ベイルートからダイル・エル・カマルへドライブ【レバノン旅行記 #19】

レバノンの旅も最後。

これから、タクシーをチャーターして、ベイルートの南方の観光地を回ろうと考えています。

空港もベイルートの南側にあるので、荷物を持ってチャーターして、帰りは空港でドロップオフしてもらうのにも都合がいいスケジュールです。

チャーターするタクシーさがし

ホテルの周辺で、チャーターするタクシーを捜すんですが、けっこう難しい。

タクシー自体は頻繁に通り、カメラを肩から提げている私などには、「ヘイ!タクシー!」と叫んで、後続車がいてもクルマを止めて勧誘してきます。

そんなタクシーには、笑って手を振るだけですが、ちょうどホテル近くの交差点に止まっていた初老のドライバーに声をかけたところ、プランニングに応じてくれました。

行程としては、ベイルート南方の2つの観光地「ダイル・エル・カマル」と「ベイト・エッディーン」の2箇所を回り、帰りには空港で降ろしてほしいドライブルート。

トータルで100kmを超える行程です。交渉しても、どうしても100,000LP(7,000円)より下がりません。

昨日70,000LPで半日チャーターできた記憶があるので、もう少し粘ろうとも思いましたが、最後は空港まで行ってもらえるし、チップを含んでということで、100,000LPで手を打ちました。

最初の目的地「ダイル・エル・カマル」までは、こんな感じのルート。

運転手には、「お昼の12時に、メイフラワーホテルにの前に来てくれ。」と約束して、その場は別れました。

ダイル・エル・カマルまでのドライブ

12時ちょうどに、さっき約束した運転手がホテルに迎えに来てくれました。

契約した料金は100,000LP(7,000円)。

ホテルから空港までタクシーを依頼すると、35USドルというのだから、全て含まれているこの契約は、割安ともいえます。

タクシーは、今朝、徒歩で歩いた道を海岸通りに向かいます。

 

初老の運転手は、「昔はガイドだったんだ。」という話を聞かせてくれながら、ベイルートから南下します。

 

景色のいいところでは、クルマを適宜止めてくれながら。

   

このあたりには、2006年には、イスラエルからミサイルが撃ち込まれたんだ、という話もしてくれます。イスラエルによるレバノン侵攻ですね。

 

クルマは山岳地帯に入りました。

 

レバノンは、どの緯度で切っても、海岸線から山岳部まですぐです。

それが、日本の地形と似てるような気がする理由だと思う。

いくつかの町を通り過ぎながら。

   

ダイル・エル・カマルの文字が見えました。

アラブ様式の町並み ダイル・エル・カマル

町の中心の広場に着きました。

運転手に、「見学時間はどのくらい必要か?」と聞くと、「30~40分?小さな町だよ」。

一応、1時間もらいました。

ぱっと見ただけでも、崖にへばりついた美しい町です。

ダイル・エル・カマルとは、「月の修道院」という意味だそうです。

17世紀の頃は、この町はレバノン首長国の中心をなしてました。

こちらは、元大統領のカミール・シャムーンの像です。

さて、広場を出て、町を散策です。

 

町のどこからでも見えるミナレット。

下り坂を降ります。

  

いい感じの小道。

教会とモスクが、こんなに近くにあってもいいんでしょうか。

エジプトに行ったときも、ムスリムがコプト教徒のことを「兄弟」と呼んでいたし、宗教のことを本当によくわかっているのは、信者自身であるということがよくわかります。

 

教会の下を見下ろすと、おじさんと孫?がライフルを持ち出しています。一瞬ビビリました。

レバノンで一番美しい17世紀の町並みと言われてるそうですが、たしかに美しい。

   

さて、また登ります。

 

さっきのミナレット。

  

1本しかない、町のメインストリート。

   

広場に面したユースフ・シャハーブ宮殿に登ってみました。

レバノン発祥の地ともいえるダイル・エル・カマル。ここに宮殿を置き、この美しい町を築き上げたレバノンの英雄は、ファハルッディンです。

時が停止したかのような静かな町を、上へ下へと歩いていると、1時間なんてあっという間にたってしまいます。

さて、次は、というよりこの旅最後の立ち寄り地点「ベイト・エッディーン」に向かって出発です。

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