イラン一人旅 出発まで

アメリカ合衆国の、ジョージ・W・ブッシュ大統領が、悪の枢軸と呼んだ国があります。

北朝鮮・イラク・イランの3ヵ国です。

そのうち、日本国民が、ふつうに行くことができる国は、イランだけです。

アメリカに真正面から対抗するイラン

イラン。行ってみたい国の上位にランクする、バケットリストに書き込まれている国です。

周りからは、本当によく言われます。なんで、そんなとこに行きたいんだ??

私が旅に求めるものは、孤独感と、ほどよい緊張感。

それは、別にイランでなくたって、味わえるんでないかい? と、まったくその通りでございまして、完全に私個人の好みの問題であるのですが、沢木耕太郎さんの「深夜特急」でイランの旅路を活字で拝見してから、行きたくて仕方ありませんでした。

ついでに言っておくと、パキスタンやアフガニスタンも・・

 

その、イラン。核問題に関する国連安保決議で経済制裁が解除されて、ほぼ1年。

トランプ政権の誕生で、またきな臭くなっちゃいましたね。

イラン、米に「報復措置」。トランプ政権による追加制裁を受け

イラン外務省は、3日にドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権から追加制裁を科されたことを受け、「この地域でテロ組織の創設や支援に関与した米国の個人や団体」に「法的な制約を科す」報復措置を取ると明らかにした。対象となる「個人や企業の名前は追って明らかにする」としている。

同省は「防衛のみを目的としたわが国のミサイル開発とミサイル運用能力、および正当な防衛以外には決して使用しない通常兵器を保有することは国際法と国連(UN)憲章に基づくイラン国民の権利である」と主張した。

出典:2017年2月4日AFP時事 ニュースより

正直な感想。
アメリカに対して、そこまではっきり言うことができるイランは素晴らしい。

ほんとに素晴らしいです。

古くは、1978年にはアメリカ大使館人質事件なんてのも、起こしてますよね。

もちろん、テロとか暴力はいけないことです。
でも、「防衛のみを目的とした~」というくだりには、妙に納得できるものがあります。

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イラン大統領 今は壁を作る時ではない(c)AFP/HO/IRANIAN PRESIDENCYより

この人ですよね、イランのハッサン・ロウハニ大統領。

トランプ氏のことを、政治の初心者とも揶揄しています。いやあ、痛快です。

イラン弾丸旅行への3つの心配事

こんな状況の中、私はイランへの弾丸旅行を画策しています。

そもそも、イランという国を旅するに際し、弾丸旅行という考え方が成立するのか。

弾丸旅行というのは、決められた日時にちゃんと帰ってこれることが前提なので、行き帰りの航空券、行く先々のホテルなども、出発前に押さえてあることが望ましいのは言うまでもありません。

ところが、イランという国は、私のような弾丸旅行者には易しくない。旅程を立てるにあたって、調べれば調べるほど、いろいろ難関が待ち構えていました。

アライバル・ビザの取得

1つ目は、アライバル・ビザは、ちゃんととれるかな。

イランのビザは、事前に取得しようとすると、招待状なるものが必要らしいです。

つまり、イラン国内に家族や知人などがいないと、なかなか困難で、旅行会社に頼むのが一般的だとのこと。

でも、空港でも、「アライバルビザ」というものが取得可能らしく、ならいいじゃんとなるんですが、すごく時間がかかったなんて、ブログなども拝見しています。

そして、私のパスポートには、入国する気もなかったアメリカのスタンプが押されている。

これについては、心配で大使館に問い合わせたところ、特に影響はないとのこと。ただし、その後、米国に入る際は、余分な審査が加わる。

1年の始まり ノウルーズ

2つ目は、ノウルーズの前後であること。

これを調べずに航空券を抑えた私もバカですが、イランでは3月に1年の始まりのお祭りとされるノウルーズというのがあるらしい。

そして、この前後1~2週間は、乗り物もホテルもいっぱいになるとのこと。

事前に予約しにくいイランのホテル

3つ目は、イランのホテルは、日本から予約しにくい。

クレジットカードがほとんど使えないことによるらしいですが、たしかに、いつも使っているエクスペディアなど数社をあたっても、ホテルが検索されず、でてきても超高級ホテルのみ。

アメリカと敵対してるんだから、アメリカ資本のWEB旅行社の検索に出てこないのは、ある意味当たり前ですね。

いろいろ悩みましたが、ここはひとつ、初心に戻って、丸裸でイランに乗り込みますか(笑)

ここ最近の旅は、往復のフライトだけでなく、現地のホテルも押さえてから旅立つパターンが多かったですが、エクスペディアなんかで検索すると、その方が安いから仕方ない。

ノウルーズで混雑していたとしても、なんとかなるでしょう、と淡い期待をかけます。

 

イランは、それこそアメリカなんかと比べ物にならないほどの歴史ある国。

そして、ガチガチのイスラム国家。それも、シーア派の国は、訪れるのは初めてです。

空港に着いた後、なんの予定も決まってなく、一から思考してプランを組み立てる、あの緊張感をまた味わうとしますか。

とにかく、出発の2017年3月が待ち遠しい。私が行くまでは、中東方面で問題が起こらないでほしいと願う一方、イランという崇高な国へ旅立てることで、私の胸は最高潮に達しています!(^^)!

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