タイで最も高い場所 超高層ビル「キングパワーマハナコン」からの眺め【バンコク旅行記 #21】

2023年1月2日15時。

本年のスタートを飾る弾丸海外一人旅も、まもなく終焉。

本日夜のANA便で帰国します。

というわけで、バンコク最後の観光は、バンコクで最も高い場所から街並みを見下ろしてみよう!

と、「キングパワーマハナコン(King Power MahaNakhon)」へ向かいます。

「キングパワーマハナコン(King Power MahaNakhon)」とは

「キングパワーマハナコン」とは、2016年に完成した当時タイで最も高い建築物。

修行僧の方も記念撮影するほどの人気スポットのようです。

こまかい話をすると、2018年の11月に、さきほど訪れた「アイコンサイアム」の居住エリア「マグノリアス・ウォーターフロント・レジデンス・アイコンサイアム」が完成し、タイで最も高いビルという称号は譲っています。

しかし、キングパワーマハナコンは314m。

アイコンサイアムのレジデンスは318m。

レジデンスに屋上があるかどうかはわかりませんが、人間が立つ展望台としては、キングパワーマハナコンの「マハナコン・スカイウォーク」がタイで最も高い場所と言えるでしょう。

なんか、適当に解釈してるかも(^^)

先月登った「あべのハルカス」よりも14m高いんだな、などという予備知識を簡単に詰め込んで、BTSに乗り込みます。

場所は、ここになります。スワンナプーム空港へも、乗り換え1回で行けるロケーション。

アイコンサイアムのシャトルボートからアプローチする私は、BTSのSaphan Taksin駅からBTSに乗り込みました。

タワーが左端に見えてますね。

1月2日のBTSの車内。

そして、Chong Nonsi駅で降ります。

駅の前には、キングパワーマハナコンが立ちはだかってました。

ルービックキューブを連想させる独創的な建築ですね。

980バーツのチケットをゲット

さて、いちおう仏塔に拝んでからビルの中へ。

BTSの駅からエントリーすると、道順はわかりやすい。

キングパワーマハナコンの構成は、

  • 1~4F      免税店やショップなど
  • 1~18F      ホテル
  • 23〜73F    住居(ザ・リッツ・カールトン・レジデンス)
  • 74~75F &78F   マハナコンスカイウォーク

住居部分は調べてみると、賃料月額12万バーツ(48万円)から。(2023年1月)

50万円なら、プチセレブが住みそうですね。

私も1カ月くらいなら借りれるかな・・・1泊1.6万円と考えれば(^^)

1か月で貸してくれるわけないだろ、ってチケット売り場に並びます。

たしか、3種類くらいありましたが、私はオーソドックスにスカイウォークを歩けるチケットを所望。

ワンドリンク付きで980バーツ(3,920円)でした。

エレベータへ。持ち物検査が厳しいと聞いてたけど、カメラバッグも開けられずにスルーです。

そして、このエレベータが速い速い。50秒で最上階まで連れて行ってくれます。

300mを50秒だから、秒速6mですか・・・

乗ってる間も、いろんな趣向が。

74階屋内展望回廊からの眺め

エレベータを降りると、絶景が待ってました。

これは、感動しますよ・・・

フロアもけっこう広く、四方を眺められるようです。

この演出は、高所恐怖症の人はビビるだろうな。

チャオプラヤ川が蛇行する様子が手に取るようにわかりますね。

高いところは楽しいなぁ。

つぶさにみていくと、ビル群に押しつぶされそうになりながら、ひっそりと構える寺院の姿がいじらしい。

北西の方角がもっとも寺院が多いかな。

北東、すなわち都心の方角はビルだらけ。

急カーブを描くBTS。なんか、バンコク住んでみたくなる。

小さなお子さんも喜んでます。

地上300mからの便りですか。

西の空・・・この先にはインドが・・そんな妄想も。

こちらは南。

すごいな、撮ってるこっちが映り込みそうなくらい反射してる窓。

鳥がぶつかりそう・・

南東の方角。あの立派な橋は「ラマ9世橋」かな。それとも「ブーミポン橋」?

バンコクの人口が600万人弱ですもんね。ビルが立ち並ぶ光景に圧倒されます。

ちょっと望遠気味に撮ると、ビルで視界がふさがれます。

建築中のビルも多いんだな、ということもわかります。めざせ、アフターコロナかな。

マンションの屋上にモスク。ムスリム専用の住居だったりして。

広角で撮ると豪快だ。いつまでも眺めていたいですね。

マハナコンタワーのミニチュア。

休憩所もあります。ところで、私の持っていたチケットのワンドリンクは、この時点で飲んでおかないと無効になります(^^)

私は、それを知らずに、このあと最上階へ行ってしまいましたw

最上階グラストレイの上を・・・歩けなかった

では、いよいよ78階の最上階へ。

おお、ルーフトップな分だけ迫力があります。

これは、気持ちよさそう。

ところで、このルーフトップへ上がる際、靴を覆う袋をもらいました。

このグラストレイの上を歩くためです。ちなみに、このエリアには、カメラもスマホも持ち込み禁止。

それは、ひょっとして、落としたら割れるかも・・って、ことですか?

すごい度胸だ・・みなさん。私にはできない。

歩いている人も、下を見てない人がほとんど。コワいのは私だけでないことがわかって少し安心。

高いところがメシより好きって方は、挑戦しがいのある場所です(^^)

地上314mの高さから見下ろすバンコクの街

では、地上314m、もっとも高いところを堪能しましょう。

この上ですね。あべのハルカスよりも14m高い場所。

ガラスがない分だけ、透き通って見えます。

南側の景色。考えてみれば、バンコクの南側って、歩いたことなかったな。

ちょっと望遠にしてみると、なんか工業地帯があるのかな。

こっちは、さきほど訪れた「アイコンサイアム」。

高さは、あっちのほうが4m高いのか・・シャクだw

チャオプラヤ川を行き交う水上船がかわいらしい。

高いところは気持ちいいね。

夜は夜景がすごいんだろうけど、夜じゃないところがまたいいんですよ。

夜景だと、すべてが美しく見えちゃうからね。

この、化粧っ気のないバンコクの街の素顔を私は見たかった。

このはるか南には、タイランド湾。

距離は25㎞ぐらいなので、見えるかな・・と思ったけど、無理でした。

何時間いてもあきない場所です。

とはいうものの、帰国の時間が迫ってきてしまった。

そろそろ降りましょう。高所恐怖症の人だと、ここを歩くだけでもヤバいかも(^^)

74階へのエレベータがなかなか来なかったので、あるいて74階へ。

滞在時間約1時間。費用約4,000円。

大満足のバンコクの名所「キングパワーマハナコン」でした。

今回の年末年始バンコク2泊5日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。