カイロ空港から弾丸往復&撮影できた!エジプト考古学博物館【エジプト旅行記 #27】

砂漠の上の順調なフライト。飛行機の旅って、不思議だな~

時速900キロとかで飛んでくれるから、弾丸旅行ができるんだよね。

願わくば、もう少し高度が低くて、もっと窓が大きかったら、言うことなしなんだけどなあ(笑)

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再びカイロ空港

高度を下げはじめたな、と思ったら、カイロの街並みが目に飛び込んできました。

4日ぶりにカイロに戻ってきました。

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無事にカイロ空港にランディングです。

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4日前の未明。途方に暮れたカイロ空港。ターンテーブルに流れてきた荷物を受取ります。

さて、これからの予定。現在14時。

ターキッシュのフライトが21時。チェックインが19時に始まるとしてあと5時間。

一応、2つの選択肢を考えてました。

  1. チェックイン前エリアに、プライオリティパスのラウンジがあるなら、そこで休憩。
  2. ラウンジがないなら、どこかに荷物を預けて、タクシーで考古学博物館を往復。

体調とも相談するつもりでしたが、すこぶる元気。

ラウンジは見当たらないし、では、乗り継ぎ時間を利用して、カイロ滞在中に訪れることができなかったエジプト考古学博物館に行ってきますか(*^^)v

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カイロ空港 ⇔ ミュージアム タクシーの交渉

手持ちの現金を、念のため計算。550ポンドぐらい残ってます。

空港から考古学博物館のタクシー往復を300ポンドぐらいに抑えられれば、博物館の入場料金を考えても大丈夫のよう。

6日前に、はじめてこの空港に降り立った時と同じように、「タクシー!タクシー!」とすごい勧誘。

6日間で、私も少しは成長したのかなあ(笑)

片道200ポンドから絶対譲らない運転手を相手に、じっくり交渉してみる気になりました。

そのうちに、空港の外に出ると、6日前は気づかなかった、タクシープールが、ターミナルの下にあるじゃないですか。

そこへ行くと、さらに砂糖に群がるアリのごとく、運転手が寄ってきますが、かえって交渉がしやすくなりました。だって、安い方を選べばいいんですから。

かれこれ20分位交渉してましたが、一応目標にしていた往復300ポンド(1,800円)でエアコンタクシーがゲットできたので、よしとします。

※多分これでも、ぼったくられ過ぎ。2013年の「~歩き方」には50~70ポンドと書かれてるし、最近のインフレを考慮しても100ポンドぐらいが相場なんじゃないかな、と思います。

でも、1ポンド=6円と、たった1年で半分以下になっているので、日本円保有者として妥協しました。2年前は1ポンド=15円の時代もあったよう。すごいポンド安ですね。

 

快適なエアコンタクシーで、ミュージアムへGO!です。

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空港を出るときに、何やら料金がかかるなど、もごもご言い出しましたが、きっぱり「ノー!」

私も冷静に、「ALLって書いてあるよね。」と交渉時に使ったメモ帳を見せます。運転手は苦笑。

それは、さておき、この目玉のアクセサリー。また見かけましたね。

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カイロに戻ってきましたね。

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たった4日前だけど、なんか懐かしい。

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高速道路を降りると、カイロ名物の渋滞にやきもき。

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エジプト考古学博物館 1時間のスピード鑑賞

そして、5日ぶりに目にするエジプト考古学博物館。

博物館自体には、私は、そんなに興味はないんだけど、じっくり見ると何日あっても足りないと「~歩き方」で紹介されている、カイロの一大観光スポットです。

到着が15時少し前。運転手とは、同じ場所で、16時に待ち合わせします。

運転手は、「イグザクトリー!」を繰り返します。

渋滞激しい、博物館の前では、2分と停車していられないからだと思いますが、私にしたって、正確に行動しないと、フライトの時間があります。

1時間の滞在で、どれだけ見ることができるかわかりませんが、いい思い出になるはず。

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ここで、サプライズが!

この博物館は、館内撮影禁止ということは知っていて、「~歩き方」にもそう書いてあります。

なので、どうやってカメラを預けるのかな、なんて考えながらチケットオフィスに行くと、「フォト?フォト?」と聞かれます。
なんと、館内の撮影が可能になってました!(^^)!

いやあ、びっくり。

追加で50ポンド支払う必要がありますが、安いもんです。

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はやる気持ちを押さえながら、とにかく中に入ります。

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いきなり、棺がいっぱい並んでる。

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とにかく予備知識なしに来ちゃったもんだから、無計画に回るしかない。

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作品番号と照らし合わせていけば、これが何だかわかってくるんでしょうが、時間がありません(笑)

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でも、ただ歩き回るだけでも、面白い!

こりゃ、学のある人が来たら、こたえられんでしょう。

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これ、当時の棺のまま?

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これは、ルクソールのハトシェプスト葬祭殿にあるオシリス列柱の頭部とのこと。

これで、若干、疑問が氷解。

頭部がなくなってる遺跡が多く、ひどいことするもんだな、などと早合点してましたが、こうやって保存されてるケースもあるんですね。

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メンチュヘテプ2世。

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ラーホテプとネフェルトの座像。

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観光客も多いです。今日は土曜日。

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これと、「~歩き方」を照合していけばいいんだけど・・・

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中は、クーラーがなく、けっこう暑いです。扇風機は回ってますが・・

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いたるところで、修復工事も。

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2階にも上がってみました。

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2階は、ツタンカーメン関連がいっぱい保存されてるとのことですが、もう時間がありません(+_+)

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もうだめだ・・ 駆け足で、見れるものを見ていきましょう。あと10分・・・

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ガイド付きだったら、短時間の見学でももう少し楽しめたかも。

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こりゃ、次来る機会があったら、じっくり見るしかなさそう。

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まったく、博物館見学も弾丸になってしまった。

でも、エジプトの歴史がつまっているこの博物館、たった1時間とはいえ、足を運ぶことができて感激です。