入り口は、ここでした。何回か、目の前を通りましたが、目立たなくてわからなかったです。
豪華絢爛なゴレスターン宮殿
入場料900,000リアル(約3,100円)を払って、中に入ります。
この宮殿は、7つの建築物に分かれていて、それぞれ個別にチケットを買うこともできましたが、はるばるテヘランまで来て、ケチっても仕方ないし、まとめ買いです。
500,000リアル紙幣を2枚出します。こんな高額紙幣が、飛び交うマーケットって、ほんと不思議。
庭園内のマップをもらいました。
時計回りに見ていきましょう。
タフテ・マルマル
まずこれが、タフテ・マルマル。
ペルシャ芸術の中でも最高峰とのことですが、中はどんな感じでしょうか。
そして、中がこんな感じ。びっくりです。
天井も・・・
別名、鏡の宮殿と呼ばれるだけのことはありますね。たしかにこれは最高峰だ・・
大理石の王座です。
重そうだなあ・・(笑)
いやいや、しかし、いきなり度肝を抜かれました。この世界遺産、すごい。
鏡の王座の目の前には池。
隣の建物に行ってみます。
ゴレスターン宮殿が世界遺産に登録されたのは2013年。
建てられたのも、最も古くて18世紀。そんなに大昔ではありません。
しかし、このまばゆいまでのモザイク手法。目が眩むほどです。
しかし、ところどころ、撮影禁止区域あり。知らずに撮って、軽く咎められました。
ごめんなさい
宮殿の中央は庭園になっています。まだ春には早いようですが、木々に花が咲き乱れたら、どうなふうになるんでしょう。
この庭園はペルシャ式庭園。テヘランが首都になった直後、ガージャール朝の王宮として使われていたものだそうです。
これ、作るのに、どのくらいかかったんでしょうね。
タイルのモザイクが美しい・・
イランって、乾燥してる国とばかり思ってましたが、花がよく咲いてます。
シャムス・オル・エマーレ
ヨーロッパ風に建築したとされる、シャムス・オル・エマーレ。
中は、やっぱり鏡尽くし。
掃除というか、手入れも大変だろうなあ・・
ノウルーズ直前ということで、激混みを心配してましたが、閑散としています。
イランの人たちにとっては、もはや食傷ぎみ? あるいは、街中にあらゆる芸術があるから、あらためて来なくても?
アクス・ハーネ?? だったと思います。
いっぺんに、いくつもの建物を見て、頭が混乱・・
撮影禁止だったと思いますが、係のお兄さんに、お願いと頼むと、「ジャパン! OK!」。
話が分かる人だ!(^^)!
ステンドグラスと鏡の調和は、もはや芸術の域を超えて、神ってます!
建築費は、いったいいくらかかったんでしょう?
バードギール
ここは撮影可。イラン女性たちも、お互い撮りあっています。
ほんとにすごい・・
まるで、氷のようです。
すっかり堪能して、庭園に出ました。この時点で15時くらいでした。
みなさん、午後のチャイを楽しんでいます。気温がちょうどよく、外でのチャイが、とてもおいしそうに見えます。
ペルシャの芸術、いや歴史の強さを感じさせるに、十分な宮殿でした。
では、ゴレスターン宮殿、さようなら。
出口です。
では、陽が沈むまで、バザールを散策し、イランの人たちの表情を観察させてもらいましょう。