今回の弾丸旅行ターゲット。アゼルバイジャン。
家族も同僚も、「それ、どこ?」という反応。
普通の人にとっては、このコーカサス地方というのは、なじみが薄いでしょう。
しかも、コーカサスを中心に扱う「~歩き方」が、今のところ発行されておらず、「ロシアの巻」に細々と組み込まれている。
ところが、近年は、カスピ海の油田を原資に著しい発展をみせ、「第二のドバイ」になるともうわさされているらしい。
F1グランプリが開催された首都バクー
古くは、旧ソ連を構成した共和国。さらに古くは、シルクロードの拠点として栄えた町。
1991年に独立したので、学生時代の地理の授業では、アゼルバイジャンという地名はかすりもしなかったが、首都バクーという地名は、カスピ海の油田がある町として、当時の地図帳にマークした記憶がかすかにある。
唯一、得意分野だった地理。学んだ地名というのは、記憶に残るものですね。
そして、時は進み、なんとバクーでF1GPが開催され、一気に記憶がよみがえってきた。
それだけでなく、城壁に囲まれたバクー旧市街を駆け巡るF1マシンを見ているうちに、たちまち行きたくなり、バケットリストに書き込まれてしまった。我ながら、単細胞です(笑)
これですよ、これ!
公道レースでは、もっとも最高速度が高い、スリリングな市街地サーキットです。
さて、エクスペディアで、チケットを検索すると、カタール航空のドーハ経由が、もっとも移動効率がよいことがわかり、さっそく、日程を調整し、チケットを発注。
今年の2月にイランに行ったときと、似たような行程が出来上がりました。
アゼルバイジャン弾丸旅行 当初の予定
日付 | 午前 | 午後 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
11/22(水) |
羽田23:50発 |
機内 | |
11/23(木) |
ドーハ4:55着 ドーハ観光 |
ドーハ21:30 ⇒ バクー1:20 |
バクー |
11/24(金) |
バクー観光 |
バクー観光 |
バクー |
11/25(土) |
バクー観光 |
バクー23:15 ⇒ ドーハ1:05 |
機内 |
11/26(日) |
ドーハ3:05発 |
成田19:00着 |
このドーハ乗り継ぎは、イラン旅行以来2度目。
ハマド国際空港の、あの、黄色い巨大クマちゃんに再会できるかと思うと、それだけで楽しみ!(^^)!
ところで、8月にも、ドーハ乗り継ぎのエジプト行きを企画しました。
このときは、意図的にドーハ乗り継ぎの時間を8時間ぐらいとって、ドーハの街を歩いてみるつもりだったのに、直前に、周辺アラブ諸国がカタールと国交を断行。
泣く泣くイスタンブール経由のターキッシュエアラインに変えざるを得ませんでした・・・
なので、今回こそは、カタール入国にチャレンジ。
アゼルバイジャンだけでなく、世界一退屈な町と呼ばれているカタールに入国して、ドーハの空気も思いっきり吸ってくるつもりで、トランジットの時間をうまく調整しました。
もちろん、カタールが世界一退屈な町というのは昔の話。
中東を代表するハブ空港のハマド国際空港をはじめ、新市街のインフラ整備や観光施設の建設にはめざましいものがあるらしい。
会社からもらう休暇は1日。
休暇1日だけで、カタールとアゼルバイジャンの両国の雰囲気が手に入る完璧な日程(笑)
ハマド国際空港(というよりカタール航空かな?)は、トランジット客用に、ドーハ観光の無料ツアーを用意しているようだけど、自力で歩いたほうがいいかな、とか、ドーハ市内を丸1日で効率的に歩くには、どういったルートがいいだろうと、日夜脳内ストーリーを組み立てていました。
出発前夜のフライトキャンセル またしても縁のないカタール
ところが、好事魔多しというかなんというか・・・
出発2日前にオンラインチェックをしようとして異変が?
なんと、ドーハ⇒バクー便が欠航。
翌日の同時刻便に振り替えでどうですか? とのステータス。
あわてて、エクスペディアに電話すると、電話に出たオペレータも、突然の日程変更に驚いている様子。少なくとも、カタール航空からの連絡は入っていない模様。
となると、直接カタール航空に確認した方がいいんだろうけど、時は午前0時。
カタール航空の問い合わせは明朝9時から。
さあ、困った・・・
これだと、正味3日間の滞在の割り振りが、カタール1日アゼルバイジャン2日から、カタール2日アゼルバイジャン1日になってしまう。
私は、ドバイを有するUAEより、カタール支持派。
本当のところがどうなのかわかりませんが、強引なサウジにくっつく国より、その反対側の国を、私は支持したい。
と、眠れない前夜。
泊まるホテルはどうしようとか、カタール航空はホテルを用意してくれるんだろうか、などとぼんやり考えながら、眠りにつきました。
そして、翌朝。
9時を待って、カタール航空に電話すると、突然のフライト変更で平謝りの対応。
それはいいから、バクー行きが1日遅れるとして、ホテルの手配はいただけるの?と質問。
さらに、そのトランジットの間、カタールに入国できるんだよね、と確認を依頼。
オペレータ「至急、調べて折り返し連絡します。」
30分ほどでスマホに着信・・
オペレータ
「申し訳ありません。ホテルの手配がうまくいかないようなんです。ところで、本日の出発、羽田ではなく成田からなら、ドーハですぐにバクー行きに乗り継げるんですが、いかがでしょうか?」
うーん・・・ どうしよう・・・
これだと、3日間の滞在がすべてアゼルバイジャンになり、またしてもカタール上陸を果たせない・・・
仕方ない・・ 本日は出発の日。
あまりに検討の時間がなく、オペレータの申し出を受け入れました。
結局、最終的には、またもや、ドーハ空港は乗り継ぐだけ。なんと残念・・・
最終的に(というより、出発当日に)、こんなスケジュールになりました。
日付 | 午前 | 午後 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
11/22(水) |
成田22:20発 |
機内 | |
11/23(木) |
ドーハ4:55着 ドーハ6:45発 バクー10:50着 |
バクー観光 |
バクー |
11/24(金) |
バクー観光 |
バクー観光 |
バクー |
11/25(土) |
バクー観光 |
バクー23:15 ⇒ ドーハ1:05 |
機内 |
11/26(日) |
ドーハ3:05発 |
成田19:00着 |
それにしても、カタール縁がないなあ・・・
2回チャレンジして、2回とも飛行機が欠航。なんてこった、まったく。
と、なんと出発当日まで、日程でごたごたしたのは初めてですが、気持ちを切り替えるとします。
今回の旅は、当初から目的はアゼルバイジャン。
カスピ海から吹いてくる風を、思いっきり吸ってくるとしましょう。
では、間違えないように、成田空港に向けて出発!