レバノン一人旅 出発前夜 ~抗議デモに揺れるレバノン~

外務省危険度情報「レベル2」バールベック遺跡への訪問を決意。トリップアドバイザーの子会社「Viator」で、ベイルート発の現地ツアーの申し込みも完了。

そして、1年も前から押さえてあった航空券とあわせて、できあがったスケジュールがこちらです。

レバノン 3泊6日 弾丸旅行スケジュール

日付

午前

午後

宿泊地

10/30(水)

 

羽田23:50発

機内

10/31(木)

ドーハ6:10着

ドーハ14:40発

ベイルート18:15着

ベイルート

11/1(金)

現地ツアー参加

バールベック観光

現地ツアー参加

アンジャル観光

ベイルート

11/2(土)

レバノン観光

レバノン観光

ベイルート

11/3(日)

レバノン観光

レバノン観光

機内

11/4(月)

ベイルート0:45発

ドーハ4:50着 7:00発

羽田22:30着

 

会社から休暇を2日もらった弾丸日程。それでも、レバノンに丸3日いられます。

それに、往きのドーハ乗り継ぎ8時間半は意図したもので、これだけあれば、ドーハの街も歩けるじゃないですか。

ドーハでの乗り継ぎは、今回で3度目になりますが、いつも街を歩いてみようと思っても、トランジットの時間が短くて願わなかったんですが、今回は3日間滞在するレバノンと合わせて、中東の国をダブルで楽しめそうです。

フライトスケジュール

 航空会社便名フライト

乗継ぎ時間

往き

カタール航空

QR813

羽田23:50 ⇒ ドーハ6:10

8時間30分
QR420

ドーハ14:40 ⇒ ベイルート18:15

 

帰り

カタール航空

QR419

ベイルート0:45 ⇒ ドーハ4:50

2時間10分
QR812

ドーハ7:00 ⇒ 羽田22:30

 

カタール航空でドーハを経由する旅は、イラン、アゼルバイジャンについで3度目。

カタール航空は、航空会社ランキングで上位に食い込む常連。機体もサービスも機内食もまったく申し分ないのですが、アライアンスがワンワールド。すなわちANAマイルは貯まりません(-_-;)

(そのかわり、JALマイルは貯まります笑)

ドーハ トランジットツアー

それでも、久しぶりとなるドーハのトランジットは楽しみ。今回のハイライトは8時間半のトランジットを利用した市内観光ですが、あの黄色いクマちゃん「テディベア」に再会できるのも楽しみです。

 

ドーハのトランジットを利用して観光するのは、ドバイと並んでけっこう定番となっていて、カタール航空が企画しているトランジットツアーで、お手軽に市内観光ができます。

最初は、ツアー参加でなく、勝手に行こうかと考えてましたが、ドーハはそれほど見どころがなく、公共交通機関もあまり充実しているとはいえないので、ツアーに参加することにしました。

ドーハの市内観光トランジットツアーとは、

  • 以前は無料だったが、現在は75カタール・リヤル(約2,200円)。
  • 以前は当日空港での申し込みだったが、現在はオンライン申し込み可。定員46名。
  • トランジットの時間が5時間以上必要。
  • ツアー開始時間が、8:00、10:30、15:00、18:00など1日6回。
  • スーク・ワキーフなどの見どころ数箇所を回遊。所要時間は3時間程度。

となっていて、何も考えずに参加するだけで、ドーハの市内観光ができるなら、やっぱりお手軽ですね。

↓これです。オンラインで、簡単に予約できました。

これで、あとは出発の日を待つだけですね(^^)v

好事魔多し レバノンで抗議デモが勃発

まったく、なんということでしょうか。出発まで、あと2週間と迫った10月17日。レバノンで、大規模な政府に対する抗議デモが勃発しました。

出典:時事ドットコム 2019年10月24日

原因は、財政難に陥っているレバノン政府が、スマホの無料通話アプリに課税しようとしたことで、民衆の怒りに火をつけたということらしい。

レバノンは、35歳未満の失業率が40%。上位1%の富裕層が全国民の所得の4分の1を占める、格差社会だそうです。

2010年に、チュニジアからはじまった「アラブの春」。レバノンは、それほど影響を受けてない(私の知識では)と思っていたのですが、それほどまで格差が広がっていたんですね。

 

しかし、出発まで2週間です。

不謹慎ですが、よりによってこんな時期にデモなんて・・ 勃発当初は、そのうち鎮静するだろうと軽く考えていました。

ところが、

  • 10月18日:抗議活動参加者と治安部隊の小競り合いから、負傷者が数名、デモの現場付近で発生した火災の煙により外国人2名が死亡。
  • 10月21日:デモは拡大し継続。銀行や学校は休業。
  • 10月23日:デモはさらにレバノン全土に拡大。道路が至る所で封鎖される。(グーグルマップで見ると、そこら中に封鎖のマークが)
  • 10月25日:現地大使館より、夜間の外出を控えるように警告が発出。同日、カタール航空のHPにて、ベイルートのラフィック・ハリリ国際空港に到達できない旅客のために、無料でチケットの払い戻しに応じる旨が掲載。

いやいや、マジですか(゜o゜)

この情報を、毎晩、パソコンの前で確認している私の心境を理解できますか(笑)

出発まであと4日です。そんな状況で、空港に到達できない旅客が発生するほど、デモによる道路の封鎖が広がっているとは・・・

正直、レバノンをあきらめ、オマーンあたりに行き先の変更を考えはじめましたが、なんとか沈静化してくれ、と祈る毎日。

ハリリ首相が辞任を表明

そして、出発前日の10月29日。ついに、ハリリ首相が辞任を表明しました。

どうなることかと固唾を呑んで見守ってましたが、なんと、アマル運動支持者とみられる集団がデモ参加者を強制的に排除する活動が起き、ベイルートのダウンタウンは緊迫した状況に。

再びベイルートは外出禁止令が発出。おいおい・・・  もう無理かな・・(ToT)/~~~

 

もう、泣きたい気分でした。

せっかく、長年の夢、バケットリストの上位にあるレバノンに行ける日が来たと思ったら、このありさま。

動揺する気持ちを抑えつつも、いちおうカタール航空に電話。レバノンの状況は把握していて、ドーハのハマド空港に着いてからでも、行き先の変更が可能であることを確認。

出発日の2019年10月30日 デモがようやく鎮静化

出発当日です。

現地大使館の情報では、ハリリ首相の辞任を受け、デモ抗議隊が道路封鎖を解除しはじめたとの情報。しかし、予断を許さない。

でも、どうやら最悪期は脱したようです。

グーグルマップを見ても、空港からベイルート市街への幹線道路は封鎖が解かれています。

ロイターなどの動画ニュースで現地の様子を見ても、デモは落ち着きはじめた模様・・・

 

しかし、ちょうど、同じ頃。

今度は、アメリカ軍特殊部隊が、シリア北西部でイスラム国最高指導者のバグダディを殺害したとの情報。

大丈夫? 均衡が破れて、また内戦やら再燃するんじゃない?

 

なんだか、出発直前まで、ほんとに直前まで、中東情勢ぐちゃぐちゃですが、トランジットのカタール・ドーハまでは大丈夫であると考え、旅立ちを決意。

大きな不安を抱えたまま、夜のバスで羽田空港に向かいます。

こんな気分で、旅に出るのは、正直初めての経験。さて、どんなことになるでしょうか?

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