いよいよ、バラナシは最後。
バラナシの人々の表情
悠々と流れるガンガーを前に、申し訳ないですが、私は、この6時間後には、現代の乗り物飛行機でデリーへ飛びます。
バラナシでは、ほんとにたくさんの光景と出会いました。
その中には、正視したくない、驚くような姿が、そこかしこに含まれていたのも事実。
ほんとに、いろんな人のなまの表情を見せてもらったバラナシ。
たった2日の滞在で、なにがわかるかということなんでしょうが、私は私なりに、一生懸命吸収しました。
つぎに、いつ来ることができるかわからないインド、バラナシ。ほんと来てよかった・・・
やっぱり、旅はしておくものですね。
弾丸移動の点はちょっぴり不満だけど、そんなこと言ったら、忙しいサラリーマン。
現役引退するまで、バラナシなんて来ることなんかできません。
旅は、現地人に挑戦できる体力と情熱があるうちに、やっておくもの。
あらためて、旅は、現役世代のうちにするものだな、と感じるバラナシでした。
マニカルニカー・ガートを通り過ぎて、ずっと下流を目指しています。
大小さまざまなガートを横目に歩きます。
土曜日は、少年たちも休みなのかな。
だいぶ下流まで歩いてきました。
ホテルには15時には帰っている必要があります。
現在13時半。そろそろ、時間を気にする必要がありそうです。
すると、遠方の橋を、時間を気にする必要のない列車が、走り抜けていきました。
今日の夕方に、あの列車に乗っても、カルカッタには明日の朝には着きます。
その方が、バラナシ滞在時間をもう少し稼げたんだけど、万一列車が遅れたら、今度はカルカッタ見物の時間がなくなってしまう・・・
インドの列車は、けっこう遅れるようです。
今回は、自重したほうがよさそう。
この辺で、ガンガーとも、ほんとうにお別れかな。
昼寝するインド人にもお別れ。
ガンジス河。今度は、ぜひ雨季の大量に水を集めたガンガーを、この目で見たいものです。
では、さようなら、ガンジス河。
本当に楽しかった バラナシの路地めぐり
ガンガーから離れて、路地に入ります。
あと1時間半。さすがに、気の向くままに散策というわけにはいきません。
ときどき、グーグルマップで、ホテルの方に向っていることを確認しながら、路地を選んで歩きます。
それにしても、バラナシ。エキゾチックな街だった。
インドという「リトマス試験紙」に浸された私は、間違いなく「陽性」反応と言えるんだろうな。
だって、また来たいと思う気持ちMAXです・・・
おっと、牛にぶつかったら大変だよ。
感傷に浸りながら歩きたいところですが、そうも言ってられません。
クラクションの嵐で、常に背後に目を配りながら・・
こういった路地も、雨季には、雨水があふれるんだろうか・・
おっと、また、牛急ブレーキ?
タイヤがロックしてました。牛もよくビビらないよな。
本音を言えば、牛よ、どいてくれってとこでしょうか(笑)
いろんな人が生活しています。
食べ物も豊富。
おおっと、さすがに、この路地の幅で、横をくぐりぬけるのはコワい・・・
そんなにニラまないで、ちょっと、脇にどいてほしい・・
駄菓子屋で買い物する少女。
一休みする牛。
バイクで駆け抜ける家族。
お父さんの、ライディングテクニックは完璧だ!
突然現れる寺院。
参拝の行列に並ぶ人々。すごい行列でした。
グーグルマップとにらめっこでしたが、どうやらヴィシュワナート小路に出たようです。
そして、ダシャーシュワメード・ロードへ。これで、ホテルには帰れるね。
いつもどおり、じゃれてる牛たち。
犬も、なにも、死んだように眠らなくてもいいのに。牛に、踏んづけられたら、どうする?
若干、時間に余裕があったので、昨日カレーを食べたカフェで一休み。
コーラとアイスクリーム。
アイスクリームがピンボケでした。
バラナシ滞在も、あとわずか。
土曜日の午後、道行く人も多いね。
そして、タイムリミットです。
今日中にデリーに行かなくてはならない、わが身を呪います(笑)
ホテルに戻りましょう。