日本帰国時の水際制限が緩和されたのが2022年10月11日。
この日をもって、3回以上のワクチン接種者はPCR検査を受けずとも帰国が可能となった。
それから、約2か月。
渡航国側の行動制限、ビザなどの諸要件、現地の様子、弾丸渡航可能なフライトの有無、燃料高&円安によるプライスの影響などを総合的に勘案し、韓国への渡航が記念すべきアフターコロナ弾丸海外渡航再開第一号事案となりました(^^)/
アフターコロナというには少々早いかもしれないですが、まあアフターコロナでしょう。
グローバル的にも、中国以外はおおむね安定しているし、日本人も2022年10月は349,557人が出国。
これは、3カ月連続で30万人を超える数字で、11月、12月と、おそらくもっと増えると思います。
ずっと待っていたんです。
この状況下で、私が出かけないわけにはいかないじゃないですかw
Tway航空のフライトスケジュール&苦労した決済?
出典:Tway航空HPより
記念すべき週末弾丸再開にあたり、白羽の矢がたったのがTway航空。
韓国のLCCです。
燃料高などで、航空券が軒並み値上がりしているところへ、割安感があったのでポチリました。
航空会社 | 便名 | フライト | |
---|---|---|---|
往き 12/16(金) | Tway航空 | TW216 | 成田15:10 ⇒ 仁川18:10 |
帰り 12/18(日) | Tway航空 | TW213 | 仁川15:30 ⇒ 成田18:00 |
純粋な週末弾丸ではなく、金曜午後に有給をもらうスケジュール。
帰国は羽田の深夜あるいは早朝という選択もなくはなかったですが、2年11カ月ぶりの渡航なんです。
不測の事態や、私自身のリハビリも兼ねて、おとなしめのスケジュールとしました。
それでも、ソウルに1日半いられます。
チケット代は43,000円。
これに、弾丸再開記念に往きだけ1,100円の機内食を奮発し、44,100円で購入。
ところが、この決済が強敵だった(^^)
なぜか、クレジットカードで決済できない。
カードを変えてもダメ。
エクスペディアをやめて、Tway航空から直接購入しようとしてもダメ。
カード会社に問い合わせても原因不明・・・
仕方なく、コンビニで払いましたw
コンビニでの航空券の支払いは人生初めての経験。
やり方がわからず、コピー機の前でウンウンうなってたら、バーコードがメールで来てました。
そして、そのバーコードでレジでお金を払ったら、WEBサイトのステータスが「仮予約」から「予約完了」になった。
こんな払い方があるんだね。
しかし、私のカード、日韓から排除されてます?
韓国渡航の準備
あらためて要約すると、
- フライトチケットの購入
- 現地滞在ホテルの予約
- 「Visit Japan Web」の登録(日本帰国時のPCR検査免除)
- 「K-ETA」の登録(韓国入国の際の電子渡航認証システム)
- 「QCODE」の登録(韓国入国時の検疫チェックがスムース)
こんな感じ。
フライトやホテルの予約が先に来るのは、便名や滞在先住所を入力する必要があるから。
すべて、スマホのキャプチャでよいはずですが、「K-ETA」だけは、そんなくだりがどこにも見当たらなかったので、チキンな私は印刷して持っていきました(^^)/
ちなみに、「QCODE」の登録は、韓国到着の2日前にならないと登録できません。
そして、持ち物として絶対忘れてはならないのがパスポート。(当たり前だ)
しかし、私はこの約3年間、国内の旅に明け暮れていたので、急に海外ときても、身体が反応してくれないんです。
パスポートケースを洗濯しようとしたら、中から50ユーロ紙幣が2枚も出てきてバンザーイ!
2年11カ月ぶりの成田空港第二ターミナル
さて、前置きが長くなりましたが、これも3年ぶりのNEXに乗って、成田空港へ。
今日は、会社を午後半休。午前中は、とにかく「何事もおきないでくれ・・・!」と祈りながらの仕事。
そして、「空港第二ビル」で降りるのも3年ぶり。
成田より圧倒的に羽田の利用頻度が多い私ですが、身体が覚えてました。なんとなく嬉しい。
そして国際線のチェックインカウンターがならぶ出発ロビーへ。
この2年11カ月の間、もちろん国内線の飛行機は何度も利用しましたが、国際線のロビーの感覚はやはり全然違う。
目をつぶってもわかるこの空気。なんだろう・・
なんか、ここに来るだけで生き返ったなぁ(^^)
Tway航空はⅮカウンターですか。LCCなのに第二だし、カウンターも中央寄りですね。
Tway航空のチェックイン
さて、異国への旅の最初の楽しみが、飛行機へのチェックイン。
国内線は、もはやカウンターを通ることなどなくなりましたが、国際線は諸手続きがあるので、オンラインチェックインしていたとしても、カウンターに顔を出すのが一般的。
しかし、なぜか、今回のソウル便は、オンラインチェックインさせてもらえなかった。
KETAの件とかあるからかな。
なので、並びます。
グランドスタッフが韓国語や英語で搭乗客に案内する光景。
異国への旅の香り。
ちなみに、日本人はほとんどいませんでした。
日本人かどうかは、パスポートの色でわかります。
KETAの注意事項。これがあるから、WEBチェックインさせてもらえないんだろうな。
でも、席は窓際を押さえてあるから安心です。
隣のカウンターでは、同じTwayだけど大邱(テグ)行き。こんな路線あるんだね。
うわー、気分盛り上がるわ! 生きててよかった(^^)
Tway航空は、LCCにおいても荷物機内持ち込み10㎏まで無料と良心的。
ただ、身の回り品ふくめて1個までなんだけど、キャリーにカメラバッグ2個許可されました。
もちろん、乗り込むときは、キャリーの中にカメラバッグを詰め込むつもりではいましたが。
ところで、満を持して、ごていねいに印刷までして持ってきたKETAでしたが、珍しくもないといった表情で返されましたw
まあ、向こうで見せるものですからね(^^)
そして、発券されました。いやあ嬉しいな、ほんッとに嬉しい!
ペーパーレスの時代でも、手元に残るボーディングパスは、旅の貴重な記録だよね。
Tway航空216便 エアバスA330機で仁川へ
真新しいパスポートに、最初のスタンプ。
私は、日本の出入国時はスタンプ省略派なんだけど、さすがに今回はお願いして押してもらったわ(^^)
そして、後学のために、他のフライトをよく見ておきます。
やっぱり、ポイントはカタール航空だよな。もっと下がらないかな。
お、AKIHABARAの場所が変わってました。
コンコース歩く感覚も国内線とは明らかに違う。なんか、同じことばかり言ってる。
そりゃ、仕方ないですよ。2年11カ月ぶりなんだから。
JALとTwayの共演。
考えてみれば、2年11カ月前の帰国は、台北からのJALで、場所も同じ成田の第二だったな。
インバウンドや日本人の出国増えてるといっても、コロナ前の約3割。
まだまだ、閉めてるお店多いです。
第二ターミナルの果て、84番ゲートにたどり着きます。
コロナの渦中に運航を開始した、台湾のスターラックス航空の機体。いつか乗りたいね。
搭乗開始。旅立ちの気分が高まるとき。
機体は最新のエアバスA330。
なので、機内はすごくきれいです。これって、ほんとにLCCか。
2-4-2のシートの幅も、前の席との感覚も申し分ありません。
これなら、長時間乗っても平気です(^^)
けっこう、いろいろ就航してるみたいです。
機内はほぼ満席。ほぼ韓国人? 日本語はあまり聞こえません。いるんでしょうけど。
日本語の放送もありません。それが嬉しい。
そして動き出しました。ONTIMEのフライト。
手を振ってくれるマーシャラー。
そして離陸。感動して泣くかと思ってたけど、案外冷静だったw
霞ヶ浦にあいさつして、西へ機首を曲げます。
乗り心地もいいです。Tway航空、ファンになりそうです。
なにやら配られました。最初は、韓国語のを配られて、CAさんがあわてて「ごめんなさい」と日本語バージョンにさしかえる姿がほほえましかった。
ところで、これいるんだよね。KETAとは別に必要らしい。
滞在先住所を引っ張り出すのに一苦労です(^^)
WEBで予約しておいた機内食が配られました。
1,100円するので、けっして安くはないけど、弾丸海外再開記念です。
2年11カ月ぶりの機内食に感激。
富士山も祝福してくれました。
考えてみれば、LCCで機内食をオーダーしたのははじめて。
まわりは食べてないのに、私だけが箸を運ぶ、なんだか妙な食べ心地ではありましたw
快調に西へ飛んでいくエアバスA330。雲海が雪原のようでした。
そして陽が沈みます。
ほんとに快適だったエアバスA330機。スマホの充電も完了です。
機が降下しはじめ、仁川工業地帯の夜景。
そして着陸。2年11カ月ぶりの海外渡航が韓国になるとは思わなかったけど、不思議な縁です。
カタール航空も機体を休める仁川国際空港。
この空港を訪れるのは、実は8年ぶり。
3時間のフライトだったけど、久々の国際線の感触を味わい感無量でした。
さて、今夜の宿はソウルの繁華街明洞です。
平和ボケ気分ではあぶない。気を引き締めてまいりましょうか(^^)