16時ちょうどに、約束の場所へ。ちゃんと運転手が来ました。空港へ急ぎます。
いよいよ、エジプトとも、ほんとにお別れです。
カイロ空港でのひととき
6日間の旅で、見慣れたモスクやミナレットともお別れ。
長いようで、あっという間だった6日間。
さようなら、カイロ・・
カイロ空港に着き、運転手と握手して別れます。
そういえば、ランチ食べてない。
軽く食べておきますか。
チーズサンドイッチとレッドブル。
これで、手持ちのポンドをほぼ使い果たしました。
ただいま17時半。イスタンブール行きは21時。
カイロ空港の最終便なのかな。
チェックイン開始まで、ぼんやりと、カイロ空港の風景を眺めます。
ほんとに、今回の旅、今までの経験の中でも楽しかったな・・・
ふと、脳裏をよぎります。
ポルナレフ:「つらいことがたくさんあったが・・でも楽しかったよ。みんながいたから、この旅は楽しかった」
ジョースター:「そうだな・・・楽しかった・・・心からそう思う・・・」
奇しくも、場所も同じカイロ空港。
ジョースターたち3人が、がっちり握手してから別れる。
あの名シーンは、どこで展開されたんだろうと、眼前の風景を眺めながら、突然そう思います。
最後の最後まで、ジョジョおたくのたわごとでした(笑)
チェックインがはじまって、中国人の団体と並びます。
並んでいるうちに配られたエジプト出国カード。
昨夜のうちにオンラインチェックインしておいたのに、メリットは窓際ゲットくらいかな。
ま、焦ることはないです。のんびり待ちましょう。
予定通り、窓際確保。
夜間飛行だろうが何だろうが、私は窓際です。
しかし、TOKYOの文字で、一気に現実に引き戻されました(笑)
ああ~、エジプトの旅、終わっちゃうんだね・・
カイロ空港のプライオリティパス利用可能ラウンジ
バーコーナーなどあるようですが、プライオリティ・パス ラウンジに行ってみましょう。
カイロ空港にプライオリティパスのラウンジがあることは、調べておきました。
Eゲートに行く途中ですね。
こじんまりとしたラウンジです。
シャワーがあることを期待してましたが、なかったです。
でも、軽食はあるし、クーラーも効いてるし、wifiもあるし、ラウンジの休憩は休まりますね。
しばし旅を振り返ります。
この旅で、何回「暑い」と言ったんだろう・・
この旅で、何本ミネラルウオーターを飲んだんだろう・・
この旅で、何回バクシーシを恵んであげたんだろう・・
ちょっと免税店を冷やかすと、ピラミッドの形をしたアラバスタがありました。
3個で7ドルというので、お土産に買います。
ガラガラのターキッシュ機でイスタンブールへ
ボーディングが近づいて、ゲート前へ。
ボーディング開始。
あれれれ・・・
ガラガラなのはいいけど、オンラインチェックインしたときの座席位置と違う。
窓際じゃない。
でも、ほんとガラガラ。こんなに空いてる飛行機も久しぶり。
窓際の空いてる席もいっぱいあったけど、3列のシートを占領するのも快感です。
カイロからイスタンブールまで、地中海をまたぐルート。
こうしてみると、中東には、まだまだ行きたい場所がいっぱいあるなあ。
美味しいサンドイッチ。
ターキッシュエアラインの食事は、ほんとにおいしい。
今まで乗った航空会社の中で、ダントツだと思います。
今回の旅を回想するうち3時間が経って、イスタンブールへ。
イスタンブールでのトランスファーは、年間行事みたくなってきたな。
でも、乗り継ぎ時間が1時間ちょっとしかありません。少し急ぎます。
あった、あった、311ゲートです。
時間はないけど、職場の同僚にチョコをゲット。
賑わうイスタンブール・アタチュルク国際空港ですが、なぜか311ゲート成田行きは閑古鳥が鳴いてます。
ターキッシュ機 2席分占領して日本へ 旅の終わり
機内はほぼ満席。カイロ便よりも先の便がいくつかあったんだね。
今度は、きちんと窓際でした。しかも、また隣、空席。ラッキー(*^^)v
2機連続して、2席占領できたターキッシュエアラインに乾杯!
東京まで9004キロ。長旅です。
なので、ビジネス並みの空間確保に、素直に感謝。
若干遅れて、フライト開始。
アタチュルク空港のフライトって、毎回(といっても過去2回だけだけど・・)遅れるけど、やっぱり、ハブ空港で、いろんな便を待ってるからかな。
いつもながら、イスタンブールを飛び立つ瞬間の夜景は、きれいです。
しかし、午前1時でこのライトの量。なんかすごいね・・
待ってました! 水平飛行に移ると、すぐ食事。
まだ脱水気味なのか、のどが渇いてしょうがない。ビールとワイン、両方もらいます。
ターキッシュの機内食は、本当に最高だと思います(*^^)v
ワインもイケるし。
イスタンブールからの深夜便で、ぐっすり眠ってしまうと、日本に着いてからの生活に支障をきたすと、一応経験でわかってます。
現在、午前2時で窓外は真っ暗ですが、日本時間は午前9時。
つまり、ぐっすり眠るということは、日曜日の日中を、ずっと眠って過ごすということ。
家に帰ってから、眠れるわけないよね(笑)
でも、おいしい料理に、ワイン。
しかも、隣が空いていて、スペースたっぷりに、トイレに行く心配もない。
こりゃ、ぐっすり眠ってくれと、言われてるようなもんです。
よく眠り、目を開けると、ユーラシア大陸に陽が昇るところ。
中央アジアのどこかの湖でしょうか。
こりゃ、エジプトと中央アジアを、いっぺんに旅したようなもの。
日本まで、あと6時間くらいかかりますが、目が冴えて、ずっと大地を眺め続けます。
日本の上空に入ると、分厚い雲。
旅してる間、日本はずっと、大雨だったようです。(家族からのLINEで知りました)
そして、降機直前に2回目の食事。
これまた、おいしい。旅の最後の最後まで、楽しめました。
そして、定刻に成田空港第一ターミナルに到着。
香港への家族旅行から数えて10日間に及んだ、エジプト弾丸一人旅が、無事に終わりました。
ピラミッド、カイロの街並み、ナイル川、アブ・シンベル、数々の神殿、ルクソールの街・・・
感動の刺激が、目に焼き付いて離れません(*^^)v
飛行機が欠航しても、アブ・シンベル行けたし、砂漠も横断できたし、
旅の神様に感謝です。
成田空港から自宅に帰ってきました。
これは、ターキッシュでもらってきたワイン。このワイン、ほんとうに美味しんだよね。
明日は、もちろん仕事。でも、今夜は旅の余韻で、眠れそうにありません(笑)
ターキッシュのワインをいただきながら、この旅の光景を走馬灯のように思い出します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました