【レバノン】1日目(その4) 「中東のパリ」の灯り? ベイルートに到着

カタール・ドーハの弾丸観光を終えて、気分はこの旅の最終目的地レバノンです。

時刻は12時。とりあえず腹ごしらえして、ラウンジに腰を落ち着けて、レバノンの情勢を探ることにしましょう。

状況によっては、行き先を変えざるをえない事も覚悟しています。

ハマド国際空港でのレバノン情報の収集

イミグレでカタールに再入国して、セキュリティエリアへ。なるほど、ハマド国際空港でこういう道のりを辿るのがはじめてだったのですが、テディベアを見下ろす感じでセンターコンコースに至るんですね。

 

頼むよテディベア。レバノンのデモが収束していますように。黄色いクマちゃんに、手を合わせてお祈りです。

まずは、とりあえず腹ごしらえですね。フードコートに行きましょう。

シンプルなフードコート

ハマド国際空港は、いつもトランジットの時間がちょうどよいので、空港内の探検ははじめて。

フードコートに来るのも初めてです。

いろいろ、あるにはあるんですが、早くラウンジに行ってwifiに繋ぎたいので、実質を優先。

ハンバーガーで体力をつけて、ラウンジへ急ぎましょう。

フードコートから見える滑走路。

唯一のプライオリティパス利用可 アルハマラウンジ(Al Maha Lounge)

ここ、ハマド国際空港は中東のハブ空港。さぞや、プライオリティパスで入れるラウンジがたくさんあるのかと思いきや、実はたった1箇所だけです。

テディベアの右手奥のエレベータを上がると、カウンターがあります。

到達手段にエスカレータがないラウンジというのも珍しいですが、エレベータの中では、さっきのドーハ市内観光ツアーで一緒だった中国人2人組と一緒になりました。

私も、中国人に見えるのかな。中国語でいろいろ話しかけられたところで、「日本人だよ」というと、驚きの表情。そのあと、意味もわからず握手を求められました。

まあ、悪い気はしません(笑)

さっそくwifiにつないで、外務省海外安全ホームページの現地大使館の情報欄へ。

すると、以下の情報がアップされていました。デモ活動は概ね収束し、道路封鎖もほぼ解除されたとのこと。

正直、ほんとにホッとしました。油断はできないけど、この状況ならば、ふつうに観光はできそうです。よかった・・・ 旅の神様に感謝です。

出典:外務省海外安全ホームページ(2019年10月)

 

あとはレバノン・ベイルート行きのフライトを待つだけです。

安堵の気分でラウンジ内を見学します。

このラウンジは、一度シャワーを浴びるときに使ったことあるけど、長逗留ははじめて。

かんたんな腹ごしらえはできそうですね。

ついでにゲートを確認します。ベイルートはA6ですか。

ここで気がついたことがあります。レバノンの情勢次第では、無料で行き先の変更にも応じるとしていたカタール航空。

そのつもりで、ここドーハまで来ているんだけど、荷物を預けっぱなしなんだよね(笑)

いくら変更可能とはいっても、預け荷物のことまでは考慮してくれないでしょう。迂闊でした。

不安要素が取り払われ、おいしくいただくカプチーノ。

 

ベイルート行き QR420便に搭乗

さて、時間が来て、A6ゲートに向かいます。

ハマド国際空港は、至る所で日本人を目にするのですが、ベイルート行きのゲートに来ると、ぱったりといなくなりました。

一気に旅の気分が盛り上がります。

ドーハからベイルートまでは、3時間あまりのフライト。

搭乗開始です。ベイルートの文字が気分を高揚させます。

ビジネスクラスのエリアを通過。

自分の席に腰を落ち着けます。隣席は空席でした。

ところが、前方のモニタが、ずっとこんな表示。コーランかなにかかな・・・

さすがに、CAを呼んでリセットしてもらいました。

 

短かったけど、カタールの首都ドーハにお別れ。

カタールの空に舞い上がり、ペルシャ湾を見下ろします。

夕日に光るドーハ・ポート。

 

そして、ドーハのランドマークなビル群にもお別れです。

機はペルシャ湾上空を、西日を追いながら西進。

機はクェート上空に達しました。

ありがたいことに、アラビア半島の付け根の上空に達すると、雲が晴れました。

クェートの大地や石油施設を観察することができます。

湾岸戦争勃発! と、これは悪い冗談です。

イラク上空から眺めるメソポタミアの大地

そして機は、イラク上空に差し掛かります。

イラン・イラク戦争以来、まったく政情が安定しないイラク。

しかし、その大地はまぎれもなく世界4大文明のひとつメソポタミア文明発祥の地です。

歴史遺産も多く残されているはずなのですが、イラクの外務省危険度レベルは4。即刻退避しなくてはならない退避勧告が発出されている地域です。

あれは、地図によるとユーフラテス川から派生したハンマール湖でしょうか。

大地に降りてこの目で見ることができないエリアを、上空からの観察で楽しみます。

 

イラクの上空から写真なんか撮ってると、スパイに間違えられないか、少々不安でしたが、機内食が配られはじめました。

ラム肉にも興味をそそられましたが、オーソドックスにチキン。

おいしいチキン弁当です。マカロニサラダもおいしい。

イスラム国家なのに、機内食にワインを出してくれるカタール航空は最高です。

 

その赤ワインで、いつか降り立ちたいメソポタミアの大地に乾杯です。

そしてカナンの地のかなたに、日が沈んでいきました。

  

機はさらに西進し、ただいまシリア上空。

ダマスカスには遠いですが、どこかシリアの町の灯りです。

まばゆいベイルートの街の灯り

そして、機はいよいよレバノン・ベイルートへ。

機は、いったん地中海の上空に出ました。海上からランディングするフライトルートなんですね。

海岸線がくっきり。みとれてしまうような美しさです。

そして、街の上空をかすめるように、着陸態勢に。

これが、レバノン・ベイルートの夜の姿。古くから「中東のパリ」と称されてきたようですが、こんなに煌びやかだと思いませんでした。カッコいいもんですね。

さて、いよいよレバノン・ベイルートにやって来ました。

ついこの間まで、外務省危険度レベル2だった国ですから、私にとってはベールに包まれていた国同然です。

街の景観はどんな感じなのか、治安の様子はどうなのか、遺跡はどれだけ素晴らしいのか、期待に不安も入り混じって、武者震いしてきました!(^^)!

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