるでしょうが、コルニーシュと呼ばれる海岸通りを歩いて帰ることにします。

ぜひ、ベイルートの海岸を、歩いている気分になってください。

コルニーシュの平和な表情

夕暮れも近いですね。時刻は16時半になろうかというところですが、秋のベイルートの日暮れは早いです。

このあたりまで来ると、もう警官はいません。

  

海岸に打ち寄せる地中海の波と、釣りに興じるベイルート市民。

旧市街は、あんなに閑散としていたのに、人の集まる光景を見れて、ほっとします。

 

広場で遊ぶ子供の姿も。

古今東西、子供が遊ぶ姿ほど、心が和むシーンはありません。

新旧の建物が入り混じる海岸通り。

ふと、後ろを振り返りました。

というのは逆光だからです。歩いていくと、沈む太陽に向かって歩くことになるんです。

夕方のエクササイズ。

釣り人たち。

本当に平和そうな、ベイルート海岸通りの表情です。

夕暮れも近づいて、ますます賑やかになるコルニーシュ。

ベイルートの日没は早く、5時には日が暮れます。

とうもろこし屋さん?

  

数日前まで、デモが行われていたとは、にわかに信じられない光景。

 

日没が迫ってきました。西の海岸まで行けば、太陽が沈むところが見れたのに、しまったなあ。

あと10分早く行動していれば・・・

さすがに、走るわけにはいかないし。

でも、ベイルート市民が活気を失っていたわけではないらしいので、少し安心しました。

だって、旧市街の惨状を見たら、びっくりしますよ。誰もいないんだから。

おや、さすがに冷たくないですか?

これには驚き。海は綺麗といっても、夏じゃないんだから。

てくてくと歩く海岸通り。

地中海に沈む太陽

おや? もしかしたら、太陽が没する瞬間見れるかも。

おお、ギリギリ間に合いました。

地中海に沈む太陽を見るのは久しぶり。

幻想的な色に包まれます。

警官に脅されたり(冗談だったんだろうけど)、いろいろありましたが、本日も無事に終わりそうです。

爆音がして見上げれば、今まさにベイルート空港に着陸しようとしているレバノン航空の機体。

ホテルに帰ります。

   

ホテルに戻る途中、スーパーに寄って、ビールを仕入れます。

今日は、遅いランチで食べた大量のレバノン料理が効いてて、全然お腹すきません。

ベイルートの旧市街から、ハムラ地区まで歩いて疲労もあるし、もう寝てしまいましょう。

明日は帰国です。

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