1時間半のトランジットが過ぎて、いよいよインドです。
これ、ほんとの話ですが、武者震いがしてきました(*^_^*)
さて、大勢のインド人たちと搭乗開始です。
タイ航空 おいしい機内食
ターバンを巻いたインド人が、気分を盛り立ててくれます。
機内はガラガラでした。空席だらけです。
昇る太陽とともに、機も浮上します。
しばらくは、こんな感じ。
美しき雲海の上を、進みます。
なんかすごいね。北極海の上を探検しているみたいだ。
ちなみに下界では、ロヒンギャ紛争が続く、ミャンマーとバングラディッシュの国境付近。
すぐに機内食の時間。
タイ航空の素敵なCAが、食事を配ります。
おいしい機内食で、胃袋は満腹。
興奮して寝てないと、あとに響きます。デリーまでの3時間は寝て過ごすことにします。
機内アナウンスで目を覚ましました。いよいよデリー到着です。
苦労したインド アライバルビザの取得
定刻の9:55にデリー到着。
日本との時差は3時間半。日本は13時半ころですか。
今日はこれから、デリーの街を軽く見た後、宿泊地はバラナシという信じられないようなスケジュール。
およそインドを旅するのにふさわしくないのは十分承知していますが、バラナシでは2日間日程をとりたかったし、休暇の少ない現役世代の悲しい性で仕方ありません。
いずれにせよ、まずはビザを取得するところから、インドの旅ははじまります。
「~歩き方」によると、イミグレのずっと奥のほうに、アライバルビザのカウンターがあるとのこと。
おおーッ。他の機で到着した外国人たちでしょうか。イミグレは大渋滞。
いちばん奥というと、このずっと先ですね。
たしかに、イミグレの外れにありました。
ところが、係員が誰もいない。
他にビザを取得しようとしている外国人もいない。ほんとにここでいいんだろうか。
たしかに、VISA On Arrival とは書いてありますが・・・
一応、これが申請用紙みたいです。
うわ、いっぱい書くとこあるなあ。
待てども待てども誰も来ません。
掃除のおじさんにたずねても、そりゃわからん?の一点張り。
しばらく、呆然と外国人たちの行列を眺めます。
あの人たちは、いわゆる「Eビザ」。つまり、母国を出国する前に申請しておいた人たち。
私も「Eビザ」を申請しておけばよかった・・・
警察の人が来て、「何してる?」と咎められました。
事情を説明すると、係員を呼んできてくれました。よかった、よかった・・
ちなみに、ビザ申請用紙には、両親の名前まで書くことになっています。(イランみたいだな)
さらに、妻の名前も・・・
まさか、妻も自分の名前がインドのビザ申請に使われてるとは思わないでしょう。
そして、パキスタンに親類や知人はいるか?との質問。
最後に、今回の旅行の目的を、けっこう細かく聞かれました。
係:なぜ、今日の宿泊地はデリーでない?
私:バラナシの街をいっぱい見たいから。
係:帰りはなぜコルカタから?
私:コルカタの街も、ぜひ見学したかったから。
係:なぜ、妻と一緒に旅行しない?
私:(悩んだ末に)She does’t like long fright.
係員も笑ってました。
そして、両手10本の指紋をとられ、顔写真の撮影。物々しいです。
ところが、指の登録がなかなかうまくいかない。
押し付けても押し付けても、うまく機械が反応せず・・
お前の指は乾燥している、と言われて、なんかグリースのようなものをペタペタ塗られて、なんとか認証登録完了。
それで終わりかと思ったら、隣のカウンターで、料金を納めて来いとのこと。
VISAカードで決済できました。
(あとで、決済額を確認すると3,500円くらい)
そのレシートを、先ほどのカウンターに持っていって、晴れてパスポートにスタンプが押されます。
コレですね。
時間がかかった割には、顔写真もなにもない、ただのスタンプです。
しかし、これをもらうまでに1時間以上も費やしてしまいました。
しかも、その間、誰もブースに入って来ず。
インドのアライバルビザは、一般的ではないのかな?
イミグレ通過&インドルピー両替
そして、ようやくイミグレの列に並びます。
やっと私の番が来て、パスポートを見せると、係員が、なにか不審なものでも見るような対応。
私は、また不安になりかけましたが、なんと、アライバルビザを取得したら、そのままゲートを通って入国していいらしい。そうなんだ・・・
ここでも30分近く、時間をロス。
午前10時には到着したのに、もうすでに昼近くになっています。
イミグレを通過し、ようやくインドの人になりました。
これで、海外訪問国22カ国目(^^)v
今日の日程は、本当に強行軍。
なんと17:05のフライトで、本日中にバラナシへ・・・
15時には、またこの空港に戻ってなければなりません。
その約3時間のうちに、デリーを瞥見しようというのだから、自分でもあきれます。
でも、あきれてるヒマもありません。とりあえず両替です。
ATMでキャッシングするつもりでしたが、大きい札しか出てこないと面倒だなと思って、小銭をここで。
最低5,000円からというので、5,000円を出すと、
色とりどりの多種多様なお金になって帰ってきました。
はじめて手にするインドルピー。書物を通して、存在だけは知っていたので、なんとなく達成感(笑)
1ルピーが1.7円という現在のレート。
5,000円は3,000ルピーとちょっとです。さて、インドの物価はいかほどでしょうか。
そして、ATMで6,000ルピー(約1万円)をキャッシング。
これで、軍資金も十分。まずは、デリーの中心部に向かいましょう。