チリひとつ落ちてない大理石寺院「ワット・ベーンチャマボピット」【バンコク旅行記 #17】

バンコクひとり旅、3日目の朝。2023年1月2日。

今夜の便で帰国です。

深夜便で帰国するなら、もう1日いて、1月4日の早朝羽田着で、そのまま出勤という作戦もあるけど、さすがに仕事始めの日に遅刻はできないよね・・・

このあたりは、サラリーマンの辛いとこだけど、リハビリも必要だよ。

このコロナ禍3年間で、私も多少エラくなっちゃって、週明けには必ず会議が入ってる。

帰国してそのまま出勤なんてワイルドなこと、もうできないかも(^^)

バスでカオサン近くの寺院「ワット・ベーンチャマボピット」へ

立地最高だったホテル「Ⅾ&Ⅾ」をチェックアウト。

夕方には、カオサン通りを出るS1バスでスワンナプーム空港へ向かうつもりで、荷物を預けます。

デポジットの500バーツが返ってきて得した気分。

 

ホテルを出ると、カオサン通りは水びだし。

スコール?かと思ったけど、散水車が水を撒いて清掃しているのでした。

毎日ご苦労様です。

そして、バス停へ。すっかりバスの乗り方覚えてしまうと、すごく楽しいわバス旅。

てきとうに乗って、バンコク市内をぐるぐる回ってみたくなる。

ただ、行先告げるのが一苦労。

「ワット・ベーンチャマボピット」なんて、ただでさえ言いにくいのに、私の発音が合ってない。

根気よく聞いてくれるおじいさん車掌に、最後はグーグルマップを見せます。

ところで、手がボロボロです。

いちおう、バスに乗るたびに、アルコール消毒をするから。

さすがにこれやっておかないと、万一熱なんて出ようものなら、飛行機に乗れなくなる恐れが。

親切なおじいちゃん車掌。最寄りのバス停が近づくと、教えてくれました。

「コープクンカップ!」

ちなみに、カオサン通りからここに来るにはいろんなバスがあります。

私が乗ったのは509番バスでした。

そして、路地裏を歩いて、目指す「ワット・ベーンチャマボピット」へ。

私はバスに乗りましたが、カオサン通りから徒歩30分と、歩けない距離ではありません。

ここかな・・昨日は、ワットパクナムの場所を間違えてるので、若干トラウマが。

清楚な公園のような「ワット・ベーンチャマボピット」の境内

裏から入ってしまったようだけど、幸せそうな表情の仏様が出迎えてくれたので、間違いなさそうです。

それにしても、悩みひとつないといういい顔してるわ・・うらやましい。

ところで、このお寺は「大理石寺院」としても有名のようですが、どこに大理石があるのかな・・

と考えながら、清楚な公園のような境内を散策します。

突然、吹き上がる噴水。

噴水あり、庭園あり。仏教寺院でありながら、ヨーロッパやペルシャの寺院のようです。

広場には鐘。何時に鳴らすのだろう?

でも、この屋根のかたちは、間違いなくタイの仏教寺院です。

チリひとつ落ちてない大理石

どうやら、私はほんとに裏口から入ってしまったようでした。

チケットは買わなくていいのかな・・・

 

靴を脱いで礼拝堂にあがると、そこには素晴らしい大理石のモザイクが。

イタリア産の大理石を使用したヨーロッパの建築様式。

納骨されているラーマ5世の趣向とのこと。

2023年もはじまったばかり。せっかくなので、私もお祈りさせていただきました。

礼拝堂の奥には、中庭が。

こちらにも、大理石が敷きつめられてました。

チリひとつ落ちてません。

タイの寺院はいくつか回りましたが、清楚さという点ではぴか一です。

そして、タイの寺院を回って、境内を独り占めできたのもはじめてだ。

はだしで歩き回る寺院といえばミャンマーの寺院を思い出すけど・・

はだしで寺院の境内を歩くのは、何年ぶりだろう?

本日のバンコクは、まだ午前中ということもあって、日差しは柔らかい。

はだしで歩いても、足の裏を火傷することはありません。

柱ひとつひとつに施された金細工。

これも美しい。

時間がたって、拝観者も増えてきました。

洋の東西を問わず(って、タイだって東に属するとは思うけど・・)、神社仏閣歩きはとても楽しい。

大理石は、清掃が行き届いてこそ映えるもの。

お寺の住職さんの、日々のご活動に頭が下がります。

帰ろうとして、ふたたび礼拝堂の中を通ったら、礼拝時間なのか、タイの人たちでにぎわってました。

ブルーの壁面を背にした仏像が、誇らしげに見えました。

外に出ると、本日も高い太陽。暑くなりそうです。

大理石寺院の「ワット・ベーンチャマボピット」でした。

今回の年末年始バンコク2泊5日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。