ホテルの選び方はいろいろあると思うけど、私の場合、基本的には立地でチョイス。
ホテルに荷物を置いて、心ゆくまで街を歩ける。
歩き疲れても、簡単に部屋に帰って休める。
それこそ、帰国するフライト時間までロビーにいられるような利便性が最優先となる。
ただし、それは海外の場合。
日本国内の旅は、宿泊の楽しみの選択肢が増える。
温泉大浴場があったり、部屋食のサービスがあったり。
そんな純和風の日本旅館であれば、泊まること自体がエンターテイメントであり、それなりの宿泊費を払ってもいいかなと思う。
ところが、諸外国の場合、私の経験不足が原因ではあるけど、高い金を払って泊まる価値というものを、今のところ見出せない。
前回のソウルでは「コリアナホテル」に泊まったこともあって、たまには高いホテルに泊まるのもいいもんだとは思ってみたけど・・
ソウルの高級ホテルというと「新羅ホテル」なんかが有名。
しかしながら、宿泊代がとんでもなく高い(7万円〜10万円!)だけでなく、宿泊代がホテル内の施設やレストランに振り向けられているのがつまらない。
諸外国の高級ホテルは、ユーチューバーが紹介してくれてるけど、それを見ても、
- ロビーが豪華であったり
- 部屋がとんでもなく広かったり
- プールやフィットネスルームがあったり
- ビュフェが高級であったり
正直、これに大枚はたく気にはなれない・・
海外の高級ホテルは、夫婦など男女で雰囲気を楽しむためのもの。
一人旅にはまったくの不向きであると思うが、おおむね当たっていると思う。
と、いろいろ考えていたら、今回の旅は「漢江」をテーマにしてるんだから、「漢江」を眺められるホテルにしよう、とひらめいた。
ホテル代に高い値段を払うなら、使うかどうかわからない(たぶん使わない) 設備より、窓から見える景色を優先すればよかったんだw
今回、宿泊する「アロフト ソウル江南マリオットホテル」のリバービュールームは、1泊22,000円。
私の、今までの海外旅歴で、最も高い宿泊費となるホテルです(^ ^)
まずは安定の「明洞餃子」から
ヨイド地区の「63スクエア」や「漢江クルーズ」などを楽しんでいた私は、昼下がりの明洞へ。
遅めのランチに明洞餃子を食べるため。
ランチタイムを外していても、大人気の「明洞餃子」は大行列だったけど、ひとり旅の私はあっさりと席に着くことができる。
ひとり旅の利点w
この「明洞餃子」最高ですよ!
このジューシーさと辛さのコンビがたまらないw
ほんと行列ができる理由のわかる旨さ。
ワウパスで簡単に払えました^ ^
明洞餃子の後は、明洞マッサージ。
実は、江南のホテルのチェックイン時刻15時まで時間を調整しています。
明洞で受けるマッサージは初めてだけど、40分36000ウオンなら相場通りなのかな。
少々痛かったけど、疲れもとれた気になるのがアジアのマッサージw
では、バスに乗って江南へ向かいますか。
バスは江南に向けて、南山トンネルを快走。
そして、ソウルの漢江南岸、江南エリアに到着。ウワサには聞いてたけど大都会です。
「アロフト ソウル江南マリオットホテル」リバービューの部屋
そして、ホテルズドットコムで予約しておいた「アロフト ソウル江南マリオットホテル」。
こりゃ、漢江側とそうでない側で、料金に大きな差がありそうだなw
さて、私としては異例のホテル代に22,000円も投じてるんです。
チェックインもそこそこに、8Fの部屋に向かいます。
ガチャリとドアを開けると・・
こ綺麗な部屋の窓の向こうには、たしかに漢江が横たわってます。
真下が漢江、という演出ではないけど、いいんじゃないですか。
まだ15時だけど、夕暮れ、そして夜になったら違う姿を見せてくれそう、楽しみ。
ホテル宿泊にお金を投じるという考えは、今までなかったけど、15時のチェックインと同時に入り、11時ごろまでホテル内で過ごすつもり。
すると、20 時間ほどホテルに滞在する計算となり、時間当たり宿泊費は1100 円でコスパがよくなったような気がする。
宿泊費22,000円なら高級ホテルといってもいいでしょう。
シャワールームも広くて清潔。
比べてはいけないけど、昨夜のデヨンホテルの3倍はある。宿泊費も3倍かw
ガウンもありました。
コーヒーや紅茶が揃ってるのは嬉しい。
ミニバーの中はこんな感じです。
高級なシティホテルに泊まると、気持ちもゆったりしたものになります。
なので、まずはコーヒーを一杯。くつろげるなあ・・
そして、シャワーを浴びた後、しばしベッドに身体を横たえます。
アロフト ソウル江南マリオットホテルの探検
部屋の様子をうかがったところで、ホテル館内を散歩。
フロント前のロビーも、時間をつぶせるスペース。
フロントの奥の1階にあった、バーかと思ったら売店。
各種ワインにピザなども売ってるので、今夜の夜食にしよう。
2階にはレストランがありました。
モーニングは、ここがビュッフェになるみたいです。
そして併設されているバー。
ここで飲んでもいいけど、景色が見えないからね。
さっきの売店でワインを買い込んで、部屋で酒盛りすることにします。
ところで、夜食はそれでいいけど、夕食を食べておこう。
時刻は18時で、まだ先客はいません。
この窓から見える景色が漢江だったらいいのにな。
オーダーしたのはパスタ。
ソウルのホテルにいるのになんの変哲もない料理だけど、メニューには韓国郷土料理とかなかったのでしかたない。
でも、しっかりとキムチというか漬物はついてきましたよ。
そしてパン。
部屋でもワイン飲むつもりだけど、オーダーしてしまった。
今夜は酔いつぶれようね^ ^
ごちそうさまでした。
夕暮れ&夜の漢江を眺める優雅な時間
レストランの帰り、売店でチリのワインを仕入れます。夜食のピザも。
グラスも借りれました。
そして、部屋に戻るといい感じのトワイライトタイム。
6月という夏至の季節。ソウルの日没は20時過ぎ。19時でもこんな感じ。
買ってきたピザを、猫が捕まえたネズミをなぶるように眺めますw
私の旅は、いつも時間に追われるように飛び回る弾丸だけど、まったりした旅もいいなあ・・・
夜景になる前の薄暮がかった景色って、素敵すぎる。
人類は、なんて美しいものを創り出せるんだろうね。
刻々と時間が過ぎていくのを実感。
自分の部屋の窓にしたい(^ ^)
完全に夜のとばりがおりて、ルミナーAIを使った遊びw
こんな優雅な夜は久しぶりです。
ひとり旅なんて、しょせんは自己満足。自分が満足できればすべてよし。
この孤独感がなんともいえず最高だ。
雨の朝&ボリュームタップリの朝食
気分がいいから気持ちのいい朝。
ところが、土砂降りの雨が降ってきたw
まあ、雨の朝もいい・・・コーヒーでも飲んで、雨に煙る漢江を眺めます。
その漢江が完全に見えなくなるほどの雨。
ありゃりゃ、と思ったけど、30分後に雨は止みました。通り雨だったみたいです。
では、朝食をとりにビュフェ会場へ。
たこ焼きまであるんですかい?
旅先での朝はたっぷり食べる主義。
食事は旅の原動力。気分もいいし、いくらでもはいります(^ ^)
昨夜は気づかなかったけど、けっこう泊まり客いる。
サラダも美味しい。
コーンポタージュも。
全然足りなくて、パンをひたすら食べる。
食事を楽しめるって、幸せだよな。
食事から帰って、チェックアウトタイムまで休憩。
異国で、こんな時間の使い方は1年に1回あるかないかだけど、旅の数だけ旅の価値あり。
週末弾丸も、ドミトリーにラグジュアリースティも全て楽しい。
ということがわかった大満足な一夜でした。