さて、これからEバイクをレンタルして、バガンの遺跡の中を走り回ります。
これは、フロントがくれた地図。
日本語ということは、日本人宿泊者も多いということでしょう。
しかし、せっかくいただいても、この地図だと、ちょっと大雑把過ぎるかな。
ホテルの場所は、地図の右上のニャウンウー。
見どころのひとつは、左側のオールドバガン。
そこへ行くには、メインロードが2本あるようです。
それを押さえておけば、迷子にはならないでしょう。
いちおう、外に出る前に、気温をチェック。
上昇傾向にあるようです。気をつけないと。
ホテルスタッフの話だと、軽く40度を超えるそうです。
Eバイクで遺跡めぐりスタート
Eバイクのレンタル屋さんは、ホテルの目の前にありました。
1日借りて8,000チャット(約640円)。
操作方法を十分に教えてもらってスタートです。
久しぶりのバイクなので、ちょっと緊張します。
ホテルの前の通りを北上して、ニャウンウーのメイン通りに出ました。
これを西に向うと、オールドバガンに出ます。
まずは、手始めにオールドバガンでもめぐってみるつもりで左折します。
Eバイクは、いちおう自転車なので、運転免許はいらないんですが、フルにスロットルを開ければ40キロは出るので、安全運転で。
道の右側(ミャンマーは右側通行)を他車の邪魔にならないように走るんですが、右側の路肩に行けば行くほど砂が浮いてるし、路肩も壊れてたりするので、ほんとに安全運転を心がけます。
手始めに、なんて思ったけど、道行くごとに仏塔群が現れるので、そのたびに道路を外れて見学。
ほんと不思議な気分。ロードサイドに忽然と、こんな遺跡が出現するんだから。
ここバガンには、大小4,000もの仏塔があるそうです。
オールドバガンまで直行しようと思ってましたが、甘かった(笑)
こりゃ、ほんとにすごい。
バイク止めて見たくなりますって。
たしかにこれは、一見の価値あり。
すごいとは聞いてきたけど、実際にこの目で見ると、不思議の世界に迷い込んでしまったかのよう。
ほんとにすごいわ・・・
暑さや日差しも忘れて、ボーッとたたずみます。
ただ、オフロードだからね。バイクは気をつけないと、ヘタするとタイヤをとられて転倒します。
※実際に、Eバイクで転倒してる外国人をけっこう見かけました。
カメラマンになったつもりで、撮影に熱中。
宇宙のどこかの星にいる気分・・
「~歩き方」にも、バガンを1日で回るのは無理、と書かれていたのがわかる気がします。
これが、旧市街、つまりオールドバガンの入り口。タラバー門です。
ここで、ひとつ誤算に気づきました。
グーグルマップのGPSが作動しない!?
つまり、ホテルのwifiで、マップをたっぷり読み込ませて、現地ではGPSのみに頼るといういつものパターンでバガンを駆け巡る予定が、GPSが反応しません・・・
こりゃ、モバイルwifiをレンタルして持ってくればよかったかな。
どこをどう走っているのか、さっぱりわかりません。
後の祭りです(笑)
タラバー門を抜けてオールドバガンの中へ
でも、たぶん、ここがオールドバガンの入り口、タラバー門です。
やみくもに回っても非効率なので、「~歩き方」のオールドバガンの歩き方に従って、見物することにします。
まずは、エーヤワディー川の沿ったブー・パヤーです。
エーヤワディー川沿いのブー・パヤー
案内板もあったので、すぐにわかりました。
ほんとにEバイクは便利だな、と思ってると、どこにとめたらいいんだろ??
おそるおそる杭の中に止めて、屋台の兄さんに「いいかい?」と仕草をすると、「いいよいいよ。」
なんて親切。ベトナムのフエでは、駐輪料金取られたよな。
裸足になって、中に入ります。もう、すでに、外はけっこうな暑さです。
少し日陰で涼みます。
この仏塔は、1975年におきた大地震で、壊れて、川に流されてしまったとのこと。
なので、これは修復後の新しい仏塔です。
川から吹いてくるそよ風が気持ちいい。
この川を遡っていくと、マンダレーにたどり着くことができるようです。
弾丸だけでなく、いつかは、そういう旅もしてみたい。
修行僧たち。それにしても、よく熱くないものだ・・・
いくら、石の色が白くても、私の足の裏は限界です。