【レバノン】4日目(その1) 地中海に浮かぶ「鳩の岩」 ~ ダイル・エル・カマル

レバノンの旅、最後の朝。快適な目覚めです。

帰国フライトは、本日深夜の0:45。そして、同日深夜に羽田に着いてくれるんですから、カタール航空ターキッシュエアラインズは、本当に時間のない現役世代弾丸旅行者の味方です。

したがって、本日は最終日とはいえ、たっぷり時間があります。恒例の早朝散歩の後は、少しゆっくりしてから、昨日と同じようにタクシーをチャーターして、ベイルートの南方の観光地を回ろうと考えています。

空港もベイルートの南側にあるので、荷物を持ってチャーターして、帰りは空港でドロップオフしてもらうのにも都合がいいスケジュールです。

日曜日のベイルートの朝

時間があるので、夜明けから1時間ほどたった8時ごろ、散歩に出かけます。

人通りの少ない休日のベイルート・ハムラ地区。

ハムラ地区の散歩。3日目にして、mapsmeに頼らなくても歩けるようになりました。

ほんとに見知らぬ街を歩くのって、気持ちがいい。

これは、各地にあるオープントップバスの停留所ですね。ベイルートにも走ってたんだ。3日間で一度も見かけなかったけど。

  

お、スタバがありました。地中海でも眺めながら、モーニングコーヒーといきますか。

アイスコーヒーで、さらに目が覚めます。

人だかりしている海岸通り。その向こうには・・

「鳩の岩」がありました。

朝の光に輝く「鳩の岩」

なぜ、鳩の岩なんでしょうか? 

ベイルート市民で知らない者はいないほどの、人気スポットらしい。

地中海の透明度もさることながら、岩の巨大さもすごい。

遊覧ツアーがあるようですね。

 

しかし、どうやって上に登るのかな。

ほんとに人気スポットのようです。

次々と人が集まってきます。

   

昨日は雨模様でしたが、今日はすっきりと晴れています。

旅の最後の日にふさわしいです。では、のんびりとホテルに戻りましょう。

ハムラ地区へ。

営業を開始した八百屋さん。

チャーターするタクシーさがし

さて、ハムラ地区の中心まで戻ってくると、もう町は動き出しています。

タクシーも頻繁に通り、カメラを肩から提げている私などには、「ヘイ!タクシー!」と叫んで、後続車がいてもクルマを止めて勧誘します。

そんなタクシーには、笑って手を振るだけですが、ちょうどホテル近くの交差点に止まっていた初老のドライバーに声をかけたところ、プランニングに応じてくれました。

行程としては、ベイルート南方の2つの観光地「ダイル・エル・カマル」と「ベイト・エッディーン」の2箇所を回り、帰りには空港で降ろしてほしいドライブルート。

トータルで100kmを超える行程です。交渉しても、どうしても100,000LP(7,000円)より下がりません。

昨日70,000LPで半日チャーターできた記憶があるので、もう少し粘ろうとも思いましたが、最後は空港まで行ってもらえるし、チップを含んでということで、100,000LPで手を打ちました。

最初の目的地「ダイル・エル・カマル」までは、こんな感じのルート。

運転手には、「お昼の12時に、メイフラワーホテルにの前に来てくれ。」と約束して、その場は別れました。

アラブのファーストフード ファラフェルのランチ

今回の旅、最後の行程も決まり、ホテルで休んだあと、ランチをとりに出かけます。

このファーストフード屋は、昨夕に立ち寄ろうかどうか悩んだお店。昨夜は結局、お腹一杯で、敬遠したんですが。

がっつりとしたレバノン料理もよかったですが、中東といえば、ケバブかファラフェルというのが私の持論。

少し悩んだ末に、ファラフェルに決定。

自宅近くで「お祭り」があっても、その縁日でケバブを食べてしまうような、中東料理好きなんですよね。

さて、クレープのようなかたちで出てきました。

考えてみれば、ケバブとはしょっちゅう出会ってるけど、ファラフェルはイスラエルで食べた以来。

ケチャップをたっぷりつけて食べると、ほんとにおいしい。

店の主人も愛想のいい方でした。レバノン4日目だけど、親日の空気を感じました。

さて、ホテルに戻って、チェックアウトの準備。バッグにはLong Transferの札がついたままでした。

すでに3日前となるカタール・ドーハでのトランジット観光と、レバノン入国から、タクシーに乗ってホテルに着くまでの、あの緊張を思い出します。

 

そしてチェックアウト後、タクシーがくるまでの間、ロビーで新聞を眺めます。

デモ隊が政府に圧力をかけるとありますが、昨日もやはりデモがあったのでしょうか?

香港やイランのデモも収束が見えないし、世界各地でデモの様相です。

 

こちらは、先日殺害されたイスラム国指導者がらみの記事。こっちも、この先どうなることやら。

 

ダイル・エル・カマルまでのドライブ

12時ちょうどに、さっき約束した運転手が迎えに来てくれました。契約した料金は100,000LP(7,000円)。ホテルから空港までタクシーを依頼すると、35USドルというのだから、全て含まれているこの契約は、割安ともいえます。

タクシーは、今朝、徒歩で歩いた道を海岸通りに向かいます。

 

初老の運転手は、「昔はガイドだったんだ。」という話を聞かせてくれながら、ベイルートから南下します。

 

景色のいいところでは、クルマを適宜止めてくれながら。

   

このあたりには、2006年には、イスラエルからミサイルが撃ち込まれたんだ、という話もしてくれます。イスラエルによるレバノン侵攻ですね。

 

クルマは山岳地帯に入りました。

 

レバノンは、どの緯度で切っても、海岸線から山岳部まですぐです。

それが、日本の地形と似てるような気がする理由だと思う。

いくつかの町を通り過ぎながら。

   

ダイル・エル・カマルの文字が見えました。

アラブ様式の町並み ダイル・エル・カマル

町の中心の広場に着きました。

運転手に、「見学時間はどのくらい必要か?」と聞くと、「30~40分?小さな町だよ」。

一応、1時間もらいました。

ぱっと見ただけでも、崖にへばりついた美しい町です。

ダイル・エル・カマルとは、「月の修道院」という意味だそうです。

17世紀の頃は、この町はレバノン首長国の中心をなしてました。

こちらは、元大統領のカミール・シャムーンの像です。

さて、広場を出て、町を散策です。

 

町のどこからでも見えるミナレット。

下り坂を降ります。

  

いい感じの小道。

教会とモスクが、こんなに近くにあってもいいんでしょうか。

エジプトに行ったときも、ムスリムがコプト教徒のことを「兄弟」と呼んでいたし、宗教のことを本当によくわかっているのは、信者自身であるということがよくわかります。

 

教会の下を見下ろすと、おじさんと孫?がライフルを持ち出しています。一瞬ビビリました。

レバノンで一番美しい17世紀の町並みと言われてるそうですが、たしかに美しい。

   

さて、また登ります。

 

さっきのミナレット。

  

1本しかない、町のメインストリート。

   

広場に面したユースフ・シャハーブ宮殿に登ってみました。

レバノン発祥の地ともいえるダイル・エル・カマル。ここに宮殿を置き、この美しい町を築き上げたレバノンの英雄は、ファハルッディンです。

時が停止したかのような静かな町を、上へ下へと歩いていると、1時間なんてあっという間にたってしまいます。

さて、次は、というよりこの旅最後の立ち寄り地点「ベイト・エッディーン」に向かって出発です。

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