韓国入国&空港鉄道「A’REX」で仁川国際空港からソウルへ【12月のソウル旅行記 #2】

興奮しながらも、意外と冷静な感情で韓国・仁川空港に到着です。

これはたぶん、はしゃぎたいんだけど、「はしゃぎすぎるな!」と、もう一人の自分が押さえつけているからでしょう(^^)

そりゃ、2年11カ月ぶりの海外ですから、ほっぺたをつねりたいくらい嬉しいんだけど、油断してると足元をすくわれるのが外国というものですから。

緊張しましょうねw

「K-ETA」&「QCODE」ほぼフリーパスな韓国入国

さて、まず第一関門。検疫です。

「QCODE」登録組みと、申告組みの2列に分かれますが、ほぼ「QCODE」登録組み。

これなら、なにもふつうに検疫を申告したほうが早そうですが、どんどん流れていってます。

逆に、これから申告用紙に記入って、やはり面倒くさいし、ホテルの住所を手で書くのはしんどい。

やっぱり、「QCODE」を登録しておくべきでしょう。

ところで、韓国は、屋内マスク着用義務ですよね。事前に調べてきました。

そして、メールで受信した「QCODE」をキャプチャしておいたものを見せると、ピッとやってあっさり通過。

こりゃ便利です。熱は自動的に計ってるんでしょう。

ちなみに申告組みは、記帳台でうんうんうなってました。

ちなみに、このあたりまで来ると、仁川国際空港はフリーwifiが飛んでます。

私はキャプチャしてきましたが、結論から言うと、キャプチャは必要なかった。

でも、wifiにつながらないリスクもあるので、キャプチャしておいたほうがいいですね。

 

そしてイミグレ。第二関門。

さすがにここは撮影禁止エリアなので、画像はありませんが、ここではパスポートを出して、KETAを見せる、いたってふつうの入国審査。

そして、両手の人差し指の指紋を登録され、顔写真が撮られて終了。

ああ・・各国に私の生体情報さらしまくってるけど大丈夫かなw

ところで、私は印刷したKETAを見せましたが、承認番号などを確認しているだけだったので、たぶんスマホのキャプチャ画面でも行けたと思います。

 

スタンプを省略する国が多くなってるけど、韓国はシールをはってくれました(^^)

記念すべき、更新済みパスポートの第一入国です。

韓国渡航は3度目なので、訪問国数は増えないけど、41回目の海外ひとり旅になりました。

MAR16というのは、ビザなし入国の期限ですね。観光なら3か月間いられるんだ。

 

さて、韓国の人になってロビーへ。

荷物は預けてません。

そして、機内で書いた「税関申告書」を渡して、すべてクリア。

飛行機のとびらが開いてから、30分もかからずに自由の身になれました。

空港鉄道「A’REX一般列車?」で仁川国際空港からソウルへ

それでは、ソウルに向かいましょう。

仁川国際空港とソウル駅は63㎞ほどもはなれています。

ちょうど、成田空港と都心の関係に似ています。

そして、その間を空港鉄道「A’REX」が結んでくれています。

ところで、ソウルの気温はマイナス8度なんです。

なので、ちょっとどの程度の気温か体感してみようと外に出ると・・・

これ、寒すぎるわ!

冗談じゃないような寒さです。

もちろん、寒さへの備えはしてきましたが、手袋もインナーもキャリーの中で、今出すの面倒くさいよな・・

と、寄り道したのが運の尽き・・・ただ今の時刻18:48。

ちなみに、韓国と日本のあいだには時差はありません。

空港鉄道は、もちろん直通列車を使いますよ。

座席は快適だし、ノンストップだし。

料金は9,500ウオン(約1,000円)と、そんなに高くないのもいい。

ところが、18:48のが出て行ってしまった。

次のは19:28。40分も待つのかい??

40分も待ってられないので、各駅停車の一般列車で行く羽目になりました(^^)

韓国の電車の乗り方はとても簡単。だって、日本語ページがあるからw

こんなICカードが発券されます。デポジットとして500ウオン余計にかかってますが、降りた後にカードを返却することで取り戻せます。

ま、50円ですけどねw

一般列車でもいいですよ。料金も4,250ウオン(約440円)で済んだし。

ところで、今回両替してません。

机の引き出しに眠ってた8万ウオン(約8,300円)とクレジットカードがあれば十分という計算です。

このウオンは2014年に渡韓したときの余りで、当時のレートは1円=約9ウオン。

円の対ウオンレートは、極端な円安にはなってませんが、諸外国を旅する場合、その時々で少々多めに外貨を有しておくと、便利なことも多いです。

ちなみに、通信はSIMカードでなくwifiを成田空港でレンタルしてきました。

SIMでもよかったんですが、買ったばかりのiphone14proに輸血するような気がして・・笑

 

お、なんか、上海のリニアモーターカー駅にあった支柱に似てる。

一般列車の改札口を通ります。

直通列車とは、ホームからして違うんですよね。

日本語の表記はあるけど、ハングル文字が旅情を高めてくれるよなあ。

そもそも、いま仁川の第一にいたんだね。終点ソウルは12個目の駅になります。

電車が来て、乗り込みます。韓国語が飛び交うこのアウェイ感が最高だ!

日本人はふつう、直通列車に乗るでしょうw

しかし、所要時間は直通列車43分に対して、一般列車59分。16分しか違いませんから。

 

車内には、QCODE登録推奨の張り紙が随所に。

屋内施設マスク着用は徹底されてます。義務化は解除されたと聞いたこともあるけど・・

公共交通機関の中で通話が禁止されてる国って、日本のほかにあるのかな。

盛大に通話しまくってます。

それでいいです。何言ってるのかわからないから、雑音にもなりません(^^)

むしろ、ほんとに外国に来たんだな、という観念が、少しづつ実感をともなってきます。

駅到着の知らせは、放送もLEDも、日本語付き。

韓国語、中国語、英語、そして日本語なので日本の地下鉄みたいです。

ところで、ホンデって、有名な美大がある街ですね。

その美大出身の作家ハ・ワン氏の著作を読んだことがあるので知っています。

さて、ソウル駅到着。

今夜のホテルはソウルきっての繁華街である明洞(ミョンドン)。

地下鉄4号線に乗ればすぐですが、まずはソウルの街を歩いてみたかったので、4番出口を目指します。

なぜ4番なのかというと、韓国の国宝「崇礼門(すうれいもん)」を見てから明洞に行こうと思っているからで、直に明洞に行くなら7番出口がいいと思いますね。

ていうか、直に行くなら地下鉄をおススメします。寒いでしょうし(^^)

4番出口から外に出ると、というより出る前から寒気に襲われました。

素直にホテルまでは地下鉄で行くべきだったかと、若干後悔w

でも、久しぶりに異国の地面を踏んだ気分のほうが上回ってます。

いいよな外国は。ようやく日本を脱出したんだな。

自分でも何がいいのかよくわからないんだけど、日本とは何もかも違うたたずまいを久方ぶりに味わいます。

私は、数日前に降った雪が残る夜のソウルの街を、崇礼門(南大門)に向かって歩きだしました。

今回のソウル週末弾丸一人旅の全行程・費用などはこちらです。