京都・桜で検索すると、必ずひっかかる桜の名所「仁和寺」。
「二条城」をまったりと散策した私は、つぎなる桜狩りのターゲットとして、「仁和寺」を選びました。
ところが、結果的に失敗!(^^)!
「仁和寺」自慢の「御室桜」も、いかんせん3月下旬では早すぎたようです。
まあ、いってみましょう。
「御室花まつり」の特別拝観に並ぶ行列
「二条城」から「仁和寺」は、10番バスで1本。約25分です。
バスを降りると、いきなり立ちはだかる「仁和寺」の仁王門。
まさに仁王立ちという感じです。
そして、門をくぐると、拝観者の行列が。
ほぼ拝観者ゼロだった「永観堂」とはエライ違いです。これは期待できそうですね。
「仁和寺」の象徴「御室花まつり」は3/20~5/9まで。今日は3/29(月)です。
この時点で、「御室桜」は「つぼみふくらむ」と、見ごろには気が早い旨表示されているのですが、期待値だけが上昇し、目に入っていませんw
さて、800円の特別拝観券を買って、中に入ります。
今回の目的は「御室桜」に絞ってます。
なので、何回か来たことのある「御殿」の回廊徘徊は割愛。
参道にならぶ桜並木。
さらに期待感が高まります。
3月下旬では早すぎた「おむろ桜」
さて、中門をくぐって左側が「御室桜」。
パンドラの箱を開ける気持ちで、庭園にはいるとこの通り・・・
まったく、咲いていませんでした・・
(繰り返しますが、3月29日のハナシですw)
でも、1本だけあった。
1本だけ開花するというのはなんなんだろう??
「御室花まつり」を3/20からやってる手前、すべてがつぼみの状態ではカッコつかないから、1本だけソメイヨシノを植えたとか。
いったい、あの行列はなんだったんだろう?
私は植物学者ではないので、「おむろ桜」のつぼみを観賞しても、エモーションが沸かないなあw
五重塔も寂しそうです。
あとで調べると、「御室桜」は、ソメイヨシノが散る4月中旬頃に見頃を迎えるそうです。
「御室花まつり3/20~5/9」はしろうとを惑わせますね(^_^)
ソメイヨシノは美しかった「仁和寺」の散策
見ごろの時期を予習もせずに訪れた、まったくの自業自得でありました。
しかし、「仁和寺」には、ふつうのソメイヨシノも咲いています。
由緒ある「仁和寺」の境内を散策するだけでも、心洗われます。
ほんと、花というのは、人の心を和ませますね。
金堂に掲げられた「コロナウイルス終息祈願」。
古代から、こうやって、人類は危機を神頼みしたのでしょう。
どんなに文明がすすんでも、今は神頼みしたい気分ですね。
退散前に五重塔をしたから見上げます。
「御室桜」から見上げる五重塔は、来年以降の宿題にしておきましょう。
「御室桜」には早すぎた、そしてソメイヨシノは見ごろだった、3月下旬の「仁和寺」でした。