イスファハーンのバザールでペルシャ絨毯を買う【イラン旅行記 #18】

さて、アルメニア地区から帰って、12時にホテルをチェックアウト。

あわただしかった、イラン弾丸の旅も、とうとう終わってしまいますが、フライトは17:20なので、もう一度エマーム広場に向かいます。

再びエマーム広場に行く理由は、絨毯を買うためです。

イスファハーンのバザールで絨毯屋さん選び

エマーム広場の、北側に広がっているバザール。ここは、絨毯屋さんが、いっぱい軒を連ねています。

それこそ、いったい誰がこんなに買うんだろう、そんなに需要ってあるの? って、思ってしまうほど、大量に売られています。

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眺めているだけでも、とても楽しい、ペルシャ絨毯の模様。

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でも、イスタンブールで絨毯を見かけてから、中東の絨毯欲しいなって、ずっと思ってました。

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イスタンブールの場合は、ペルシャ絨毯とは言わないんでしょうけど。

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さらに、イスタンブールと違うのは、まったく声が掛からないこと。

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イスタンブールでは、立ち止まって物色しはじめたら、ギャンギャン言い寄ってきて、とても鑑賞できる状態ではありませんでしたが、こちらは悠然。

見たきゃ見ていけ、写真撮りたきゃ撮ってけ、という感じです。

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それにしても、美しい模様です。

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念願のペルシャ絨毯GET!

そんな中、私は一軒の絨毯屋さんに入りました。大小さまざまな、鮮やかな絨毯が陳列されています。

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ご主人は、旅人に売るツボを知っていて、「用途は?」「サイズは?」「厚さは?」「模様は?」と聞いてきます。

これなら、落ち着いて買えそうです。

息子さんでしょうか。紅茶まで出してくれました。

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で、買ったのがコレ(下の写真)。バスマットです。

相場は全く分からないんですが、80ユーロで購入。予算を1万円と踏んでたので、まあいいでしょう。

念願のペルシャ絨毯ゲットです!(^^)!

日本に帰ってから、さっそく使ってみましたが、ごわごわ感がなく、シルクの上に立っている感触。

水分もよく吸い取るし、いいバスマットが手に入りました。

これなら、毎日シャワーを浴びるたびに、イランの旅を思い出せそうです。

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買った後、店の中を見学させてもらい、しばらく店の主人と雑談。

「今度来た時は、1,000ユーロのを買ってくれ!」

はいはい、今度来た時に、羽振りが良かったら、検討させてもらいます(笑)

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スークの散歩

さあて、空港に向かうまで、もう少し時間あります。その辺をブラブラします。

ほんとに誰が買うんだろうね。プライスカードはないけど。

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とても屋根の美しいスークでした。

エマーム広場にお別れ

外に出ると、やっぱり桜が咲いていて。

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今日は、ちょっとどんより空のエマーム広場。

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エマーム広場の回廊に広がるお土産屋さんで、お守りを買いました。不思議なデザインです。

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セパー通りをぶらぶらと

セパー通り経由でホテルに戻ります。

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実は、このあたり博物館が並んでいるんですが、今回の旅では割愛。

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セパー通りにたたずんで、道行く人を眺めます。

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日曜日のイスファハーン。みんな平和そうです。

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あと、数時間で日本に帰らなくてはならないんですが、やっぱりイラン来てよかった。ほんとに来てよかった。

イスファハーン、美しい街でした。

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ホテルに戻り、タクシーを待つ間のひととき。

正直、現役のうちにはイランなんて絶対来れないと思っていたけど、会社からもらった2日の休暇で5連休を作り来てしまいました。

そして、深夜特急を読んで以来の夢だった、シラーズ、イスファハーンといった街を歩く事ができた。

なんか、こう、夢じゃないか、といった心境です。