【エチオピア航空】アディスアベバ・ボレ空港の一風変わったトランジットを体験

アディスアベバはアフリカ大陸エチオピアの首都。

一般の方にとっては、アフリカ大陸の地図を思い浮かべて、「ああ、そんな国があったかな」と感じる ぐらいだと思います。

ところが、私のような弾丸旅行者にとっては、まさにアフリカ大陸を股にかけるための重要拠点。

エチオピア航空が成田とアディスアベバ間を直行便で結んでいてくれるので、ここをトランジットとして、アフリカ大陸各地に効率よく飛べるんです。

エチオピア航空の主なフライトルート

行き先

フライトスケジュール

(すべてアディスアベバで乗継)

アディスアベバでの

乗り継ぎ時間

チケット代

(往復)

ナイロビ 成田20:40 ⇒ ナイロビ10:25

55分

155,813円

ケープタウン 成田20:40 ⇒ ケープタウン13:45 55分 181,929円
ヨハネスブルグ 成田20:40 ⇒ ヨハネスブルグ13:05 1時間20分 140,698円
アクラ 成田20:40 ⇒ アクラ11:20 1時間20分 201,815円
ダルエスサラーム 成田20:40 ⇒ ダルエスサラーム12:35 1時間25分 177,881円

※上記フライトは、すべてソウルでのトランスファーあり。2020年3月現在。

この通り、成田を夜に出て、翌日の昼前後にアフリカ各地に到着しちゃうなんてすごいと思いませんか。

それができるのは、アディスアベバでの乗継時間。

ふつうなら、ちょっと躊躇するような時間ですが、エチオピア航空は見事に接続させています。

エチオピア航空も、その辺は心得ていて、オフィシャルサイトに、最低必要な乗継時間を掲載しています。

Minimum Connecting Time | Ethiopian Airlines

 

ちょっと変わったアディスアベバ・ボレ空港の乗り継ぎ

ほかの空港でもこのようなトランジットがあるのかないのかわかりませんが、実際にこのボレ空港でトランジットした際に面白い体験をしたので紹介します。

 

その時私は、成田からソウル経由でアディスアベバ行き便に乗ってました。

飛行ルートと時計を照らし合わせると、約 20分ほどの遅れ。

このときは、アディスアベバで45分の乗り継ぎで、ケープタウンへ向かう予定。

45分の乗り継ぎ時間しかないのに、20分遅れてるので、ドキドキしながらランディングです。

タラップの下で待つスタッフ

なむさん、とばかりにタラップを降ります。すると・・・

タラップの下に、ちゃんと乗り継ぎ専用のスタッフが数人いて、搭乗客をちゃんとさばいてるではありませんか。

「ナイロビ!ヘイ、あっちだ!」「ヨハネスブルグ!プリーズウエイト!」みたいに。

これには感心しました。

これなら、絶対、お客は迷いませんよ。

乗り継ぎ客を、コンコースに入れずに、そのまま機体から機体へ移すトランジットを、私は生まれて初めて体験しました。

ケープタウン行きの案内も来て、無事に搭乗。

おかげで、乗り遅れることもなく、キリマンジャロを空から見下ろす楽しいフライトになりました。

トランジットの楽しみは、乗継時間を利用した空港コンコースの散策だったりもします。

でも、ボレ国際空港&エチオピア航空のように、徹底的に効率を追求する航空会社があってもいいですね。

美味しいエチオピア航空の機内食

ちなみに、蛇足ですが、エチオピア航空の機内食、成田からケープタウンまで4回出ましたよ。

 

2回目の豆腐は、ちょっと外しましたが、最初のサーモンや最後のビーフは最高。

赤ワインも美味しかったし、エチオピア航空は私の好きな航空会社です。

ちょっと、チケット代が高いのが玉に傷なんですけどね(笑)

 

エチオピア航空の搭乗記もどうぞ