ミャンマー最大の聖地シュエダゴォン・パヤー【ミャンマー旅行記 #4】

さて、いよいよというか、ようやくというか、ミャンマー最大の聖地「シュエダゴォン・パヤー」です。

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黄金に輝くシュエダゴォン・パヤー

当然入り口では、物々しい警備。
私が日本人とわかると、掌を返したように、WELCOMモードになるのも面白い。

今まで見た限りでは、空港職員なども含め、お役所の上から目線は全くありません。

このあたりは、中国の公安などとは、大きく違うところかな。

ところで、入り口で購入したチケット。またシールのようなものをくれました。

パヤーを訪れるたびに、シールを貼っていたら、Tシャツがシールだらけになりますね(笑)

最大の聖地ということで、料金も若干高め。とはいっても8,000チャット(640円)です。

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シールは記念に持って帰ってきちゃいました。

104段の階段で上がることもできますが、運転手もいるのでエレベータで上に。

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参道の門から中に入ると、いきなりまばゆいばかりの建物。

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そして、灼熱のタイルの上を、裸足で歩く人々。

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予備知識なしで、来てみましたが、境内はすごく広い。
その広い敷地に、ピカピカに磨き上げられたタイルが敷き詰められています。

タイルじゃなくて、大理石かな?

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それにしても、この黄金色。
この金箔、本物なのかな。本物だとしたら、よく強奪されないよなぁ。

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光り輝きまばゆいだけじゃなく、建物も高い。

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いたるところに祭られている仏像。

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仏像も高く、そして大きい。
運転手は、その仏像一つ一つに拝んでいきます。

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広い境内の中心に立つ仏塔。

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これがまた、高く巨大! 高さは99.4mとのこと。

ほんと、どれだけの金が使われてるんでしょうか?
たぶん、部分的には、本物の純金も使われているんでしょう。

「~歩き方」によると、使われている金箔の数は8,688枚だそうです。

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参拝するビルマ人も、やっぱり暑いのかな。
日陰で涼をとっています。

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仏塔を中心に、右回りに、境内をめぐります。

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「~歩き方」によると、この仏塔の歴史は2,600年前から。

「タポゥタ」と「パッリカ」という商人兄弟が、インドでブッダに出会い、8本の聖髪をもらいうけ、この地に奉納したのがはじまり、とされているそうです。

紀元前585年の話。ペルシャ戦争の起きる前。なんともスケールの大きなストーリーです。

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サングラスしてないと、目がおかしくなります。

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ピンボケになってしまいました
言い訳じゃないけど、とにかくまぶしくて、AFがうまく定まらないのは気のせい?

でも、善男善女のみなさん、映像に向って参拝しています。とても敬虔な光景です。

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ここにも寝ている寝仏様。

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聖なる水?

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金と白の競演です。

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鏡面のようなタイル

床の掃除も大変でしょう。
ゴミ一つ落ちてないので、裸足で歩いても、異物を拾って痛いということはありません。

しかし、繰り返しになりますが、熱い(笑)

ほんと、ビルマ人、慣れてるとはいっても、よく我慢できるものです。

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子供の姿も多い。
将来の発展が約束された光景。

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仏像に寄りかかって、休んじゃっていいのかな・・
親しみの湧く光景。

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ミャンマーにも、日傘という習慣があるようです。

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ふんだんに金が使われていても、ケバケバしさをあまり感じないのは、うまく白と調和させてるからかな。

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ヤンゴンの外から来たビルマ人たちでしょうか。
運転手が、即席のガイドをしてあげています。

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いちおう、これで1周。

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名残惜しいので、もう少し南参道の周辺を眺めていきます。

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細部まで、よくつくりこんでますね。

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それにしても美しい大理石(だと思う)の床。

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仏塔が映るほどですよ。
この芸術を維持する、床磨きやさんにも脱帽。

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それぞれの思いがこめられた仏像群。

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イランのモスクの仏教版とでも言うのでしょうか。
この鏡を敷き詰めた壁面がスゴイ。

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ゆっくり回ったら2時間と「~歩き方」にはあります。
私は、1時間で駆け足参拝。

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では、シュエダゴォン・パヤーに、敬意をこめてお別れです。

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このまま階段で降りることもできるのですが、いかんせん足の裏が痛い(情けない・・・)
エレベータで降ります。

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私の足を案じて、「そこで、待ってろ。」と、小走りにクルマを取りに行く親切な運転手。

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その間、ライオンのお尻でも眺めます。

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さて、これで、運転手おすすめのヤンゴン・パヤー・ツアーを終了。

現在13時を回ったところ。
3時間ちょっとで、シュエダゴォン・パヤーを含め5~6箇所のパヤーを回ってくれたんだから、すごく効率がよかったです。

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ヤンゴンの中心「クローバー・シティ・セントラル」ホテル

そして、今夜の宿泊地「クローバー・シティ・セントラル」に到着。
運転手さん、ありがとう!

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チェックインは14時からだけどチェックインさせてもらえました。
すごく愛想の良いホテルスタッフですが、ビザの確認は真剣にやってます。

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こぎれいな部屋で、冷房もガンガン入ります。

そして、値段がなんと1,800円!
シャワーのお湯の出が悪かったりしましたが、1,800円なら何でもいいです(笑)

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シャワーを浴びて一息つきます。
パヤーめぐり、いろんなシールをくれたよなぁ。ミャンマーはシール文化なのかな。

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部屋に備え付けのパンフレット類。
日本語だらけです。日本のビジネスマンが、よく泊まりに来るのでしょうか。

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足の裏が痛く、よく冷やし手おきます。一息ついたら、ヤンゴンのダウンタウンを散策に行きますよ。ヤンゴンの日没は早いんです。