とにかく韓国に上陸して、ソウルまでやってきました。
今回の弾丸日程は、今夜と、明日土曜日と、明後日日曜日の午前中しかありません。
だから、ホテルに荷物を置いたら、夜の明洞でも散策してみたいと思ってます。
と、そこまで、ゆるい脳内ストーリーを描いていましたが、ソウル駅の地下道から地上に出て、こりゃ計画変更か?
凍てついたソウルの街&輝く崇礼門(南大門)
マイナス9度なんです。寒いのは当たり前です。
しかし、首都圏育ちで、日常的に氷点下を経験することのない軟弱な私には、凍えるような寒さ。
風がないのが、せめてもの救い。
成田で出国するときと同じ出で立ちなんです。
つまり、ジーンズの下は生足だし、手袋もない。
あっというまに、関節が痛くなってきました。いわゆる「しばれる」っていうやつですね。
こりゃ早く、ホテルに入らないと、身が持たないぞ、と思ったとき、前方に光り輝く門が。
崇礼門(すうれいもん)でした。
通称「南大門」と呼ばれる崇礼門。
2008年の2月10日には、あの上層部分が放火されるという痛ましい事件が起きた崇礼門。
2013年の5月に、今のかたちに復元できたそうです。
しかし、屋根のかたちといい、ライトアップといい美しいですね。
寒さを忘れてたたずみます。
日本の室町時代。ソウルは漢城(かんじょう)と呼ばれ、城郭都市だった漢城は、東西南北にそれぞれ門をかまえていました。
そのなかで、最も規模が大きかったのが南大門、崇礼門だったそうです。
寒さに震えながらナムデムンロをホテルへ
美しい崇礼門で感動しましたが、すぐに凍りついてしまいました。ほんとに寒い・・・
ナムデムンロという通りを明洞のホテルへ急ぎます。
急いでるのに、こんな光景を見ちゃうので、どうしても立ち止まってしまいます。
ここは、新世界百貨店の入り口。
南大門市場の出口。すなわち明洞の入り口です。
いやあ、でもソウル都会だなぁ。8年前に来たときは、もう少し野暮ったかった気がするけど。
そして、明洞の入り口に位置した「57Hostel」というホテルにたどり着きました。
本日から2泊しますが、まずは部屋に入り、インナーを着込み、手袋と耳当てを装着して完全武装。
では、弾丸旅行者は時間を無駄にはできません。明洞の通りへ!
雪の舞う中賑わっていた明洞ストリート
すでに21時をまわっています。
さすがの明洞も、この寒さではお開きかな・・・
いやいや、そんなことはない。奥に行けば、いくらでも賑わってそうです。
ちなみに、明洞の洞(ドン)とは、日本の町とか街区に相当します。
だから、いま私が歩いているのは、ソウルの明るい町(^^)
明洞ストリートまで来ると、この人ごみでした。金曜日の夜です。
さすが明洞。ソウル一の繁華街だけあって、氷点下の寒さの中すごい活気。
ほんとに明るい町だ。ときおり雪がちらつきます。
明洞には、クリスマスとお正月が同時に来てました。
夕食は明洞の屋台
ところで、Tway航空の機内食から、なにも食べてません。
ほんとは、有名な明洞餃子を食べるつもりだったんだけど、明洞の賑わいに見とれてたら、店が閉まってしまいました(^^)
しかし、そこは明洞。屋台がいっぱい店を並べてますよ~
お、お好み焼きなんてのもあるのか。350円から500円くらい。
ケバブもありました。
いちごは、ちょっと寒そうだなあ。
栗に、ナッツに、コーン。まるで縁日です(^^)
こちらはジャガイモ、いやサツマイモ?
とにかく、何か食べよう。気温もどんどん下がっています。
マイナス13度まで下がったようです。湯気がすごい・・
この鶏肉が、ボリュームもあって、いい匂いがしたので1本オーダー。
おじさんは、日本語で「5,000ウオン(約500円)ね」。日本語通じるんだ。
スパイシーか、もうひとつなにか選べたんだけど、スパイシーをチョイス。
こりゃ旨い! ただ、途中から食べにくくなりますw
そして、口の周りが、人を喰ったようなあとになりますw
鶏肉5,000ウオンに対して、パジャマ13,000ウオンって、ずいぶん安いな。
鶏肉一本じゃ足りないよ。
こちらは餃子。
おばさんに声を掛けると、なんと新しく焼きはじめてくれました。
手前においてあるのは、見本ね。メニューみたいなもんだ。
写真どんどん撮ってもOKだと、おばちゃんありがとう!
これは、ホットクというお餅だよね。餃子には、このタレをつけてほしいとお願いしました。
餃子も5,000ウオンだ、けっこうするんだね。しかし、旅の道中でケチってはいけない。
余計、さびしくなるだけです。景気よく、おカネは使いましょう(^^)
焼きあがった熱々の餃子。辛いタレがめちゃくちゃ効いて、身体の芯から温まる美味しさでした。
明洞のスーパーで酒を調達
さて、次は酒の調達。ホテルの部屋で一献やりたい。
ところが、通り沿いのスーパーに入っても、酒が売ってない。
そこで、向かいのコンビニに突入。GS25というlifestyle platform、なんかカッコいい。
さて、お酒はあるかな~
あったよ、やったぜ(^^)
店を出ると、さすがに人通りが減ってます。もう23時近い。そして、寒い。
そして、ホテルの門限が23時だったことを思い出します。サンタさんにサヨナラだ。
ホテルの部屋におさまって祝杯。
なにに祝杯って、そりゃもちろん、週末弾丸海外渡航再開の栄えある第一夜なんです。
もう、朝まで飲み明かしたいくらいです(^^)
今日の昼までは、会社でガタガタ(ていうかパチパチ・・キーをたたく音w)仕事してたんですよ。
それから数時間たって、この異次元世界。
なんていうか、技術の進化と、私が生まれ育った時代にほんとに感謝したい。
2020年1月12日、台湾・台中で過ごした一夜から、1,069日ぶりの異国での夜。
今夜は、眠れそうにありません。
でも、快適な朝をむかえられそうです。