やっと、出発の日が来ましたよ!(^^)!
待ちに待ったイランへの弾丸旅行!
正味4日もない日程で、テヘラン、シラーズ、エスファハーンと回ろうというのだから、旅のベテランの方がみたら、あきれるほどの弾丸日程。
まずは、この弾丸旅行のスケジュールをおさらいしておきましょう。
イラン 3泊6日 弾丸旅行スケジュール
日付 |
午前 |
午後 |
宿泊地 |
---|---|---|---|
3/15(水) |
羽田23:50発 |
機内 |
|
3/16(木) |
ドーハ6:00着 7:50発 |
テヘラン10:25着 テヘラン観光 |
テヘラン |
3/17(金) |
テヘラン ⇒ シラーズ (飛行機) |
シラーズ観光 シラーズ ⇒ イスファハーンへ |
たぶん 夜行バス |
3/18(土) |
イスファハーン観光 |
イスファハーン観光 |
イスファハーン |
3/19(日) |
イスファハーン観光 |
イスファハーン ⇒ テヘラン(飛行機) テヘラン22:40発 |
機内 |
3/20(月) |
ドーハ0:15着 3:20発 |
成田19:00着 |
会社から休暇を2日もらった弾丸日程。それでも、一応イラン国内に3日半ほどいられます。
気になるのが、初日のテヘランのホテルと国内便の飛行機だけ、なんとか確保したものの、その他の予定は、それらしく書いてあるけど、ほぼ未定。
ポイントは、やはり最終日の3/19。
3/19はイスファハーンにいるわけですが、夕方のテヘラン行きの飛行機に乗り遅れると、予定通りに日本に帰って来れません(笑)
つまり、3/19の昼ごろまで、いかにいろんな所を見学し、多くを吸収できるかが、この弾丸旅行のカギとなります。
それにしても、この忙しいサラリーマン風情をものともせず、果敢にバケットリストを消化していくこの情熱! 自分を尊敬します(笑)
この情熱が明日への活力につながっているのは、紛れもない事実ですが、情熱だけではサラリーマンをやってられないのも事実。
スケジュールが破たんして、帰国予定日に帰国できなかったら、上司の信頼を失うのみ(+o+)
しかしながら、このリスクと背中合わせの感覚もまた、背水の陣というか、武者震いを誘発するというか、情熱をかきたてるんですよねえ。(勝手にやってろ、と言われそうですが・・)
イランの外務省危険度レベル
ところで、現役世代弾丸旅行者の私は、とっても許されるリスクはスケジュールだけだと思っています。
ご覧のように、外務省が示すイランの危険度は1。
つまり、十分に注意をすれば、観光であれ、滞在が許されるケース。もちろん、自己責任ですが。
これが、レベル2にあがった瞬間から、「不急不要の渡航は止めてください」となるので、現役世代の人間として自粛すべきです。それが、社会人というものでしょう。
ま、固いことは終わりにして、あわただしい日程の中でも、しっかりとイランの人々の営む姿を、しっかりと目に焼き付けてきましょう。
カタール航空 フライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト |
乗継ぎ時間 |
|
---|---|---|---|---|
往き |
カタール航空 |
QR813 |
羽田23:50 ⇒ ドーハ6:00 |
1時間50分 |
QR482 |
ドーハ7:50 ⇒ テヘラン10:25 |
|||
帰り |
カタール航空 |
QR499 |
テヘラン22:40 ⇒ ドーハ0:15 |
3時間5分 |
QR806 |
ドーハ3:20 ⇒ 成田19:00 |
今回の便は、カタール航空。カタールのドーハで乗り継いで、テヘランまで約8,000キロの移動です。
カタール航空の利用は初めてですが、なんかいい評判をいっぱい聞きますよね。すごく楽しみです。
では、いざ出発!
深夜の羽田空港でのひととき
またまた、いつものように直前まで立て込む業務に会議。
そして、上司に「お先に失礼します! 明日と明後日、冬休みを頂きます!」
上司:(苦笑いしながら)「今度はどこ?」
私 :「中東の核保有国です(笑)」
周りで聞いてる同僚も、マジか~という顔しながら、目は笑ってます。
こんな、上司や同僚に恵まれた私は幸せ者です。
さて、羽田発が23:50と比較的遅いので、ゆっくり自宅で支度を整え、リムジンバスへ。
なんと、バスの乗客は私だけ。貸切状態で羽田の国際線ターミナルへ向かいます。
いつ来ても、羽田空港は美しい。
フライトを確認。我がカタール航空は5分の早発ですか。
JALとのコードシェア便なんですね。
カタール航空 チェックイン
チェックインカウンターへ行くと、すごい雑踏。これ全部カタール航空? と思ったら、隣のエールフランスでした。
カタール航空のチェックインカウンターはこんな感じ。濃い紫色のシックな色調です。
オンラインチェックを済ませておいたので、並ばずにチェックイン。ちょっとした優越感です。
カタール航空は初めての利用。アライアンスはワンワールドなので、JALカードをみせてマイレージを貯めます。
オンラインチェックインで指定した通りの座席Get!
さて、イランまで、どんな空からの景色が楽しめるんでしょう。ま、ほとんど夜間ですけどね(笑)
ちなみに、日本とイランは時差が6.5時間なので、フライト時間はトータル約17時間。
ドーハでの乗り継ぎ1時間50分は、少々注意を要するかな。初めての空港だし。
チケット代は125,000円。中途半端な時間帯であれば、もっと安いのはいくらでもありますが、効率よく滞在しようとすると、どうしても値が張ります。
な、なんと! ドーハは雨模様。信じられません。砂漠の国だと思ってたのに。
羽田 ⇒ ドーハのフライト
搭乗開始です。
機内は満席。日本人と外国人が半々ぐらいかな。
時は春休み。大学生っぽい、若い方が目立ちます。皆さんは、ドーハで乗り継いだあと、どこの国に行くのかな。イランは少数派でしょう。
ドーハまで、シルクロードの上をひとっとび。
ほんと、500年ぐらい前の人が飛行機の存在を知ったら、腰を抜かすでしょう。
カタール航空のおいしい機内食
機内食もおいしいカタール航空。私、茄子が苦手なのに、ペロリです
イスラム教の国なのに、お酒はあるんですね。
そういえば、ターキッシュエアラインにもお酒はありました。
イランに入れば、間違いなく禁酒生活。今のうちに飲んでおきましょう。
機内ではぐっすり・・・
休みの前の仕事を目いっぱい片づけてから旅立ってますから、考えてみれば当たり前。
気流もいいのか、機体はビクともせず・・・
そして、ホルムズ海峡のあたりで目を覚まします。
昨夜は気がつきませんでしたが、窓には氷がびっしり!
ペルシャ湾やアラビア半島を眺めようと思ったのに、残念・・
朝食もおいしく、カタール航空、最高!
効率的なハマド国際空港のトランジット
早朝のハマド国際空港に到着しました。
この空港の利用は、もちろん初めて。ドバイと並んで中東を代表するハブ空港なので、すごくデカいと聞いてます。
迷わないように、トランスファーのサインを見ながら歩きます。
シャトルに乗れ、とのことなので、乗り込みます。
まだ、トランスファーのサインを追いかけます。乗継時間が1時間50分しかないので、慎重に行動しています。
ここで、はじめて、トランスファーと到着ゲート行きの客が分かれます。
他の到着便の乗客たちと、保安検査場に並びます。やっぱり、乗り継ぎでも保安検査があるんだね。
けっこうな行列。
一瞬、昨年のロサンゼルスでの悪夢がよぎりましたが、列はちゃんと進んでいます。スタッフが、積極的に誘導し、旅客をさばくのに最大限の努力をしていることが見てとれます。
まったく、どっかの国も、見習って欲しいもんだ(笑)
機内には、あれほどいた日本人の影は、もうありません。
みんな、どこ行っちゃったんだろ??
乗り換えて別の国に行くにしても、ここは通らざるを得ないと思うのですが・・
行列が長かったわりに、さして時間もかからず無事に検査場を通過し、テヘラン行きのゲートを探します。
さすが、ハブ空港。探すのも一苦労です。
テヘラン行き482便、ありました。E22ゲート。
それにしても、いろんな方面に出ているもんですね。
名物 テディベアと初対面
ゲートを確認して、ホッとしながら、メインロビーに降ります。
おっと、あの巨大な化け物は何でしょう?? クマさんです(笑)
可愛くて、なんかいい雰囲気ですねぇ。
でも、ホコリで汚れたら掃除が大変そう・・
ここハマド国際空港は、2014年にできたばかりの中東のハブ空港。
今回は時間もないけど、実は、今年の夏にも寄ることになっているので、そのときは、この巨大空港を目いっぱい楽しむとしますか。
またシャトルに乗ります。前面部のデザインがカッコいい!
そして、E22ゲートへ。
ドーハ ⇒ テヘランのフライト
テヘラン行きのゲートに到着。見事に日本人はいません。
テヘランの文字。気分が高まってきました。
テヘラン行きも最新の設備。
USB端子もあります。
ドーハからテヘランまで、シラーズ、イスファハーンと訪れる予定の街の上を飛びます。
フライトスケジュールの都合とはいえ、私は明日の朝、テヘランからシラーズまで、また飛行機に乗るんだよね。ちょっぴり、馬鹿らしい気が(笑)
いよいよ離陸。
着陸してくる飛行機とぶつからないよね。素人の発想です。
離陸するときに、一瞬見えたペルシャ湾。
石油のイメージが強いペルシャ湾ですが、こんなに綺麗だったんですね。
海底までバッチリじゃないですか!
ペルシャ湾の上空は、一面の雲でした。
短いフライトですが、機内食が配られはじめました。
ちょうど、イランの国土の上空に差し掛かったころ。
これまた美味しい
ドーハ行きの朝食から3時間ぐらいしかたっていませんが、ペロリと平らげます。
窓外に、イランの山の稜線が。
この雲の下にはイランの大地があります。いよいよイランに降り立つのかと思うと、ちょっと武者震いがしてきました。
あと、2時間ほどでテヘラン到着です。