さて、台湾海峡に浮かぶ島、澎湖(ポンフー)にやってきました。
澎湖諸島上陸第一印象。
島の玄関口「馬公」は都会、ビルも建ってるって感じ。
島の人口が11万人、佐渡島より多い。
そこへ、たかだか400人程度の高速船が着いたとろで、観光客は吸い込まれるように街角に消えていきます。
ほら、すぐにいなくなった(^ ^)
中山路沿いのホテル「澎湖和田大飯店」にチェックイン
さて、私は、予約してあるホテルで旅装をときます。
なんと読むのかわからないけど、2泊する予定の「和田大飯店」。
中国語なら「和田」はホータンだと思うけど。
ちなみに場所はここです。目抜通りともいえる「中山路」沿いで、港からは徒歩数分。
小綺麗な10階建のビルです。
せっかく島に来たんだから、島らしく民宿にでも泊まろうかとも思ったけど、私が行動を起こした5月では、感じのよさそうなホテルがすでにいっぱいだった。
町の中心で残っていたのが、いわば消去法的にチョイスしたホテル。
多客期に島を旅しようとすると、えてしてこういうことになる。
でも、すごい清潔なホテル。スタッフの方々も親切でした。
いま掃除中だというので、10分ほどロビーで休ませてもらいます。
アーリーチェックインOK、ありがとう(^ ^)
みれば、ファミマとつながってる。これは使い勝手良さそう。
そもそも、馬公の町の繁華街は、そんなに大きくないから、中心からほんの少しズレてるだけで、ホテルの立地は良好と言っていいでしょう。
ところで、島の観光の予定だけど、澎湖島の形はかなりいびつ。これねw
面積のわりに、海岸線の長さが長い。
海岸線の長さは300kmにもなるそうです。
つまり、移動するのにかなりの時間がかかるわけで、起伏のあることもあって、レンタルするなら自転車ではなくバイク。
それも、免許のいらないEバイクが移動のベスト手段という予備知識を、事前の情報として得てました。
そのレンタルEバイクを予約したのが、明日と帰国日の明後日。
したがって、今日は徒歩での観光になるわけで、本日のところは町の繁華街散策、それと近場の離島にでも行ってみよう、とGoogleマップをみながら構想中・・・
と、夢想していたところ、「部屋の準備ができました」と呼ばれました。
エレベータで5階へ。サーキュレータがわりに扇風機が回ってました。
508号室が、2日間の私の城。
うわ、すごく綺麗に掃除してくれている。
ゴミひとつ落ちてない部屋。
いちおう、シービューなんだけど、5階からではビルが邪魔して見えない。
(スキマから、ほんのちょっと港が見えるw)
これで、1泊1万円。2泊で2万円。じゃっかん高騰気味の、昨今のホテル相場。
実は、ちょっと困ったことがある。
昨夜から気になっていた、ビーサンが合っていないことによる私の足。
見たところ擦り傷がかなり悪化している・・・大丈夫かな
シャワールームも綺麗です。
では、部屋に荷物を置いて、街の散策がてらランチでも仕込みに行きましょう。
馬公の街並み
ホテルを出た瞬間、日焼け止め塗るの忘れた、って気づくけど、まいっかw
馬公の現在の気温29°。海に囲まれてるので、台北よりは低め。
しかしですよ。馬公の緯度は北緯23.5度。
ほぼ北回帰線の上です。そして、本日は7月15日土曜日。夏至から2週間しか経っていない。
つまり、正午ともなると、自分の影が限りなく小さくなるほど太陽が真上。
気温以上に刺すような日差しの強さを感じずにはいられない。
でも、こんな綺麗な海を眺めてるうち、日焼け止めなんて、どうでもよくなってしまった^ ^
東京湾沿いに住んでる私としては、埠頭の海がこんなに透明だと、嫉妬したくなるw
マッサージ屋さんもあるみたい。
漁師さんの像。では内陸に入ってみますか。
お、SUBWAYみっけ。これで朝食難民にならずにすみそう。
この旅行社は、旅館ではなく、オプショナルツアーを手配する会社のことだと思う。
おお・・監視カメラ。
そりゃ、台湾有事になれば、ここ澎湖は尖兵ともいえる拠点になってしまうもんね。
そんなことが起きないことを願うばかり。
ファミマとともに、セブンイレブンも点在しています。
土曜日の日中ということで、交通量は少なめ。
こういうお茶屋さんで休憩するんだよね。
私としては、テイクアウトではなく、ギンギンに冷房の効いた部屋でコーヒーでも飲みたいところ。
早くも太陽の熱に負けて、アーケードの下を歩きます。
台湾の道路表記が好きだ。
ひなたを歩き続けるのが現実的ではない気がしてきた。
どこかで、ランチでもしましょう。
おお、台湾らしいけど、島なんだから、第一食目は海の幸といきたい。
土地銀行という名の銀行。澎湖支店って書いてありますね。
あれは靴屋さん。はいてるビーチサンダル、いよいよヤバい。
買い換えようかな・・
あれは携帯ショップかな。
しっかりとした町が構成され、そのなかに、突如あらわれる寺院。台湾らしい。
さて、そろそろ本気モードでランチ屋さんさがします。
活け造り? イカ刺し&チャーハン
では、海岸通りに面していた、この大衆食堂に入ることにしました。
ひょっとして、活け造りなのかな。
場所はここです。
基本的には、一人旅の人間が入るようなお店ではなさそう・・・
デカいテーブルしかないし。
でも、私が日本人と知ると、愛想よく招き入れてくれたお姉さん。
この二人組の男性客の相席にしてくれました。ありがとう^ ^
で、オーダーしたのが、まずイカ刺し。
みてるだけで、新鮮そのものというのがわかります。プリプリだw
実際、プリプリw
そのまま食べても美味しいです。
でも、この台湾わさびいってみようか・・わさび大好きな私です。
うわ、すごくツーンとくる!
でもクセになるw
お、海鮮チャーハンも来た。山盛りだ。
ボリュームたっぷりなランチになりました。
イカ刺しは、マヨネーズでも美味しい。ていうか、ほんとに旨い(^ ^)
チャーハンも、エビが入ってるしgood。
私、左利きなんですが、スプーンは右手も使えます。
それで、左右の手を動かして、せわしなく食べていたら、店の娘さんに「ワオ!」と言われた。
笑えるw
いやあ、美味しかった、ごちそうさまでした。
たしか、両方で300元(1290円)だったと思う。
お店の前の水槽にイカはなかった。活け造りではなかったらしいw
それでも美味しかった料理屋さん。
幸先のいい、澎湖の旅のはじまり。