京都でもっとも早く紅葉が色づく高雄エリア。
栂ノ尾の「高山寺」、槇ノ尾の「西明寺」と順調に紅葉を狩ってきましたが、最後は紅葉3000本とも言われる高雄随一の「神護寺」がターゲットです。
西明寺 ⇒ 神護寺 清滝川沿いの紅葉ハイキング
さて、西明寺から神護寺へは、清滝川沿いのハイキングです。
指月橋も人でにぎわいはじめたようです。ただ今の時刻は9時半。
太陽光を紅葉が反射して、目が痛くなるようなハイキング。
サングラスをしたいところだけど、マスクにサングラスじゃ銀行強盗に間違えられかねない(^^)
清滝川。やがて保津川に合流し、桂川となり、淀川となり、大阪湾にそそぐ川。
川面が紅葉を反射して、気持ちのいいハイキング。
そろそろ神護寺の入り口です。
クルマで訪れる人も多い。ていうか、駐車場が少なすぎるようなんだけど。
清滝川沿いの茶屋で休憩しますか。
甘いものが欲しくなって、名物「高雄だんご」。
よもぎのほうを選びました。
中のあんこが熱々(^^)
いやあ、美味しかった。
早朝からかれこれ数キロは歩いてるので、甘いもので疲労が回復します。
では、神護寺への登頂と参りましょう。
茶屋が並ぶ「神護寺」への坂道
さて、神護寺へは、ここからかなり急な石段を登っていきます。
それを考慮してか、石段のふもとにはホテルを兼ねた茶屋がありました。ここで休憩していってくださいね、ということですね。
お年寄りにはきついだろうな、と思われる石段。
石段の道中には、次々と茶屋が現れます。
さっきは「高雄だんご」でしたが、こちらは「もみじ餅」。
「高雄茶屋」という、本家本元といった名前の茶屋。
こちらは「みたらし団子」のようですね。
日も高くなってきて暑い。Tシャツ1枚になって登ります。11月12日の土曜日です。
こちらは茶屋というよりお食事処ですね。
うわ、あそこで食事したら、眺めよさそうですね。
このあたりは自然風景保全地区だそうです。
神護寺の境内を覆いつくす大紅葉
さすがに足が疲れてきたところで、神護寺の境内入り口楼門に到着。
背後からは、お上りさん的な観光客の団体まで接近。先を急ぎましょう。
とはいうものの、この美しい境内はゆっくり鑑賞したい。
神護寺の紅葉は3000本ともいわれますが、ほんとにそんなにあるのかわからないけど、見事な鮮やかさです。
こちらは、和気清麻呂霊廟。神護寺を創建した和気清麻呂の霊廟です。
そして、その廟を右に折れると、現れるのが鐘楼。
日本三名鐘のひとつだそうです。
鐘楼から少し行くと、現れるのが金堂。本尊薬師如来立像が安置されています。
本瓦葺きの屋根のカーブが素晴らしい。
そして金堂から五大堂や毘沙門堂を見下ろすこの景観がすごい。
修学旅行の学生さんも来ましたね。
たしかにこれは高雄隋一の紅葉といっても過言ではないですね。
自然の芸術です。
ところで、神護寺の境内はあまりのも広いので、迷子になってしまった。
いま私は、五大堂と毘沙門堂の前にいるはずだが・・
明王堂が現れました。これを右に行けば、出口ですね。
では、本格的に混みだす前に、高雄エリアを脱出しましょう。
神護寺の楼門から京北線高雄バス停へ
現在10時10分。10:21のバスに間に合うかな。
神護寺の楼門から石段を降り切ったと思ったら、今度は登りです。
登山コースのようなルート。体力必要ですね。
そして、ようやくバス通りの国道162号線に出ました。疲れた・・(^^)
なんとか、10:21のバスに間に合いました。
栂ノ尾バス停に着いたのが7:45でしたから、2時間半で高雄エリア三尾をすべて回ったことになります。
これ以上、高雄に長居すると、ものすごい混雑に巻き込まれます。
この時刻に高雄を去るので、バスもすいてました。
計算通りの高雄エリア紅葉狩りの戦績に大満足して、バスに揺られます。