今日のスケジュールは、飛行機に乗って帰国するだけ。
事実上、旅は昨日で終わっていますが、私は、この帰国に要する9時間半も旅とする思想の持ち主。
今日でゴールデンウイークも終わり、明日から仕事ですが、そんなこと気にしちゃいられません。
日本までの9時間半のフライトも目いっぱい楽しむつもりで、モーニングコールでバッと起きます。
早朝のヤンゴン国際空港
私の弾丸旅行は、毎度毎度、ホテルスタッフをたたき起こす羽目になるんだよなぁ・・・
春眠をむさぼりたいだろうに、申し訳ない・・
汗をかきたくなかったので、タクシーで空港へ。
空港は4時にならないと開かないらしく、他の旅客とともに待ちます。
乾ききっていないジーンズが、身体にひっつきます。
やっぱり、5時間では乾かなかったか・・・
ガランとしたチェックインカウンター。
帰りもJAL便ですが、バンコクまではバンコクエアウエィズによるコードシェア便。
チェックインしたのは、私を含めて数人。
こりゃ、機内はガラガラかな。
再両替できなかったミャンマー・チャット
ところで、思っていたよりお金が減りませんでした。
多めに両替してしまったチャットをドルに戻そうと思っていたら、なんと両替所がまだ開いてない・・・
免税店で家族への土産を買うかたわら、スタッフに「両替できない?手数料払うから。」と言っても、「それは禁止されているんです。」と丁重に断られました。
うわあ、まだ10,000チャット紙幣が15枚。
15万チャット(約12,000円)も残ってるのに。
悄然としてゲート前の長いすに座ります。
また来たときに使えばいいじゃん・・・ 次っていつだろ(笑)
綺麗に並んだ飛行機を見てるうちに、両替のことなんかどうでもよくなりました。
美しい・・
低空飛行の楽しいプロペラ機
そして、なんと、またプロペラ機です。
バンコク行きだから国際線なんだけど、ほんとに今回はプロペラ機に縁があるな。
プロペラ機らしい、小さな室内。でも、ガラガラだから気になりません。
2席分を占領して、ふんぞり返ります。
ミャンマーにもお別れですね。
わずか4日間の超弾丸だったけど、楽しい思い出をありがとう!
フライト直前にサンライズ。
サンライズにも縁があった旅。
さようなら、ミャンマー。
ベンガル湾ではなくてモウタマ湾。神秘に包まれた海岸線です。
それにしても、隣席が空いてるシチュエーションは最高。カメラなんかを置いておけるし。
待ってました、機内食。
朝からまだ何も食べてません。おいしくいただきます。
こりゃ、どこのお米?ってくらいおいしい(^^)v
飛行機って、ほんとに不思議な乗り物だと思う。
アンダマン海で発生している積乱雲を見下ろしながら、美しいCAが給士してくれる温かい食事に舌づつみ。
飛行機に乗ると、なんだか哲学的になるのは、乗り物として常識を超越してるから?
バンコクエアウエィズは、創立50周年のようです。
詳しいことはわかりませんが、プロペラ機だと、ジェットより低空飛行になるのかな。
大地が、手に取るように近く見えます。
ちょうど、ミャンマーとタイの国境付近。
隣席空席の特等席。
このまま、低空飛行で日本に帰りたい。
今日は、ゴールデンウイーク最終日。
バンコクに着けば、あふれる日本人を満載したJAL便が待っていることがわかってます。
想像したくないなぁ・・・
こうやって、地球は丸くつながってるんですね。
飛行機は、窓際に限りますね。まあ、乗り物全般に言えることだけど(笑)
飛行時間1時間半ほどで、バンコク上空へ。
定時よりも30分近く早い気がする。そんなものなのかな。
仏教国から仏教国へ。
スワンナプーム国際空港 トランスファーのひととき
スコールがあったっぽい、バンコク・スワンナプーム国際空港に到着。
乗り継ぐ便は、9:45のJAL32便。
1時間半の乗り継ぎのはずが、早く着いたので2時間以上あります。
また、ラウンジでのんびりしますか。
お、両替所を見つけました。
ピン札の10,000チャット紙幣が15枚もあります。(約12,000円)
なんとか両替できないものかと駆け込むと、「ノー」・・・・
仕方ない。香港にでも行ったときに両替しましょう。
(香港でもやってくれなかったりして)
ラウンジで休憩です。
このG3ゲート付近のラウンジは、正月に家族でこの空港を利用したときにも立ち寄りました。
なんか、懐かしい。
いったい、このスワンナプーム国際空港って、プライオリティ・パスが利用できるラウンジいくつあるんだろ?
酒も食べ物も豊富。豊かな気分になれます。
見てるだけじゃつまらないので、お皿によそっちゃいました。
おいしいチャーハンと、スクランブルエッグ。
コーヒーを飲みながら、コンコースを歩く人の流れを眺めます。
時間が来てG3ゲートへ。
JAL便 美味しい機内食&食前酒
さっきのプロペラ機と比べると、二まわり、いや三まわりはでかいジェット。
時間がきて、JAL32便は日本に向って舞い上がります。
バンコクの田園地帯を見下ろします。
まずはウエルカムドリンクですか。さすがJAL。
めったに飲まない梅酒でもいただきますか。
チェイサーも用意してくれて、さすがにサービスのゆきとどいたJALです。
たとえ窓の下が雲海でも、やっぱり飛行機は窓際だよな。
ウオークマンで自分の世界に浸っていればいいし、トイレなんて搭乗前に済ませておけばいいだけのこと。
成層圏ではばたいてる翼を見てるだけでも、心休まります。
機が台湾上空にかかるころ、機内食です。
味噌汁まででてきました。
食後のアイスもイケてます。
まもなくランディング。
私の座ってるA席からは、富士山がくっきり。
短いようで、いろんな事を経験できた3泊5日の弾丸ミャンマー紀行でした。
富士山に向って一礼。
今回の旅の無事に感謝です。
※最後までお読みいただきありがとうございました。