リムジンバスは、雨の中1時間で空港まで運んでくれました。
深夜も稼動しているヘイダル・アリエフ国際空港にあわせて、24時間運行している便利なリムジンバスでした。
バクー ヘイダル・アリエフ国際空港のひととき
背中の荷物をキャリー仕様にして、中に入ります。
チェックインまで時間があります。
で、写真撮ってたら、警察の人が来て注意。
やさしい表情で「Show me」
モニタをみせると、OKといって去っていきました。
たぶん、私がカメラを向けた方向に、セキュリティチェックがあったので、それが映っていないかどうか確認しにきたんでしょう。
空港は、撮影禁止のはずです。現地の人の心情を逆なでするようなことはやめましょう。
プライオリティパスが使える「Salam Lounge」
なので、ロビーにいても仕方なく、プライオリティパスのラウンジをさがしました。
カウンターの一番右端の奥に、ラウンジがありました。
それこそ、カタール航空のチェックインカウンターのすぐ横です。
名前は「Salam Lounge」
できたばっかりという感じで、とても綺麗。
ところが、残念なことにシャワーは設置されておらず。
なぜか、一人もいない。
プライオリティパスが使えるラウンジは、何度も利用していますが、私1人というのははじめて。
ビールいただいちゃいました。タダだからね(笑)
たった1人だけのラウンジって、逆に居心地がわるいもの。
ビール1杯で、早々に退散。
ちょうど、カタール航空のチェックインがはじまってました。
ホテルのwifiでオンラインチェックインを済ませてましたが、前方がつっかえていて、結局待ちます。
それでも、オンラインチェックはやっておいた方がいい。
というのは、席を選ぶ際に、同じ窓際を選ぶにしても、隣が空席のシートを狙えるから。
それも、通路側の席が埋まっている窓際を狙うのが最適。
つまり、私の予約が入った時点で◆◇◆という状況になるはず。
人間の心情として、他にあいている席があれば、わざわざ、両サイドが埋まってる真ん中の席を取りに来ないでしょう。
この方法で、2席分のスペースをゲットしたフライトが何回もあります。
オール窓際、予定通り。
プライオリティパス利用可のラウンジは、出国後エリアにもあるそうなので、イミグレを通過。
来るときは、飛行機から降り立って、ビザの取得やらで印象が薄かったですが、なんかすごい高級な雰囲気なコンコースです。
さっきのことがあるので、警備員に断ってから、シャッターを切っています。
重要施設が映らなければ、大丈夫だよね。
この、おむすび型の店舗には、意味があるのかな?
これは、仮眠シートですね。
これなら、深夜到着でも大丈夫だね。
ほんとに、アゼルバイジャン、そしてバクーは発展し続けているようです。
数年後に来たら、もっとすごくなってるかな。
ビジネスクラスのラウンジを、プライオリティパスユーザは利用できるみたいです。
行ってみましょう。
ここも、シャワーはありませんでした。残念・・
今回の旅は冬だったけど、夏はとても暑いと聞いてます。
シャワーの需要は、間違いなくあると思うんだけど。
ワインとおつまみをいただきました。優雅な気分です。
バクーのヘイダル・アリエフ国際空港は、最高の空港です(^^)v
カタール航空 バクー ⇒ ドーハ
ドーハ行きのゲートは8。
ゲート12では、バグダッド行きがボーディング開始。
バグダッドか・・・
人生あるうちに、行けるだろうか・・
ドーハ行きも搭乗開始。
目論見どおり、隣席は空席。
バクーにお別れ。
楽しかった思い出をありがとう!
機体は、カスピ海上空を、ひたすら南下。
離陸から30分ほどで、イラン・テヘラン上空を通過。
沢木耕太郎さんがおっしゃってるように、テヘランは光の海でした。
ちょうどそこへ、夕食が配られます。
イスファハーンの街の光を眺めながらいただく機内食は、格別です。
そして、平らな砂漠に現れる光の海はドーハ。
3時間のフライトで、季節は冬から夏へ。
外気温は25度とのこと。
たしかに、むっとする湿っぽい空気。
そもそも、飛行ルートが同じだからって、カタールとアゼルバイジャンの両国を観光しようってのは、間違いだったかな。
気温5度と25度じゃ、体に変調をきたしかねません。
ハマド国際空港「Al Maha Lounge」で浴びるシャワー
さて、生涯4たび目にした、ハマド国際空港のクマちゃん。
クマちゃんへの挨拶もそこそこに、ラウンジを探します。
2時間のトランスファーですが、シャワーを浴びる時間くらいあるでしょう。
プライオリティパスが使えるラウンジは「Al Maha Lounge」。
クマちゃんのすぐ隣に、案内ボードがありました。
ところが、行ったり来たりしてもなかなかたどり着けない・・・
よくよくボードを見ると、エスカレータではなく、エレベータじゃん(笑)
このラウンジは、さすがにシャワーがありました。
でも、同じことを考える人が多いらしく満室。
空くのを並んで待っていようと思ったら、シャワールームのボーイが、「リビングで待ってろ。呼んでやる。」のしぐさ。親切なボーイです。
さて、ソファに腰かけて待つこと10分。ボーイが呼びに来てくれました。
シャワールームそのものは、とても狭く、ドライヤーもなかったですが(ドライヤーは預け荷物の中・・)、熱いシャワーはとても快適。
ひゃあ、気持ちいい、生きかえりました(^^)v
親切なボーイに、ユーロ紙幣でチップを渡します。ありがとう!
シャワー後、ラウンジで休憩しようと思いましたが、ここは中東きってのハブ空港。
バクーの時のようにはいかず、ざわざわしてます。
おまけに、成田行きに接続しているので当たり前ですが、欧州方面からと思われる日本人客も目立ちます。
長居する必要もないので、シャワーだけで、すぐに退散しました。
↓これは、日本人が映らないように撮った写真です。
カタール航空 ドーハ ⇒ 成田
成田行き、無事にボーディング開始。
なんとラッキー!
隣席がまたも空席であるだけでなく、前席がないシート。
ビジネスクラス並みの居住じゃないですか!(^^)!
フライトとほぼ同時に配られるメニュー。
これを選ぶのが楽しみなんだよなあ。
リンゴとレーズンのブレックファストバーなんてのが、目に入ったのでオーダーすると、
「ソーリー、ブレックファスト。」
メニューにも、ブレックファストとあるじゃないですか、とんだ恥をかきました(笑)
でも、今は、現地時間朝の3時半。
ブレックファストでもいいと思うんだけど・・
おいしいチキン料理で、幸せを感じます。
今回の旅は、いつもそう思うけど、運がいいよな・・ 素直に、旅の神様に感謝。
機体は、イランからまもなくパキスタン上空へ。
パキスタンも、人生あるうちに、行ける日が来るでしょうか?
戦場カメラマンにでもならないと無理かな・・
ぐっすり眠って、機は上海上空。2度目の機内食が配られてます。
リンゴとレーズン・・・ は売り切れ。
ジャスミンライスをオーダー。とてもおいしかったです。
この機内食が、事実上の今年最後の海外一人旅かな・・・
今年は、ほんとによく出かけました。われながら思う。
2017年の旅は、海外渡航合計10回、滞在日数40日。いずれも2016年を上回りました。
総フライト距離、おそらく8万マイル以上・・
ほんとに、いろんなことがありました。しかし、いいことしかありませんでした。
旅先での出来事は、その瞬間は疫病神のように思えても、時とともに、すべて財産に変わるんです。
来年は、どんなことがあるんでしょうか。
とにかく、無事に終わった2017年の旅に感謝です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。