バンコクの街を時計回りに半周したような本日の行動。
そして、鐘を鳴らしながら登る「ワット・サケット」を、降りたところで夕方17時。
これから、チャオプラヤ川に沿う「ワットアルン」や「ワットプラケオ」の夕暮れ時の表情を眺めつつ、カオサン通りのホテルに戻りたいと思います。
うまくいけばライトアップされてるかも。ルートはこんな感じです。
陽の傾きかけた「サオ・チン・チャー」へ
ワット・サケットの正門前には、観光客目当てのトゥクトゥクやタクシーがいっぱい並んでました。
私は、目もくれず、西日の方角に向かって歩き出します。
運河の向こうに映るモスクのようなビル。
少し歩いて出くわしたのが「サオ・チン・チャー」というモニュメント。
これは、なんと大ブランコ。
日本人からすると鳥居を連想しますが、かつては本当にブランコがぶら下がり、人も乗っていたらしい。
相次ぐ事故で、ブランコは取りやめになったみたいですが、ヒンズー教の象徴として建てられた柱をバックに、みなさん記念撮影してました。
「サオ・チン・チャー」の前には、「ワット・スタット」。
ラーマ1世が建立した巨大な仏像があるそうですが、今回は割愛。
その代わり、大ブランコの周囲のロータリーの様子を観察します。
寺院の散策も面白いけど、モニュメントの周りに集まるタイ人の動態を眺めるのも面白い。
夕日の映える「タイ王国 国防省」
では、陽が完全に落ちきる前に西へ進みましょう。
前方には、王宮「ワットプラケオ」が見えています。
その手前に見えるのは、タイ王国の国防省。
これは、素晴らしく威厳のある建物です。
タイは、成人男性に兵役義務がある国。その徴兵は、なんとくじ引きで行われるらしい。
その確率は、志願者の数などによって年度ごとに変わるそうですが、だいたい5人に1人の確率だとか。
兵役を望む者、逃れたい者。家庭事情などによって、それぞれらしい・・・
そんな事情を知ると、夕日を反射する国防省の建物、およびその前を通り過ぎるトゥクトゥクに乗った若者たちを見る目も変わってきます。
赤く染まる「ワットポー」の空&「ワットアルン」のシルエット
昨日の朝、タイ入国直後に歩いたサナームチャイ通り。
そこを「ワットポー」のわきを通って、チャオプラヤ川の河畔へ。
このぶんなら、チャオプラヤ川の対岸にある「ワットアルン」のシルエットを、うまく拝めるでしょう。
そのつもりで、太陽が沈んでしまう前に川岸へ行きたいと、一生懸命歩きました。
すると、なんとしたことか、グーグルマップに示された、「ワットアルン」パブリックビューポイントは工事中・・・
こんな絵しかとれません・・
少し離れて、ようやくこんな感じ。
これには、大勢の外国人観光客もがっかりの様子。
ま、明日は、「ワットアルン」そのものに、ご挨拶に行くつもりだからね、仕方ないか(^^)
夕闇に浮かび上がる「ワットプラケオ」&「ナープララーン通り」
陽も沈んだ、王宮ワットプラケオの周囲。
城壁には、ライトアップが施されています。
このへん、たしか大学があるんだよね。
オシャレな建物が並んでました。
ナープララーン通り。
あまりケバケバしさを感じない、控えめな装飾。
旅先でむかえる夕暮れ。久しぶりにこの快感を味わいます。
夕暮れなのに、家に帰らなくてもいいという、この解き放たれたような感覚。
永遠のトラベラーでありたいな・・・
ナープララーン通りの柳のライトアップの下を歩きながら、ふとそんなことを考えます。
今回、実はカメラをホテルに置いてきている。全部スマホで撮ってます(^^)
昨今のスマホの性能にも、本当に舌を巻きます。
Iphone14proですが、アップル自慢のアップル・プロRowは使ってません。
ほぼ、JPEG撮って出し。
それでいて、この暗所性能ならば、もう私の愛機キャノン6Ⅾフルサイズの出番はないですね。
前国王のラーマ9世の表情もくっきりと。
美しいワットプラケオのライトアップに、みなさん記念撮影です。
1日が終わりました。
さすがに疲れた・・カオサン通りに戻って、屋台で夕食ですね。