興奮しながらも、意外と冷静な感情で韓国・仁川空港に到着です。
これはたぶん、はしゃぎたいんだけど、「はしゃぎすぎるな!」と、もう一人の自分が押さえつけているからでしょう(^^)
そりゃ、2年11カ月ぶりの海外ですから、ほっぺたをつねりたいくらい嬉しいんだけど、油断してると足元をすくわれるのが外国というものですから。
緊張しましょうねw
「K-ETA」&「QCODE」ほぼフリーパスな韓国入国
さて、まず第一関門。検疫です。
「QCODE」登録組みと、申告組みの2列に分かれますが、ほぼ「QCODE」登録組み。
これなら、なにもふつうに検疫を申告したほうが早そうですが、どんどん流れていってます。
逆に、これから申告用紙に記入って、やはり面倒くさいし、ホテルの住所を手で書くのはしんどい。
やっぱり、「QCODE」を登録しておくべきでしょう。
ところで、韓国は、屋内マスク着用義務ですよね。事前に調べてきました。
そして、メールで受信した「QCODE」をキャプチャしておいたものを見せると、ピッとやってあっさり通過。
こりゃ便利です。熱は自動的に計ってるんでしょう。
ちなみに申告組みは、記帳台でうんうんうなってました。
ちなみに、このあたりまで来ると、仁川国際空港はフリーwifiが飛んでます。
私はキャプチャしてきましたが、結論から言うと、キャプチャは必要なかった。
でも、wifiにつながらないリスクもあるので、キャプチャしておいたほうがいいですね。
そしてイミグレ。第二関門。
さすがにここは撮影禁止エリアなので、画像はありませんが、ここではパスポートを出して、KETAを見せる、いたってふつうの入国審査。
そして、両手の人差し指の指紋を登録され、顔写真が撮られて終了。
ああ・・各国に私の生体情報さらしまくってるけど大丈夫かなw
ところで、私は印刷したKETAを見せましたが、承認番号などを確認しているだけだったので、たぶんスマホのキャプチャ画面でも行けたと思います。
スタンプを省略する国が多くなってるけど、韓国はシールをはってくれました(^^)
記念すべき、更新済みパスポートの第一入国です。
韓国渡航は3度目なので、訪問国数は増えないけど、41回目の海外ひとり旅になりました。
MAR16というのは、ビザなし入国の期限ですね。観光なら3か月間いられるんだ。
さて、韓国の人になってロビーへ。
荷物は預けてません。
そして、機内で書いた「税関申告書」を渡して、すべてクリア。
飛行機のとびらが開いてから、30分もかからずに自由の身になれました。
空港鉄道「A’REX一般列車?」で仁川国際空港からソウルへ
それでは、ソウルに向かいましょう。
仁川国際空港とソウル駅は63㎞ほどもはなれています。
ちょうど、成田空港と都心の関係に似ています。
そして、その間を空港鉄道「A’REX」が結んでくれています。
ところで、ソウルの気温はマイナス8度なんです。
なので、ちょっとどの程度の気温か体感してみようと外に出ると・・・
これ、寒すぎるわ!
冗談じゃないような寒さです。
もちろん、寒さへの備えはしてきましたが、手袋もインナーもキャリーの中で、今出すの面倒くさいよな・・
と、寄り道したのが運の尽き・・・ただ今の時刻18:48。
ちなみに、韓国と日本のあいだには時差はありません。
空港鉄道は、もちろん直通列車を使いますよ。
座席は快適だし、ノンストップだし。
料金は9,500ウオン(約1,000円)と、そんなに高くないのもいい。
ところが、18:48のが出て行ってしまった。
次のは19:28。40分も待つのかい??
40分も待ってられないので、各駅停車の一般列車で行く羽目になりました(^^)
韓国の電車の乗り方はとても簡単。だって、日本語ページがあるからw
こんなICカードが発券されます。デポジットとして500ウオン余計にかかってますが、降りた後にカードを返却することで取り戻せます。
ま、50円ですけどねw
一般列車でもいいですよ。料金も4,250ウオン(約440円)で済んだし。
ところで、今回両替してません。
机の引き出しに眠ってた8万ウオン(約8,300円)とクレジットカードがあれば十分という計算です。
このウオンは2014年に渡韓したときの余りで、当時のレートは1円=約9ウオン。
円の対ウオンレートは、極端な円安にはなってませんが、諸外国を旅する場合、その時々で少々多めに外貨を有しておくと、便利なことも多いです。
ちなみに、通信はSIMカードでなくwifiを成田空港でレンタルしてきました。
SIMでもよかったんですが、買ったばかりのiphone14proに輸血するような気がして・・笑
お、なんか、上海のリニアモーターカー駅にあった支柱に似てる。
一般列車の改札口を通ります。
直通列車とは、ホームからして違うんですよね。
日本語の表記はあるけど、ハングル文字が旅情を高めてくれるよなあ。
そもそも、いま仁川の第一にいたんだね。終点ソウルは12個目の駅になります。
電車が来て、乗り込みます。韓国語が飛び交うこのアウェイ感が最高だ!
日本人はふつう、直通列車に乗るでしょうw
しかし、所要時間は直通列車43分に対して、一般列車59分。16分しか違いませんから。
車内には、QCODE登録推奨の張り紙が随所に。
屋内施設マスク着用は徹底されてます。義務化は解除されたと聞いたこともあるけど・・
公共交通機関の中で通話が禁止されてる国って、日本のほかにあるのかな。
盛大に通話しまくってます。
それでいいです。何言ってるのかわからないから、雑音にもなりません(^^)
むしろ、ほんとに外国に来たんだな、という観念が、少しづつ実感をともなってきます。
駅到着の知らせは、放送もLEDも、日本語付き。
韓国語、中国語、英語、そして日本語なので日本の地下鉄みたいです。
ところで、ホンデって、有名な美大がある街ですね。
その美大出身の作家ハ・ワン氏の著作を読んだことがあるので知っています。
さて、ソウル駅到着。
今夜のホテルはソウルきっての繁華街である明洞(ミョンドン)。
地下鉄4号線に乗ればすぐですが、まずはソウルの街を歩いてみたかったので、4番出口を目指します。
なぜ4番なのかというと、韓国の国宝「崇礼門(すうれいもん)」を見てから明洞に行こうと思っているからで、直に明洞に行くなら7番出口がいいと思いますね。
ていうか、直に行くなら地下鉄をおススメします。寒いでしょうし(^^)
4番出口から外に出ると、というより出る前から寒気に襲われました。
素直にホテルまでは地下鉄で行くべきだったかと、若干後悔w
でも、久しぶりに異国の地面を踏んだ気分のほうが上回ってます。
いいよな外国は。ようやく日本を脱出したんだな。
自分でも何がいいのかよくわからないんだけど、日本とは何もかも違うたたずまいを久方ぶりに味わいます。
私は、数日前に降った雪が残る夜のソウルの街を、崇礼門(南大門)に向かって歩きだしました。