アジアの中でも、治安のいい国シンガポール。
清潔だし、なんかセレブな感じがするし、とにかくイメージいいですよね。
でも、このイメージの良さは曲者で、旅行費用が跳ね上がる要因にもなります。
完全に個人的主観ですが、シンガポールを楽しもうというなら、トランジットを利用した観光で十分。
だって、マーライオンなんて、30 分も眺めてたら飽きますよ(笑)
それは、冗談ですが(笑)
セレブな国シンガポールなので、ホテルの雰囲気や動物園、テーマパーク、ショッピングなど、総合的に楽しもうというのなら、多少高くてもお得なツアーがいくらでも出ています。
ここで、紹介するのは、シンガポールの周辺国へ行く途中(帰りでもいいですが)、チャンギ国際空港のトランジットを利用して、シンガポールの見どころをサラッと見学してしまおうというプランです。
シンガポールのチャンギ国際空港は、立派なハブ空港なので、ここを経由してマレーシア、インドネシア、オーストラリア、ブルネイなどに行かれる方も多いはず。
そのついでに、シンガポールも観光しちゃおう、というテーマです。
シンガポールの街は小さく、メトロで簡単に移動できる。
「シンガポールの雰囲気を少しだけつかみたい」 なんて方にはおススメ。
では、さっそく見てみましょう。
トランジット弾丸観光に最低何時間必要か?
ざっと計算してみました。
なんだか、マリーナベイを中心に組み立ててますが、「マーライオン」は絶対見たいですよねww
弾丸観光に必要な時間の目安
必要所要時間 | 観光場所 |
---|---|
8時間 |
マリーナベイ ⇒チャイナタウン ⇒ オーチャード・ロード ⇒ リトル・インディア ⇒ アラブ・ストリート |
7時間 | マリーナベイ ⇒チャイナタウン ⇒ オーチャード・ロード ⇒ リトル・インディア |
6時間 | マリーナベイ ⇒チャイナタウン |
5時間 | マリーナベイのみ |
ちなみに、これは乗継便のフライト2時間前までに空港に到着することを前提としています。
実際には、もっと行けると思いますが、国際便はやはり2時間前までについておいたほうがいいです。
これは、移動に便利なMRTを使うプランなのですが、計算の根拠は、
- シンガポール・チャンギ国際空港から市内までの移動を1時間と仮定(実際の乗車時間は30分ほど)
- 各観光地間の移動を30分と仮定(実際の乗車時間は10分ほど)
なので、マリーナベイを往復してマーライオンをみてくるだけなら、たぶん4時間もあれば大丈夫だとは思います。
だけど、そんなアリバイトリックみたいな行動しても神経が疲れるだけ。
時間が余ったなら、アイスコーヒーでも飲んでればいいんじゃない、と考えました。
暑い国ですからね^ ^
チャンギ国際空港ですること
観光地図を手に入れよう
まずは、チャンギ国際空港に着いたら、この観光地図を手に入れましょう。
そこら中に置いてあるので、簡単に手に入ります。
その裏面に、MRTの線路網が日本語で書いてあるので、利用価値は高いです。
荷物を預けて身軽になろう
背中の荷物がジャマな方は、荷物を預けて身軽になりましょう。
チャンギ国際空港のT1からT4まで、各ターミナルにあるので便利。
写真はT2ですが、24時間営業なので、締め出される心配もありません。
MRTのスタンダード・チケットを手に入れよう
これは自動販売機で買えるふつうのチケット。
紙ッぺらのようですが、しっかりIC対応です。どうせ3~4回しか乗らないので、乗り放題とかでないふつうのチケットで十分です。
めざすは「ラッフルズ・プレイス」
シンガポールの「とりあえず観光」で「マーライオン」を見たいのであれば、まずはMRTで「ラッフルズ・プレイス」駅に向かいましょう。
チャンギ国際空港から、緑色の「イースト・ウエストライン」に乗ると、2つめの「タナ・メラ」駅で乗り換える形になりますが、簡単です。
「タナ・メラ」駅から10個目の駅が「ラッフルズ・プレイス」駅です。
「ラッフルズ・プレイス」駅から5分ほど歩くと、この光景に出会えます。
なんかもう、これで、「シンガポール来たぜ!」って気になりません?
これで満足して、空港に戻るのであれば、乗継時間4時間あれば大丈夫なような気がします!(^^)!
さて、ではもう少しだけ、時間の許す限りシンガポールを歩きますか(笑)
マリーナベイからチャイナタウンは徒歩またはMRTで
マリーナベイの「マーライオン」のある場所から、シンガポールの見どころの一つチャイナタウンは、実は徒歩圏内。
だから、トランジットの時間が許せば、マリーナベイとチャイナタウンはセットで考えたほうがよさそうです。
暑くて歩くのイヤ、というかたは、タクシーを利用するか、MRTの「ダウンタウン」駅まで行って、MRT「ダウンタウンライン」に乗れば、2つ目の駅が「チャイナタウン」です。
チャイナタウンは、シンガポールの一大観光地。世界中の観光客が集まります。
歩くのに疲れたら、ビール休憩。
ていうか、シンガポールの暑さをなめちゃいけませんよ。水分補給です(笑)
さて、ここまでで、トランジット6時間もあれば、十分楽しめるコースです。
その他の観光地の風景
まだ時間あるよ、という方向けの、中心部に近い見どころを紹介します。
オーチャードロード
ショッピングしたい方は、来たほうがいいかも。彩色鮮やかなショッピングセンターが並びます。
「チャイナタウン」駅から、「ノース・イーストライン」で2つめの「ドービー・ゴート」駅まで行って、そこから「オーチャード・ロード」を歩きはじめるのが、簡単な行き方。
私は、ショッピングには興味がなく、また、とてつもなく暑いので、クーラーのガンガン効いた地下街を彷徨ってました。
リトルインディア
ここは、時間があるならおススメです。
サリーをまとった女性が歩き、インドに来ている錯覚を感じとれます。
オーチャード・ロードのところで紹介した「ドービー・ゴート」の次の駅。
つまり、「チャイナタウン」から3つ目の駅です。
当然、インドカレー店も軒を連ねます。
アラブストリート
ここは、それほど見どころという感じではありませんが、「リトルインディア」から空港に戻ろうとすると、「ブギス」駅で乗り換えることになるので、この「ブギス」駅近くにあるのが「アラブストリート」です。
まあ、アラブの雰囲気はしますかね。
まとめ
以上、トランジットを利用したシンガポール弾丸観光の手引きでした。
もちろん、シンガポールには、ここで紹介した以外にも、ユニバーサルスタジオのある「セントーサ島」や、世界最大の水族館「シー・アクアリウム」など、名所は山ほどあります。
さらに、「マリーナ・ベイ・サンズ」に泊まって豪遊、なんてのもアリですよね。
今回のは、弾丸旅行者が、「シンガポールの空港に立ち寄った際、少し時間があったら寄れる場所」と、捉えてください。
それに、知らない街を地下鉄でウロウロするのはけっこう面白いもの。
それでも、シンガポールに行った気にはなれると思います。