プノンペンへ向けて出発。
静まりかえっていたシェムリアップの町が活動を開始しています。
シェムリアップ ⇒ プノンペン バスの旅
発車すると、すぐに車掌さんが、プノンペンまで7時間くらい。
途中、休憩を2~3回。そのうち1回はランチ。みたいなことをアナウンスします。
そして、水とパンが配られました。
隣の座席には、ツーリスト風の、欧米の女性が座ってます。
シェムリアップの街を出るまでは、ずっとこんな感じです。
でも、郊外に出ると、ずっとこんな感じの道が続きます。
昨日のガイドさんが言っていたように、もとはジャングル。
そこを切り開いて、道を造ったという感じですね。
意外なのは、郊外に出ても、こういう家が建ってたりすること。
カンボジアの田舎道を走ってるとは思えません。
2時間ほどして、最初の休憩地点。
お土産屋さん。
トイレにも行きましたが、すごく綺麗なトイレでしたよ。
バスの旅はいいよね。
途中、右窓に見えるトンレサップ湖、ではなくて、その湖に注ぎこむ川。
その昔、プノンペンとシェムリアップの間は、交通の便がなく、この湖づたいの水運の時代があったそう。
たまに、町らしい町も通ります。
このバスは、さすがカンボジアのエリートバスだけあって、運転はおしとやかですが、道行くクルマの運転はかなり激しい。
対向車が来ていたって、追い越しをかけちゃんだから。
よくまあ、事故が起きないことで・・・
昼近くなって、けっこうな暑さに。かげろうです。
道の駅でランチタイム
ようやくランチタイム。でも、たった30分。
急いでオーダーしなきゃ。
とりあえず、サンドイッチ。
この店で、ようやく、カンボジアのお金を使いました。
6ドルと言うのに、300,000リエルを出すと、細かい紙幣がいっぱい返ってきました。
おかげで、1,000リエル紙幣や、500リエル、100リエルなんかも手に入りました。
500リエル紙幣を見てください。
どちらが裏か表かわかりませんが、橋が描かれていて、そして日本の国旗が。
これです。
これは、メコン川にかけられた「スピアン・キズナ橋」。
日本のODAによって、無償で造られた橋とのこと。日本すごいじゃないですか。
さて、出発までつかの間の休憩。
いつのまに、同じ会社のバスが、2台も到着しています。
この店も、昼は繁盛するんだろうな。
暑さに耐えかねて、アクエリアスを購入。
再び、プノンペンへ向けて出発。
ちなみに、道はずっとこんな感じでした。つまり、なにかしら人工物が見える。
森の中、あるいは平原の中を行くのかと思っていた私には意外。
アスファルトも綺麗に舗装されていて、快適なドライブでした。
プノンペンに近づいたかな。
ここまで約6時間。バスターミナルには16時ごろに着きそう。
7時間かけてプノンペンへ
ところが、プノンペン市街に入ろうかというところで検問。というか交通規制。
迂回を余儀なくさせられます。
トンレサップ川を渡ります。
河岸に並ぶ渡し舟屋?いや住宅?
wifiの広告かな。
プノンペン市街に入ってから、ずっと窓外に目を凝らしています。
活気のあるプノンペンの郊外道路。
中心部のビルも見えてます。
このまま中心部まで行くのかと思っていたら、このあたりのバスターミナルで終点。
プノンペンの街の北の外れ。
とはいっても、mapsmeで確認すると、トンレサップ川にも王宮にも近いし、けっこう立地のいいところでおろされたようです。
活気に満ちたプノンペン バスターミナル
バスを降りると、わっと、バイクタクシーの運転手が群がりますが、私もだいぶ慣れました(笑)
適当に追い返し、かといって邪険には扱わず、粗末なバスターミナルのベンチに座って地図を眺めるうち、もうすでに16時過ぎだし、フライトは22:50。
街の雰囲気を味わうぐらいの滞在しかできないわけだから、バイクタクシーをチャーターして、主要どころを回ってもらい、そのまま空港へ送ってもらうのも得策かなと、思いました。
そこまで考えて、顔を上げると、そこに、また、人のよさそうなカンボジア人の顔。
私が、ずっと地図を眺めていたので、カモとみて待ちかまえていたんでしょう。
カモでも何でもいいんですが、ひと通り回った後、空港までいくら?と聞くと、20ドルとのこと。
空港までダイレクトに行けば、4~6ドルが相場らしいので、OKしました。
この、陽気なカンボジア人のバイクタクシーに乗っかって、カンボジア弾丸旅行最後のイベント、プノンペンの街のドライブです。
バスに7時間揺られていたからか、うっかりしてバスターミナルの写真を撮り忘れました(^^)v