さて、今回の旅のねぐら明洞に戻ってきました。
時刻は16時20分。こんな中途半端な時間に戻ってきたのは理由がありまして、「NANTA(ナンタ)」劇場の公演を見るためです。
ちなみに、ナンタ劇場とは、いわゆるノンバーバルパフォーマンス。
セリフがないパフォーマンスなので、韓国語がわからなくても、万人が楽しめるエンターテイメントステージというわけです。
夕暮れの明洞
明洞の地下鉄駅から地上に出ると、宴がはじまりそうな予感。
いいよなあ・・異国の夕暮れは(^^)
ところで、ナンタ劇場。
すごい人気だというので、早めにチケットを買いに訪れました。
私は、17時の回を狙ってました。
そこで、16時過ぎに行くと・・・
17時の回は16時半から発売とのこと。
なるほど・・では、ホテルで時間を調整します。
コメディチックなノンバーバルパフォーマンス「NANTA(ナンタ)」劇場
さて、ホテルの部屋で休憩して、ふたたび外へ。
ナンタ劇場は、明洞ストリートに面したビルにあります。
あらためて「NANTA」について説明すると、ダンサーたちが、包丁を持って野菜などを切りながら踊りまくるというパフォーマンス。
これです↓
そこに、コメディチックなストーリーもあるんですが、言葉は発しないため、韓国語がわからなくても楽しめるというもの。
実は、今回のソウル弾丸旅。最大の関心ごとは「NANTA」でした(^^)
とにかく、すごいパフォーマンスらしいんです。
楽器ならぬ食器を眺めていると、なんかゾクゾクしてきますw
ところで、席は映画館のように選べるんですが、なぜか最前列はすべて空席・・
注意書きをよく見ると、「野菜や果物が飛んで、服がよごれる可能性があります」とありましたw
公演はもちろん撮影禁止ですが・・
感想はgood!
レストランのオーナーとシェフがいて、若干意地悪なオーナーの命令に、シェフが応じていくというストーリー。
シェフは4人組だけど、一番下の子が出来損ない役。
ところが、その「出来損ない」度を、「野菜切り」や「皿投げ」で神業のように演じるものだから、みていてほんとに楽しい。
外国で、このようなパフォーマンスを観たのは、上海で観た「上海雑技団」以来だけど、タレントたちの完璧な上演には感動しました。
1時間40分のパフォーマンスが、あっというまに感じたナンタ。
日本にも上陸してたんですね。知らなかった。
みんな、満足して引き上げていきます。日本人もいた感じがしました(^^)
外に出ると、明洞にはもう夜のとばりが。
行列必至の「明洞餃子」
ナンタの余韻に浸りながら、明洞ストリートの散歩。
おや? この行列はなんだ? 昨夜食べそびれた「明洞餃子」でした。
すごい行列ですが、もう一軒のほうも大行列。
この行列はおそるべし。ほんとに「明洞餃子」なのかどうか、先頭に回ってみると・・
たしかに「明洞餃子」でした(^^)
仕方ない、行列の最後尾に並びます。まあ「明洞餃子」は食べてみたかったので。
昨夜は、明洞の街を徘徊しているうちに、閉まってしまいました(^^)
でも、意外と回転が速い。みるみるうちに列が移動していきます。
メニューを見ると、そんなに高くなさそうですね。
列がすすんで店内に入れてほっとします。とにかく外は寒いので。
看板メニューは麺の「カルグクス」。鶏ベースのスープが絶品らしい。
歴代の韓国大統領も愛する料理と聞くけど、私は餃子にしておく。
さすがに両方は食べきれない・・
みなさん盛大に食べてますが、食べ終わったら、すぐに店を出ていきます。
ていうか、店員が「出ていけ」とは言わないまでも促してる。回転が速いわけだw
席について、餃子「マンドゥ」をオーダー。
面くらったのは「ペイナウ」。つまり先に払え、ということ。11,000ウオン(約1158円)でした。
そして、餃子匂い消しのアメをもらいます。
待つこともなく、すぐに運ばれてきた「明洞餃子」マンドゥ。
小籠包みたいですね。
ところで、私の耳には、日本語がかなり飛び込んできますw
そりゃ日本人いるよね。私がやってることは、全然特別なことじゃない。
うん、キムチも韓国風味。
ちなみに、熱々なので、冷ましながらでないと食べられません。
冷ますために割ってみると、豚肉と野菜がたっぷりです。
そして辛い・・休み休み食べます。
マンドゥは、カルグクスのサイドメニューとして注文されることが多いそうですが、そりゃどんな腹してるんだ、と聞きたくなる。
そのくらい、すごいボリューム。
すごいボリュームだけど、美味しかった明洞餃子のマンドゥ。
店を出ると、行列はさらに長くなってました。
もう一方の店もこの通り。ほんとにすごい人気のようです。
腹ごなしに、明洞の夜の喧騒を楽しみながら、路地を行ったり来たり。
久しく味わってなかった異国の街歩き。生き返った気がします。3年は長かった・・
ホテルでのつまみに買っていきましょう。
酒のつまみにちょうどよさそう。
熱々のあげたてだけど、外気温は氷点下10度。
冷えないうちにホテルへ急ぎます。
部屋にチーズボールを置いてから、コンビニに出向いて酒の調達。
翌朝のジュースも調達。
ホテルの部屋におさまって、落ち着きます。
外はパリッとしてるけど、中はフカフカ。ワインによく合いました。
寒かったけど、異国の街を一日中歩いて、ほどよく疲れて、ホテルのベッドでまったりする。
忘れていた感覚を、徐々に取り戻しつつあります(^^)