カタール航空からメールが来ました。
その主旨は、
- カタール航空はコロナウイルス感染症の影響により、かつてない困難に直面している。
- その中でもカタール航空は、搭乗客、社員、地域社会の安全ことを第一に考える
- カタール航空では、国内および海外の関係機関と密に連携を取り、各機関のガイドラインに沿って方針と手順を定め、ルールを遵守しながらサービスを提供している。
- 2020年9月30日までのフライトをご予約いただいているお客様に対して、無料で日付を変更、トラベル・バウチャーと交換、または取り消しによる返金を利用できる。
- 海外に取り残された方々も少なくなく、そのような方々が無事に帰国できるよう尽力している。必要であればチャーター便の運航も手配している。
- 衛生面において最高水準の客室環境を約束する。IATAおよびWHOが推奨する製品を用いて定期的に機内を消毒するとともに、スタッフへの訓練も徹底。機内はもちろん、世界各地のラウンジおよびハマド国際空港の清掃をより頻繁に実施している。
というもので、カタール航空ceoの署名入りのメッセージでした。
ほとんど飛行機を飛ばせてないのだから、相当苦しいところだと思います。
なんとか、この危機を乗り越えて、ふたたびドーハの空に舞い上がってもらいたい。
私はカタール航空の大ファンです。
ところで、私はカタール航空の大ファンです。
と言いつつ、3.5往復しか利用していないのですが、中東から西への旅が11回であることを考えると、3回に1回は利用している計算になります。
カタール航空 今までの利用履歴
行き先 | 時刻 |
費用 |
獲得マイル |
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イラン |
羽田23:50 ⇒ ドーハ6:00 ドーハ7:50 ⇒ テヘラン10:50 |
114,000円 |
3,518マイル |
テヘラン22:40 ⇒ ドーハ0:15 ドーハ3:20 ⇒ 成田19:00 |
|||
アゼルバイジャン |
成田22:20 ⇒ ドーハ4:45 ドーハ6:45 ⇒ バクー10:50 |
85,800円 | 8,059マイル |
バクー23:15 ⇒ ドーハ 1:05 ドーハ3:05 ⇒ 成田19:00 |
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レバノン |
羽田23:50 ⇒ ドーハ6:10 ドーハ14:40 ⇒ ベイルート18:15 |
142,000円 | 6,836マイル |
ベイルート0:45 ⇒ ドーハ4:50 ドーハ7:00 ⇒ 羽田22:30 |
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チュニジア |
チュニス16:05 ⇒ ドーハ23:20 ドーハ1:55 ⇒ 成田17:45 |
57,550円 | 2,309マイル |
合計 | 399,350円 | 20,722マイル |
これをみただけで、どれほど使い勝手の良い航空会社か、ということがわかると思います。
では、なぜ私がファンで、そしてカタール航空が会社員の味方なのかを説明しましょう。
羽田or成田を深夜に出発してくれるダイヤ
会社員の方ならお気持ちはわかっていただけると思いますが、休暇をもらって旅する際、出国便は羽田や成田の深夜便一択ですよね。
中途半端な時間に出発する飛行機など、絶対利用しない。
休暇が1日ムダになりますからね。
そこんところを、ちゃんとわかってくれてるのがカタール航空。
羽田の場合、出発は午前0時前後で、会社を勤め上げたそのあとでも首都圏在住の方なら十分搭乗できます。
コロナでペンディングになっているようですが、関空発も就航するそうですね。
この、会社を退けて飛行機に乗り、翌朝ドーハに着いてるって感覚がいいんです。
そして、ドーハ乗り継ぎで、中東やヨーロッパ各地へ、だいたい午前中には着いてる。
まるで、夜行バスに乗ってるかのごとくです。
それに、帰国の時間帯。
多くの会社員は、翌日出勤ですよね。
となれば、前日はフルに使いたい。
カタール航空の場合、前日の夜に着いてくれますから、そのぶん旅先の滞在時間が長くなります。
ANAやJALの帰国便には、羽田に朝着というのもありますが、7時とか8時。
それじゃ、会社に遅刻しちゃうんですよ(笑)
美味しい機内食
まあ、これは、私が勝手に気分を高めてるからかもしれませんが、十分美味しい機内食です。
しかも、ドーハまでの道中に2回。そして乗り継ぎ便で1回。
計3食も提供してくれるのだから、文句はありません。
滞在が楽しい乗り継ぎ拠点のハマド国際空港
ドーハの空港は、ハマド国際空港。
カタール航空で旅をすれば、この空港をハブ空港として、乗り継いで目的地に飛ぶことになります。
最終目的地への便が数本あるのなら、ドーハでの乗り継ぎ時間も調整が可能。
いろんな楽しみ方があります。
ドーハ市内観光ツアー
2,200円で予約して、4時間ほどで、ドーハ市内の主要どころを回ってくれます。
ドーハ市内のトランジットツアーの詳しい記事は、こちらをご覧ください。
プライオリティパスで利用可能なラウンジ
プライオリティパスを持っている方なら、利用できるラウンジが1ヶ所あります。
けっして広くはありませんが、冷房のよく効いた部屋で、くつろぐことができます。
シャワーもありますから、帰国便に乗る前にすっきりすることもできますよ。
ハマド国際空港のプライオリティパス利用可能ラウンジの様子はこちら。
JALと交換できるマイル
航空会社は、コードシェア便の運行などのためにアライアンスに加盟していますが、カタール航空はONEWORLD(ワンワールド)。
ワンワールドには、JALも加盟していますので、カタール航空で乗った実績は、JALマイルにつけかえることができます。
私は、カタール航空計10回の搭乗で399,350円を支払い、20,722マイルのJALマイルを得ました。
JALマイルは、先日、台湾の帰りにビジネスクラスで利用しましたが、そのときの交換比率は、1マイル ≒ 4.36円。
すると、20,722マイルは90,347円の価値があることになります。
399,350円分乗って、90,347円のバックなんて、実に22.6%の割引と同じです。
これを計算してて思ったんだけど、10回乗って399,350円って、1回当たり4万円以下。
カタール航空は、航空券自体もリーズナブルですね。
まとめ
なんだか、カタール航空のいいところばかり紹介させてもらいましたが、ついでに言わせていただければ、グランドスタッフからCAの方々。
そして、ハマド国際空港のスタッフにいたるまで、おもてなし度も最高ですよ。
なんとか、この危機を乗り越えて、またあの紫カラーの機体を、そしてハマド国際空港到着直前の芸術を、私の目に見せていただきたいものです。